レイ 「既成事実を作るわ」
有希 「写真撮影は私が……」
ルリ 「何をするつもりですか?」
レイ「出来ちゃった」
ルリ「何がですか?」
レイ「碇君との愛の結晶」
ルリ「レイ姉!?
まさか・・・本当に実行するなんて馬鹿ですか!?
ああ、もうどうしよう・・・」
レイ「ルリ、なにを慌てているの?」
ルリ「これが慌てずにいられますか!」
レイ「ルリも見て、碇君と手をつないだ時の写真・・・ポッ」
ルリ「え・・・は、はい?」
有希「撮影とプリントアウトは私」
レイ「これで既成事実はできたわ・・・ふふふ」
有希「体を触れ合う行為は人間の異性同士が親密になる為に重要かつ必要な行動。
本にそう書いてあった」
ルリ「・・・」
レイ「そういえばルリ、何を慌てていたの?」
ルリ「・・・本当に馬鹿ばっか」
ルリ「レイ姉・・・そのお腹は?食べすぎですか?
レイ「むぅ・・・違うわ。この中に碇くんとわたしの愛の結晶が入ってるの・・・」
有希「今日は天気が良いので、布団を干してシーツとかも洗うから。
もちろん枕カバーも。二人とも持ってきて」
レイ(ごそごそ)「はい、枕カバー」
ルリ「あれ?今、お腹から出てきませんでした?」
レイ「・・・赤ちゃんは裸だと思うから・・・」
ルリ「上手い事言ったつもりですか?さあ、お掃除でも手伝ってください」
レイ「有希・・・」
有希「任せて、情報操作は得意」
ルリ「今度は何をするつもりですか・・・」
有希「碇シンジのDNAを搾取して姉さんのDNAと(ry
ルリ「やめてください!
だいたい何もしてないのに妊娠とかおかしいじゃないですか!」
有希「平気。碇シンジの脳内を記憶操作して行為があったものとさせる」
レイ「有希、お願い」
ルリ「本気でやめて下さい!これ以上やるとエロパロ板行きになっちゃいますから!」
有希「・・・迂闊」
レイ「どうしたの?」
有希「当該行為における有機生命体の感覚情報が欠落。
擬餌記憶の作成が不可能」
ルリ「・・・。なんですかそのオチ・・・」
レイ「そう、残念だわ・・・」
ルリ「レイ姉、本気で残念がらないで下さい」
レイ「そうだわ有希、キョンさんに頼んで ルリ「もうやめて下さい馬鹿姉ども!」