第6話

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06 ママが恋人?!

ママが恋人?!
話数 第6話
放送日 2009年5月19日
脚本 武藤 将吾
演出 佐藤 源太
  • トリックハート城』にやって来たは、千里に、家に帰って来て欲しいなら恋人のフリをしてくれるよう頼む。
  • 千里は代わりに風のガールフレンドたちに謝り、殴られたり、吹っ飛ばされたり、と散々な目にあう。
  • その隙に、風は千里の部屋である、『恐怖時計の部屋』を物色。
    ここに新造の遺産が隠されているらしく、も加わって探す。
  • は依頼主の家へ行き、アタッシュケースの中身のダイナマイトを使ってしまった事を謝る。
    しかし、そんなものは頼んでいない、と言われる。
  • 部屋で風を見つけた千里は、一緒に謝るのが筋だ、と批難。
    風は、新造の隠された裏の顔も知らないくせに、勘違いして母親ヅラするな、と言い返す。
  • 千里は城を飛び出しネットカフェへ。
    昔新造が、本当の自分は千里が考えているような人間じゃない、と言っていたことを思い出す。
  • 優はどちらが千里を迎えに行くか、智に勝負を持ちかける。
    智がマジックをしてタネを見破れるかどうか、という勝負らしいが、マジックを出来なくても智の負けらしい。
    結局千里を迎えに来たのは優で、二人で城へ帰ることに。
  • 戻った千里は、風に新造の隠された顔を暴くために遺産を探している、と言われ、一緒に探す事にする。
  • 暗号を解いてリビングを探していると、風のガールフレンドだというゲイが現れる。
    そして、風の婚約者ということになっている千里に危害を加えようとする。
  • 智がマジックでゲイの持っていたサーベルを消し、ゲイは降参。
  • アタッシュケースの本当の中身である高級カツラを探していた猛がやって来る。
    そして、ゲイのボブヘアーに目をつけ、無理矢理奪おうとするが、逆に投げ飛ばされる。
  • 猛がぶつかった際に柱の装飾が落ち、鍵穴が出て来た。
    風が恐怖時計の部屋で見つけた鍵を差し込むと、暖炉が動いて、隠し部屋が出現。
  • 隠し部屋で、自ら遺産だと言う『みらくるん2号』を見つける。
    しかし、千里は父・から呼び出しの電話が入って、出て行ってしまう。
  • 兄弟だけになったところで、時田が姿を現す。
    その時、『みらくるん2号』のお腹が開いて、兄弟それぞれの名前が書かれた巻き物が出て来る。
  • 1人だけ巻き物を取ろうとしない風に代わって、時田が読み上げると、そこには風が新造の実の息子だと書かれていた。
  • 父が自分を呼び出したのは時田に頼まれたからだと判り、千里は急いで城へ戻る。
    しかし、そこには兄弟たちの姿はなかった。

Story

トリックハート城』に現れたは、いきなり千里の頬にキスして、新しい彼女だと宣言。
千里が文句を言うと、家に帰って来て欲しいなら恋人のフリをしてくれるよう、取り引きを持ちかけられる。
どうやら、女性関係でトラブルが起こったらしい。
千里に気があるは反対するが、どうしても風に帰って来て欲しい千里は了承する。

はバイク便の会社へ行き、中身のダイナマイトを使ってしまったことを話そうとする。
しかし、依頼主は大物政治家で、無くしたら命はない、と言われ、結局言い出せなかった。

城では、千里が風の彼女に謝っていた。
風には27人も彼女がいるらしく、嫌がる千里をよそに、『大蔵風謝罪会見』が開かれる。
“私は風の許嫁です”と書かれたタスキをかけられ、ピンクのヘルメットをかぶせられた千里は、次々やってくる風のガールフレンドたちに吹っ飛ばされる。
殴られる千里の様子を外から覗いていた国土平次は、千里を助けようと城へ行くが、合言葉が言えずに井上さんに排除されてしまった。

その頃風は、千里の部屋を物色していた。
気付いたがやって来て、風の目的を指摘する。
風は新造の遺産を探す為に城へ戻って来たのだ。

智がサウナにいると、優も入って来た。
そして、智が読んでいた雑誌を見ると、表紙は優で、思いっきり落書きがされていた。
温泉騒動の時に、優が千里に抱きつかれていたことに、嫉妬しているようだ。
特集記事が「告白に成功する方法」だったので、優はもしかして千里に告白するつもりなのか、と尋ねる。
智が否定すると、優は、智の好きな娘の役をやってあげるから、練習してみよう、と言い出す。
熱の入った練習をしている最中に、ちょうど風のガールフレンド?の一人を追い掛けて来た千里が入って来て、抱き合っている二人を目撃。
完全に誤解してしまったらしい。

