悪魔

【用語名】 悪魔
【読み方】 あくま

【詳細】

諸外国の伝承に伝わる”悪魔”。

主に俗に言うソロモン72柱とされ名前が知られる悪魔たちがみなぎ得一作品には登場する。

本来は魔界と呼ばれる異世界に存在し、間接的に人間達の住まう世界に干渉していたが大召喚が起こったため魔界が人間界と一体化してしまったことから人と共に生活することを余儀なくされている。

通常人間の姿を有しているがこれは魔界にいた時代、信者を通して人間達に自身の姿や能力を伝え振る舞わせた際の副産物と言え、本来住まう魔界ではない異世界に身を置くことになったため元々有する能力を十全に発揮できず、【リミッター】と呼ばれる「力に対する制限」と【ルール】と呼ばれる「行動に対する制限」が課せられている。

このため一般的な人間種及び亜人種よりは強大な力を発揮できるものの、公爵位の悪魔であっても超能力者に毛が生えた程度の力しか発揮できない。
かつては信者を通して信仰を集めることでより力を出せる環境を得ようとしていた悪魔であったが、逆に広めた内容が書物に記され多くの人の常識として知られ定着した影響で弱点、行動できる条件もまた知られてしまいそれに伴って則が悪魔の行動を縛り、本来は西洋で活動していた悪魔が認知度の低い日本(秀真の国)で活動しているため信者や信仰の乏しい環境下ゆえ”知られていない能力”を発揮できないという形で能力に軛が掛けられた状態となっている。

なお軛自体は軍団長、及び上位悪魔の手で外し魔界時代の本来の姿、本来の能力を発揮できるようになるが人間界にいる以上則そのものはどうにもならずサルガタナスは「夜は戦えない」、アガリアレプトは「見ることしか出来ない」という縛りを外すことが出来ない。

ある意味自分達が魔界に居た時代の行動が巡り巡って自らの重石となっているとも言え、そのおかげで現世はある程度の平和を表向き保てているとも言える。

なお十支王とも呼ばれる特に強大な力を持つ悪魔、神霊達には軛がかかっておらず、則もまたない模様。

かつては神霊だったが時代の流れによって悪魔として零落した者達もおりそういった元々は神だったプライドがあるため、秀真の国における動物神とも呼ばれる妖怪達、特に天宇受売命らが指揮する八卦守らに対する態度が悪く見下している節がある。

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最終更新:2025年05月28日 01:02