ルリ「有希姉、そろそろレイ姉の様子を見に行った方が・・
ガチャ
ルリ「ブッ-!!」
有希「水道の水とはいえ・・
レイ「コホッ!コホッ!お、お腹が空いたわ。ちょ、朝食の時間でしょう?」
ルリ「ええ。確かに。ですが・・
レイ「ま、まさか食べ物が遂に底を尽きたの?」
有希「今朝の分は確保した。だが、予断を許さない。」
ルリ「ええ。まあ確かに。って、な、何ですか?その顔は!?」
レイ「一晩かかって仕上げたら、何だか余計調子が悪くなって。」
有希「体温の上昇。心拍数の増加。咽頭部の炎症。典型的な風邪の症状。」
ルリ「ええ、確かにそうでしょうとも。あんな格好でブラブラしてれば当たり前です。
それより、そのカラーリング?ペインティング?は何ですか?まさか・・体中?」
レイ「少しでも早く元気になろうと。風水の本で、この配色が健康に良いって書いてあったから。」
有希「風水や占いを始めとする未来予測は、非科学的とされているが、統計学的見地からすれば、
あながち全くのデタラメとも言いきれない。」
ルリ「ええ。確かにそうかもしれませんね。でも、風邪には、おとなしく寝ているのが一番です。
自分の体の持つ自然治癒力こそが病気を治すんです!」
レイ「私は平気。変わりは・・
有希「記憶操作は得意。いざとなれば・・
ルリ「ええ・・確かに・・けど、私は今、ここに居るレイ姉がいいんです!
一体、レイ姉は治りたいんですか?治りたくないんですか?
治りたいなら、そう強く思って下さい。病は気からとも言うでしょう?」
レイ「ありがとう・・こんな時どんな顔をすれば・・
有希「唯、笑顔で。」
ルリ「ええ、確かに笑顔が一番です。さあ、それより、そのヘンテコな色を何とかしましょう。
そんなもの付けていたって、どうしょうもありません。」
レイ「やっぱりダメかしら?」
有希「ええ。確実に。」
ルリ(や、やっと気持ちが通じた!)
有希「耳の後ろ側、塗り残し。画竜点睛。」
ルリ「え~ん!え~ん!」
ガチャ
ルリ「ブッ-!!」
有希「水道の水とはいえ・・
レイ「コホッ!コホッ!お、お腹が空いたわ。ちょ、朝食の時間でしょう?」
ルリ「ええ。確かに。ですが・・
レイ「ま、まさか食べ物が遂に底を尽きたの?」
有希「今朝の分は確保した。だが、予断を許さない。」
ルリ「ええ。まあ確かに。って、な、何ですか?その顔は!?」
レイ「一晩かかって仕上げたら、何だか余計調子が悪くなって。」
有希「体温の上昇。心拍数の増加。咽頭部の炎症。典型的な風邪の症状。」
ルリ「ええ、確かにそうでしょうとも。あんな格好でブラブラしてれば当たり前です。
それより、そのカラーリング?ペインティング?は何ですか?まさか・・体中?」
レイ「少しでも早く元気になろうと。風水の本で、この配色が健康に良いって書いてあったから。」
有希「風水や占いを始めとする未来予測は、非科学的とされているが、統計学的見地からすれば、
あながち全くのデタラメとも言いきれない。」
ルリ「ええ。確かにそうかもしれませんね。でも、風邪には、おとなしく寝ているのが一番です。
自分の体の持つ自然治癒力こそが病気を治すんです!」
レイ「私は平気。変わりは・・
有希「記憶操作は得意。いざとなれば・・
ルリ「ええ・・確かに・・けど、私は今、ここに居るレイ姉がいいんです!
一体、レイ姉は治りたいんですか?治りたくないんですか?
治りたいなら、そう強く思って下さい。病は気からとも言うでしょう?」
レイ「ありがとう・・こんな時どんな顔をすれば・・
有希「唯、笑顔で。」
ルリ「ええ、確かに笑顔が一番です。さあ、それより、そのヘンテコな色を何とかしましょう。
そんなもの付けていたって、どうしょうもありません。」
レイ「やっぱりダメかしら?」
有希「ええ。確実に。」
ルリ(や、やっと気持ちが通じた!)
有希「耳の後ろ側、塗り残し。画竜点睛。」
ルリ「え~ん!え~ん!」