足売りババア

【名前】 足売りババア
【読み方】 ありうちばばあ
【種族】 怪異
【登場巻】 ルート3 第5話

【詳細】

ルート3の第5話に登場した怪異。

見た目は風呂敷を抱えた小柄な婆さんだが、通行人に「足いらんかね?」と問いかけ、
「いらない」と答えた者の足を切断し風呂敷に詰め込んで去っていくという怪異。
作中では深沢・良雄が被害にあった。

抗議した深沢に対し、「ワレ足いらんゆーたやんけえ!!」とガチ切れしており、
そもそも彼が足を要らないといったのは自分の足があるから必要ないということで、決して自分の足が必要ないというわけではなかった。
紛らわしいが「足いるか?」というのは足を売りつけようとしているわけではなく、「足の要否」を尋ねているので、怪異名の足売りババアというのは正しくない。

結局深沢は(マンガ)ゾンビであったことから特に命に別状無く普通に万魔殿学園に登校してきており、足売ババアについての由来を長々と語る光前寺・保由に対し、
揶揄してきた芥川・千尋御附子倉・麻姫に対して適当に「実は子供に足を切断されたムカデが正体」と告げてしまったことで、怪異としての性質に「正体がムカデ」という情報が加わった存在になる。

二ツ岩・魔魅のところに出現するも、少年扱いされたことと当時久木・初音と喧嘩中で虫の居所が悪い彼女に「初音のところにでも行けばいい」と言われたことでターゲットを初音に変更。
その場から煙のように姿を消し、保由と帰宅途中だった初音の元に現れる。
予想外の状況に陥り混乱する保由からいくつかの質問されるもろくに答えなかったが、「どこから来たのか?」という問に対してのみ「カシマ」と応えると巨大なムカデの化け物に変身し彼女らに襲いかかる。

自分が適当にでっち上げた設定が本当に起きたことでますます混乱する保由だったが、百足退治の故事にならい、自分のつばでムカデよけの札を書き上げることで撃退を試みるも失敗したとこへ、
初音を巻き込んでしまった罪悪感から必死に走ってきた魔魅に突撃されさらに大騒ぎに。

結果、魔魅の突撃も撃退に至らなかったものの、その場へ下校途中の男子生徒達が現れ、そこに被害にあった深沢もいたことで初音のアドバイスを受け「足は要る」と答えた彼に足をくっつけその場から立ち去った。

彼の足ではなかったが。

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最終更新:2020年12月04日 00:58