4-287 - 綾波・長門・ルリルリが３姉妹だったら@WIKI

「有希、貴方の食欲を存分に満たせる催しが行われることになったわ」
「……非常に興味深い、詳しく教えて欲しい」
「ネルフの市民交流企画、その名も『ドキッ！巨大ロボットだらけの大ラーメン屋台～ギョーザもあるよ～』」
「なんですか、その馬鹿な企画は」
「普段は市民との交流のない国連直属機関の基本的には秘密組織のネルフもたまには地元の活性化に貢献すべきという企画よ」
「それは建前で、本当はここ最近は使徒が来ないから予算が余りまくってるネルフの税金対策企画と情報統合思念体は判断してる」
「……有希には隠し事できないわね」
「それって……ただの壮大な税金の無駄使いですよね？」
「細かいことは気にしない。姉さん、そのラーメンは私たちも食べれるの？」
「ええ。市民交流企画だから無料で振る舞う。私はギョーザ担当よ」
「そう。凄く楽しみ」
「はあ……まあ、楽しそうではありますね」「ということで今日から暫くはテンカワアキトのラーメン屋で修行」

当日
ゆであがった麺の入った巨大カゴを上空から物凄い勢いで降り下ろして湯切りをする初号機。
当然ゆで汁(熱湯)が飛び散りまくる。
その麺を弐号機の持つスープ入りのドンブリに放り投げる。
当然飛び散るスープ(熱湯)。
零号機は一個で豚一頭分の大きさくらいある巨大ギョーザを巨大フライパンで軽快に振りまくる。
だが料理は苦手なレイ。ボトボト落ちる豚一頭分の肉塊。

「碇、これでは一般人の死者が出かねないぞ」
「ああ、間違いない、企画は失敗だ」

『本日のラーメン屋台は中止になりました』
「…………」
「有希姉、やめてください！いくらなんでも落ちたギョーザをほおばらないで！」
「地面に接触していない部分なら問題ない。それよりも巨大すぎて内部がやや半生なのがいただけない」
「やーめーてーくーだーさーい！」