EU全般
- EUの国ならばヨーロッパ言語共通参照枠この基準のA2-B1位は滞在許可のために必要です。法律の決めごとですからバレエが上手とか関係ありません。
ドイツ
- マンハイム2回受験しました。国内コンクールで一応有る程度の結果を出しています。実技試験はかなりの高得点ですが、筆記試験で点数届かず、不合格。
- マンハイムの評価低いけど、ここのいい所はディグリー(学士)貰えること。つまり、ちゃんと卒業できれば大卒となること。そのためには、英語も独語もできて試験クリアしないといけないけど、普通の頭でOK。
- ドイツのバレエ学校で「日本人枠」と書かれていた人いるけど「日本人」という枠はないはずです。あってせいぜい外国人枠くらいでしょうが、それすら怪しいと思えるほどドイツの国立バレエ学校の卒業生は外国人だらけです。なので外国人だから合格レベルが高めに設定されている事はないと思われます。信じられなかったらドイツのバレエ団の団員見て下さい。ドイツ人ダンサー、1割もいないですから。
- マンハイム卒業後、進路を変更。米国の大学院卒業後、米国で就職。プロバレエダンサーの道じゃない選択肢も考えると、学位が取れるバレエ学校も考慮のうちね。
- 二次の筆記試験で落とされた。落ちたあとに、少しアドバイスをもらい、プロになるには自分の頭で考える力とコミュニケーションの力が必要みたいなこと校長に言われたらしいです。
- ジョンクラは、ユースやローザンヌで上位を取るような子達ばかり。学校も少人数なのでかなりのレベルですね。 最終2学年が学費無料の州の職業学校になります。
- ハンブルクもジョンクラと状況がほぼ同じ。
- ベルリンは下の学年から国立なのでドイツ人も多少残ってますが、やはり上の学年になるとユースや他のコンクール経由で入ってくる外国人だらけになり、下から来ている子たちはどんどん落とされる。とにかく軍隊のように厳しい学校です。
- ベルリンは、本当に軍隊です。自らあいた時間にトレーニングを積み重ねレベルアップする努力は当然、ふとったり、体型崩れたら最後、見てもらえません。
- パルッカは小さくて全員入れる寮も学内にあり悪くないのですが、ご存知の通りコンテで有名なので、そのせいか自由を重んじるあまり少しゆるすぎるところがあって、それが卒業生のレベルに直結しているところがあって残念。でもうまく行けばゼンパーの研修生になれるのはいいですね。
- パルッカは、レベルダウンすると言われる意味はやはり環境ですね。自由な雰囲気を満喫し過ぎる傾向があると思います。ゼンパーの付属校では無いので、就職活動して研修生や団員になる感じです。
- マンハイムも上の学年は日本人をはじめとする留学生ばかり。なので受験した方が感じたような緩い子はいないと思います。上の学年はカールスルーエバレエ団の準団員扱いで舞台と大学との往復でとにかく大変らしいです。毎年数人カールスルーエバレエ団に入っています。
- マンハイムは1-2年生の生徒はかなりの率で中退していきます。進級できないのです。4年生になると激減します。ドイツ語必須です。カールスルーエの準団扱いで舞台経験踏めるのはとても良いと思います。監督は今期から変わりました。マンハイムはスカラでも入学許可でも必ず皆、一般受験(実技と筆記)を受けなければならない規律になっています。 実技はバーからどんどん落とされ、センター、モダン、キャラクターが終わった時点で7割がいなくなります。残りの3割が筆記試験に進み、その半分以下が合格でき、更にその筆記試験の結果により、入学学年が決まります。
- ミュンヘンはドイツで一番生活費が高く住居難なので寮に漏れると大変です。
- ミュンヘンは校長先生が気に入った子はしっかり育てて貰えるようです。
- マンハイムも、ミュンヘンも、国立大学なので学業も求められます。
- 学校の寮はお休み中は閉まるので、帰国するか現地のお友達に泊めてもらうか、旅行に出るかですね。ドイツの長期休みは基本年間4回。州によって若干違います。16歳以上は寮に入れない学校もあるので、その場合は自分でアパートなどに住むので、その場合は休み中も日本に帰国の必要はないですね。
