耳かじり女

【名前】	耳かじり女
【読み方】	みみかじりおんな
【種族】	怪異
【登場巻】	ルート3　第2巻

【詳細】

帰宅中の久木・初音と二ツ岩・魔魅の前に現れた女性型の怪異と思われる存在。

ピアスホールを開けることに失敗し、視神経を引きちぎったことから目が見えなくなった女性が鬼女となり、ピアスをしている者を妬んで襲うようになった…という都市伝説。

虚ろな目をした巨大な頭部を持つ若い女性の姿をしているが、都市伝説にあるようにピアスをしている人間を狙い、その耳をかじり取ろうとする。
明らかに一般女性ではない身体能力を持つ上に、人一人の頭なら一口で飲み込んでしまえそうなほど大きな口はコンクリートの外壁をも一撃で大きく噛み砕く。

初音をターゲットに襲いかかるが、突然乱入してきた白影にボコボコに打ちのめされたあげく、媒介になっているらしきピアスを噛み砕かれて白影の吐き出す炎に燃やされ跡形もなく消滅した。

この怪異らしき存在は、その日初音の机に入れられていたピアスに反応して現れたと思われるが、
誰が何のために彼女の机にピアス入の箱を入れたのかは定かではない。
またこの怪異は光前寺・保由のいない初音らの帰宅中、ピアスの入った箱を開けた瞬間に出現している。

第11話「嫌リング↓」では初音の机にピアスを入れたのは万魔殿学園の女子生徒らしき描写があるが、第10話「ハーフリンク↓」に登場した謎の女子生徒との因果関係は不明。
簡単に考えるのならば、下半身を奪わせずマキビシ等で自分を苦しめた初音に対しての、その女子生徒の嫌がらせとも思える（ピンポイントに初音の席だったのも、第10話で初音が忘れ物を探す様子を見ていたからわかったとも取れる）。

ちなみにイヤリングのデザインはハートマーク・ダイヤ・ハートマークを縦に並べたデザインだが初音には可愛くないと大変に不評。
母親に上げるつもりだったようだが、保由の都市伝説講座を聞いた後に一度は捨てたものを気を利かせた魔魅が拾い上げて下校中再び彼女に渡し、箱を開いたことに反応したと見られる。

この怪異を撃退したのは魔魅のライバル？の白影だが、その意外な戦闘力の高さが判明するとともに、謎の包帯男に協力しているらしいこの猫が何故初音達を救ったのかという謎も生み出している。
更に言うなれば、何者かが初音の席にピアスケースを入れる様子をこの猫も目撃していたわけで…

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