「提灯ジャック」

「ハッピーハロウィン!」

【名前】 「提灯ジャック」
【読み方】 ジャック・オー・ランタン
【種族】 妖精
【召喚者】 アブラアム・トゥルビヨン
【対応時間】 午後10時31分
【登場巻】 妖精学者の夏時間 第3話

【人物】

オーバーオールを着用した蕪の頭を持つ妖精?

名前からもわかるように、ジャック・オー・ランタンそのものと思われる。
「スティンギー・ジャック」と教授から呼ばれていた。スティンギーとは悪臭を意味するスラング英語。
酒を口に含むことで地獄の炎を吐き出すことが出来る。
となると酒臭い、ということだろうか。酒臭いジャック、とか。

今でこそかぼちゃがよく使われるように成ったが、、ジャック・オー・ランタンとはアイルランドやスコットランド地方に伝わる鬼火のような存在のことであり、
「ランタン持ちの男」を意味し、脇道や湿地などに現れ、旅人を迷わせて災厄をもたらす存在とされる。
ウィル・オー・ザ・ウィスプ」と呼ばれるのはイギリス地方。

日本ではハロウィンにカボチャをくり抜いてランタンを作るが、本来は蕪を利用したもので現在のようなカボチャを使うようになったのは、
アイランド人がアメリカに移民した際に、アメリカで生産量の多かったカボチャのランタンに変化したと言われている。

ハロウィンイベントの定着に伴い、様々な媒体でジャックオーランタンはキャラクターとして描かれているが、
カボチャ頭の男性である場合が多い。

妖精学者の夏時間に初登場となる「提灯ジャック」は酒瓶を抱えた蕪頭の大男。
よく見ると蕪をの仮面を被っているようなデザインに成っている。
名前が「鉄枷ジャック」に近く、デザインもなんとなくそれを思わせるものだが、伝承上両者に関係性はない。
なお教授の契約している妖精に「愚かな火」【ウィル・オー・ザ・ウィスプ】がいるが、上記の通り、ジャック・オー・ランタンのイギリス地方における呼び名。
「愚かな火」の召喚呪文にジャック・オー・ランタンの名前が登場するが、この存在との関係性は不明。

召喚呪文は「二度も悪魔を欺いた酔っぱらいの鍛冶屋は、週末を見越して悔い改めない!」
対価は「飲み代の支払い」。
教授が契約する妖精達の中では珍しく、分刻みでの時間設定が行われている。
恐らくハロウィンが10月31日に行われることが由来。

「ビルヴィス」が切り落とした枝で動きを封じられたカッティー・ダイヤに地獄の炎を吹き付け燃やすために召喚された。

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最終更新:2020年11月12日 20:15