風と翔は、まだ千里の部屋で遺産を探していた。
遺産だといって配られた発明品は、解体すると、中に番号の付いたプレートがあったようだ。
それを兄弟の順番に並べて、飛行船の暗号と同じようにポケベル方式で解読すると、『時計の部屋を探せ』に。
それで風は、千里を追いやって、部屋を探していたのだ。
翔も慰謝料ではない別の目的で大金が要るらしく、必死に探している。

その頃猛は、まだ少し時間は早いものの、頼まれた場所へとアタッシュケースを持って行っていた。
そして、応対するSPに正直にダイナマイトを使ってしまったことを告白し、謝る。
しかしSPは、そんなものは頼んでいない、と言う。
実は、中身は響子によってすり替えられていたのだ。
井上さんの潜入によって、千里たちが温泉を掘り当てようとしている事を知った響子は、猛がサウナで寝込んだ隙に、アタッシュケースにダイナマイトを入れておいたのだ。
ボウリングをしながらその話を聞いた義男は、そんなことをして自分たちの企みがバレないか、と心配している。
そのすり替えた本物の中身はというと‥、すっかり返すのを忘れていたようだ。

千里はまだ風のガールフレンドたちに謝っている。
智と優も誤解を解こうと付いて来たらしいが、千里の誤解は深まる一方。
千里は、柔道が得意な風のガールフレンドに償うため、締め落とされてしまう。
気を失った千里を前に、智と優はどっちが人工呼吸をするかで喧嘩するが、そうこうするうちに、残念ながら千里の目は覚めてしまった。

中身が違うと言われ、訳が分らない猛は、とりあえず城へ戻る事に。
帰り道で、いじめられている小学生を見かける。
「お前の父ちゃん、ムショ暮らしー。」
猛は昔の自分を思い出し、その子を助けてあげた。

千里の謝罪会見は中止になったようで、間に合わなかった女性が看板を叩き割って帰って行く。
千里の部屋では、翔が、恐怖時計に挟まっていた鍵を発見する。
鍵には『裏に隠された真実を見よ』と書かれていた。
そこにやって来た千里は、風を見つけると、風も一緒に謝るのが筋だ、と文句を言う。
別にどうでもいい、といい加減な態度を取る風に、千里はますます怒る。
すると風は、勘違いして調子に乗られても困る、新造の裏に隠された本当の顔も知らないで、母親ヅラしてエゴを押し付けるような真似をするなよ、と冷たく言い放った。

千里は城を飛び出し、ネットカフェへ。
そこで国土たちに、風が『トリックハート城』に来た本当の目的は新造の遺産らしい、と聞かされる。
しかし、千里はすんなり納得出来ないようだ。
千里と風のやりとりを全て見ていた翔は、風に、何故千里にだけ辛く当たるのか、と尋ねる。
風は、自分は新造に全否定されたのにあの子は受け入れられたから、嫉妬しているんだろうな、と答えた。

一方、優は智の部屋へ行き、勝負を持ちかける。
智がマジックをして、優がタネを当てられたら優の勝ち、という勝負らしい。
勝った方が千里を迎えに行く、やらなければ自分が迎えに行く、と言って、智が再びマジックをするようにけしかけているようだ。

ネットカフェの千里は、新造のことを思い出していた。
新造は長男に手紙を書いているが、どんなふうに書いたら良いか分らない、と言う。
千里は思った通りに書けばいい、と言うが、自分と風との関係はそんなに簡単なものじゃない、と返されてしまった。
そして新造は、本当の自分は千里が考えているような人間じゃないんだ、と話す。

結局、ネットカフェに千里を迎えに来たのは優だった。
優は、『母親十カ条』をクリアする為に風と仲直りしなきゃ、そう言って千里に帰るよう言う。
そして、智ももう少しで変われそうだから、それを見ててあげて欲しい、と話す。
優は、智とちゃんと勝負して勝ちたいのだ。
とはいえ、ブリトニーに抱きつかれて、思わず悲鳴を上げる。
優もまだ、変わる努力の途中なのだ。

千里は優と共に城へ戻ると、風にどうして遺産を探しているのか、と尋ねた。
風は、遺産探しは大蔵新造の隠された顔を暴くためだ、と答える。
興味が有るか、と聞かれた千里は、自分も新造さんのことを知りたい、と答え、一緒に暗号を解読する事に。
翔が『裏に隠された真実を見よ』というヒントに閃いて発明品のプレートを外して裏返してみると、そこに新たな暗号が書いてあったのだ。
千里はその暗号、『愛』『愛』『得る』『得ぬ』『爺』『部位』という言葉が、アルファベットに変換出来る事に気付く。
並べ帰ると『LIVING』。
つまり、遺産はリビングに隠されていたのだ。

