相田 ケンスケ(新世紀エヴァンゲリオン)
風間 信二(フルメタル・パニック!)
ウリバタケ セイヤ(機動戦艦ナデシコ)
情熱を間違った方向へかけている三人組
風間 信二(フルメタル・パニック!)
ウリバタケ セイヤ(機動戦艦ナデシコ)
情熱を間違った方向へかけている三人組
ウリバタケ「ふっふっふ、ようやく完成したぞ究極のフィギアがなぁ」
信二「こ、これは。千鳥さんにテスタロッサさん、長門さんに朝比奈さん」
ケンスケ「綾波や惣流、涼宮さんもある」
ウリバタケ「ふふふ、ルリルリやラピスちゃんの物もあるぞぁ」
三人で「あーはははは」と勝ちどきの声を上げていると、窓を突き破り何かが放り込まれる。
とたんに溢れ出す煙。
ウリバタケ「な、催涙ガスだと!? 一体誰が」
信二「ガスマスク、ガスマスクは何処!?」
ケンスケ「目が、鼻が、のどがー!?」
三人がどたんばたん暴れていると、入り口の扉が吹き飛ばされた。
信二「こ、これは。千鳥さんにテスタロッサさん、長門さんに朝比奈さん」
ケンスケ「綾波や惣流、涼宮さんもある」
ウリバタケ「ふふふ、ルリルリやラピスちゃんの物もあるぞぁ」
三人で「あーはははは」と勝ちどきの声を上げていると、窓を突き破り何かが放り込まれる。
とたんに溢れ出す煙。
ウリバタケ「な、催涙ガスだと!? 一体誰が」
信二「ガスマスク、ガスマスクは何処!?」
ケンスケ「目が、鼻が、のどがー!?」
三人がどたんばたん暴れていると、入り口の扉が吹き飛ばされた。
「扉の施錠が甘い、材質ももろすぎる。だから私達に気付かれる私達の進入を許す」
「全軍突撃、速やかに標的を制圧せよ!」
長門が扉をぶち破ると同時に、相良が部屋の中に駆け込みつつそう叫んだ。
全軍と言っても4人しか居ないわけだが、そんなことは部屋の中の3人には聞こえていないだろう。
部屋の中には相良が放り込んだ催涙ガスが充満しており、床にはフィギアが散らばっている。
ガスを吸わないために俺はガスマスクをつけている、結構息苦しいんだなこれ。
ちなみにマスクをつけているのは俺だけだ。
他の三人はこのガスの中平然と素顔を晒している、こいつらホントに人間なのだろうか?
相良は床に這い蹲っていた標的にスタンガンを押し当て、順に制圧していった。
相田と風間はすでに伸びているようだが、首謀者の姿が見えない。
相良は油断無く周囲を索敵しているが、俺はどうやら気がゆるんでいたようだ。
右手に何か音がしたと思ったら、ガスマスクとスタンロッドで武装した男に急襲された。
とっさによけたつもりだが、腕をスタンロッドで叩かれる。
崩れ落ちる俺にとどめを刺そうと迫るガスマスク男だったが、横から現れた別の男に殴り飛ばされた。
「木連式、柔」
いつぞやの黒装束に身を包んだアキト兄さんは、素早くガスマスク男を叩き伏せるとその顔のマスクを取り外す。
恥ずかしいからあまりあの格好で出歩かないで欲しい。
「が、がほッ! て、テンカワ、後生だ許してくれー。おまえにも男の浪漫がわかるだろぉ」
うわごとを呟くウリバタケさんの首筋に手刀を入れると、相良に渡された手錠で腕を拘束した。
「…………」
ふと気付くと、長門が黒曜石のような瞳で俺を見ていた。
「どうかしたのか? 長門」
「…………なんでもない。情報連結を解除する」
長門がそう呟くと、部屋に充満したガスと床に散らばったフィギアが光の粉となって消滅した。
ひょっとして、アキト兄さんが俺を助けたことを気にしているのだろうか?
「そんなわけ無いか」
そう言えばしまった、朝比奈さんのフィギアぐらいは確保しておけば良かったかも。
「全軍突撃、速やかに標的を制圧せよ!」
長門が扉をぶち破ると同時に、相良が部屋の中に駆け込みつつそう叫んだ。
全軍と言っても4人しか居ないわけだが、そんなことは部屋の中の3人には聞こえていないだろう。
部屋の中には相良が放り込んだ催涙ガスが充満しており、床にはフィギアが散らばっている。
ガスを吸わないために俺はガスマスクをつけている、結構息苦しいんだなこれ。
ちなみにマスクをつけているのは俺だけだ。
他の三人はこのガスの中平然と素顔を晒している、こいつらホントに人間なのだろうか?
相良は床に這い蹲っていた標的にスタンガンを押し当て、順に制圧していった。
相田と風間はすでに伸びているようだが、首謀者の姿が見えない。
相良は油断無く周囲を索敵しているが、俺はどうやら気がゆるんでいたようだ。
右手に何か音がしたと思ったら、ガスマスクとスタンロッドで武装した男に急襲された。
とっさによけたつもりだが、腕をスタンロッドで叩かれる。
崩れ落ちる俺にとどめを刺そうと迫るガスマスク男だったが、横から現れた別の男に殴り飛ばされた。
「木連式、柔」
いつぞやの黒装束に身を包んだアキト兄さんは、素早くガスマスク男を叩き伏せるとその顔のマスクを取り外す。
恥ずかしいからあまりあの格好で出歩かないで欲しい。
「が、がほッ! て、テンカワ、後生だ許してくれー。おまえにも男の浪漫がわかるだろぉ」
うわごとを呟くウリバタケさんの首筋に手刀を入れると、相良に渡された手錠で腕を拘束した。
「…………」
ふと気付くと、長門が黒曜石のような瞳で俺を見ていた。
「どうかしたのか? 長門」
「…………なんでもない。情報連結を解除する」
長門がそう呟くと、部屋に充満したガスと床に散らばったフィギアが光の粉となって消滅した。
ひょっとして、アキト兄さんが俺を助けたことを気にしているのだろうか?
「そんなわけ無いか」
そう言えばしまった、朝比奈さんのフィギアぐらいは確保しておけば良かったかも。