千里たちがリビングに隠された遺産を探していると、猛が智をつれてやって来た。
猛はアタッシュケースの本当の中身である、高級カツラを探しているのだ。
そこに、何故か風のガールフレンドのゲイが現れる。
なんと、まだ城を彷徨っていたようだ。
そのゲイ・チーコは思い込みが激しいらしく、風のフィアンセだというのも勝手に思い込んでいるだけらしい。
あんたさえいなければ風はわたしのもの、と言ってサーベルを取り出して千里に向け、危害を加えようとした。
すると智が、風と翔を押し退けて、チーコの前に立ちはだかった。
智は糸の付いたコインを取り出し、あなたの体は硬くなる‥、と催眠術をかける。
本当に動けなくなった!と思ったら、後ろから井上さんが羽交い締めにしていただけだったが、その隙に智は、チーコが持っていたサーベルに布をかぶせ、消してしまった。
一同感心。ファンタスティック!
優も負けまいとして、泣き出してしまったチーコを玄関まで送って行こう、と手を差し伸べた。
優が自分から手を‥、と千里は間違った感心をしている。
いや、相手男だから、と智の冷静な突っ込みが。
そこに、奥を探していて騒ぎを知らない猛が登場。
チーコのボブヘアーを見た猛は、カツラを返せ、と飛びかかって行った。
しかしマッチョなチーコにはかなわず、投げ飛ばされてしまった。
その騒ぎに乗じて、響子は返し忘れていたカツラをテーブルの上のオブジェに投げ、あんなところに高そうなカツラが、と言って誤魔化す。
カツラは無事発見されたが、千里は猛の額から血が出ていることに気付き、手当てをしようとする。
しかし智や明は、血の気が多いからちょうどいい、とからかい、じゃれあいに。
そんなみんなの姿を見て風は、あいつらのあんな顔見たことないな、と呟いた。
翔は、あのこのせいだよ、と千里に視線を送る。
不意に、千里が柱に鍵穴を見つけた。
さっき猛が投げ飛ばされてぶつかった時、鍵穴を隠していた装飾品が落ちたようだ。
遺産の隠し部屋と聞いて、猛、智、優、明の4人も驚く。
風は時計に挟まっていた鍵を取り出し、その鍵穴に鍵を差し込んだ。
すると、暖炉が動いて、隠し部屋への通路が出現した。
全部君のおかげってことか、と風が千里に話し掛けた。
ホントムカつく、と言いながらも、風は微笑んでいる。

みんなで中へ入ると、そこにあったのは『みらくるん』に良く似たロボット。
そのロボット・『みらくるん2号』は、自分が遺産だと話し出す。
兄弟たちが驚いていると、千里の携帯が鳴った。
父・からの呼び出しで、話しておかなきゃならないことがあるから、すぐに出て来い、と言う。
仕方なく、千里はその場を後にした。
すると、出て行く彼女を確認して、時田が兄弟の元に現れた。
翔は時田に、金はどこだ、と詰め寄る。
その時、『みらくるん2号』が、君たちはうそつきだ、と言い出した。

一方、千里はネットカフェの父の元へ。
仲間たちに取り押さえられている徹に、大事な話とは何かと尋ねるが、徹は下らない事を言うだけ。

城では、『みらくるん2号』の胴体が開き、中には兄弟それぞれの名前が書かれた巻き物が入っていた。
みんな自分の巻き物を手に取り開くが、風だけは取ろうとしない。
その様子を見た時田は、代わりに巻き物を取って読み上げる。
「長男、大蔵風。実の父親は、大蔵新造氏。」
それを聞いた兄弟たちの顔色が変わる。

ネットカフェの徹は、親衛隊たちの協力で、時田に頼まれて千里を呼び出したことを白状した。
千里は急いで城へと戻る。
しかし、リビングに居たのは、時田1人だった。
そして兄弟たちは全員出て行った、と千里に告げる。
何で?と聞く千里に、時田は、これが社長が望んでいたことだ、と言うが‥。

セリフ集

あの人は相当悪人だよ。
それこそ何人の人生を台無しにしてきたことか。
そんなことも知らないお子ちゃまが、
母親ヅラしてエゴをおしつけるような真似しないでよ。
 -大蔵風

君たちは、本当の姿を隠して生きている。
つらい過去から逃げて生きている君たちは、負け犬だ。
この城にいる資格は無い!
 - みらくるん2号


意見・感想など

  • 猛が子供の頃いじめられていたシーンのアレは、Dr.スランプ アラレちゃんですね(笑 - 管理人 2009-06-01 18:37:05

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