- ドイツは高校生相当の子たちは通信の人が多いように感じますが、高校中退してそのままの人も意外といます。それから高卒後に来た子も意外といる。ご存知の方も多いですがドイツの国立のバレエ学校を「卒業」すればドイツの【大卒】【高卒】資格が取れます。高卒もあるの?と思われそうですが、そうです。あります。ただし大卒よりも難しいと思います。ここら辺は話し始めると長くなるので、そのうちまとめられたら…。最近は中学生も留学されていますが、中学生相当の年齢はドイツでも義務教育期間です。なのでアカデミックの授業がないバレエ学校に留学してもドイツの地元の中学に通わなくてはなりません。もちろんバレエ学校で提携している学校があるはずなので、例えば体育の授業免除とか午後の授業免除とかはしてもらえるかも。ドイツは義務教育にも落第あるので勉強も疎かにはできません。
- ドイツの国立バレエ学校は上級生になるとプロの公演に出演するようになるので、そのギャラが生活費の足しになります。少し前の話ですが、最終学年時には仕送りなしでも生活出来た(航空券はもちろん親持ちですが)という方もいます。団によってはポアント実物やポアント代も出ます。
モナコ
- モナコは生徒全員が何かしらのスカラシップを貰っているらしいから(ソースは学校のインスタ)
- モナコのサマー行った子が、これまで受けたどのレッスンよりもハードだったと漏らしていたよ。ユース予選の予選突破レベルの子ね。モナコのサマーもウィンターも日本人だけじゃなくて世界中から生徒きてるよ。
フランス
- フランスの国立バレエ学校に行った子はフランス語をかなりやってから留学してました。
イギリス
- ロイヤルのアッパースクールは、バレエの学費と寮費のみで約400万掛かると聞きました他に、保険、学用品、あとアカデミックの授業料、イギリスの保証人が要るとの事でそういう費用も合わせて自費なら5-600掛かるとのこと。ただ、学校の奨学金以外にも日本の企業の奨学金がありそれを貰える子もいるとか。確か今はアッパーを全課程修了すると大卒の資格がもらえるようになったみたいです。
- ロイヤルのアッパーはここ最近は就職率100%だそうですから自費でもなんでもアッパー入れてる子はどこかには入れるレベルみたいですね。だからロイヤルに関しては大金かけてプロになれないは少数派かと。中学のころからロイヤルのサマーとか行ってたからそういうのから顔覚えて貰うと良いのかも知れないですね。
ロシア
- ノヴォシビルスクは年100万で行けると思うよ。まぁ日本との往復何回するかによるだろうけど、学費2年前で450000ルーブルで寮、食費込み。物価は思ったほど安くないし冬ちょーー寒いし、日本人も多めだけど。日本に居ても食費や小遣い掛かると思えば行ける感じ。
- ノヴォシは年160です。面白いことに、半年だと110万。ひと月60万。いればいるほどお得。学費、宿泊費、食費、航空運賃込の金額です。
- ノボシの160万はサポートしてるコンクール事務局に払う料金込みですよね?学費と食費と寮費だけなら年間80万ほどだと思います。日本人クラスは地方コンクール予選落ちレベルでも入れるみたいなので、ヨーロッパの私立より入りやすいのかもしれません。
北米
- 娘は米国ですが、全てを含め年間400です。内訳は伏せますが、エージェントは介していません。スカラシップありです。ビザの発行には残高証明書の提出が必要で、まとまった資力が証明できないとビザがおりません。少なくとも2年分以上の残高の口座が必要と言われますが、ぎりぎりでおりないとまた日数がかかりますので十分な用意が必要です。
国不明
- うちは現地校に通いながらバレエのレッスンも受けていますが、レッスンが終わるのが17時半なのでとても規則正しい生活が出来てます。日本ではレッスンが終わるのが23時頃で、それからお風呂や宿題で寝るのが1時という日々。今は10時半には寝るので留学してから身長が伸びました。ただ現地校からは毎日宿題が出るので、夕食後は2時間ほど勉強をしているそうです。今年ローザンヌで入賞したスイスに留学している日本人の子は、八〇学園の通信ですね。
- 日本では高1の学年です。中3のサマーで年間許可を頂き、現地の中学校(バレエ学校の提携校)に転校して、この9月からgrade10に進級しました。このまま留学先の高校で高卒資格を取る予定です。勉強は大変そうです。上の方に一時帰国の事が書いてましたが、娘は年3回帰ってきます。今年の夏も帰ってきてましたが、外国は夏休みの宿題が出ないので、日本ではレッスンだけしていればよく、お教室の発表会にも出ました。
- 学費にはバレエ学校とアカデミックの学校と両方含まれています。娘が留学した年齢は、まだその州の義務教育期間中でしたので、バレエ学校だけという選択は不可でした。寮は費用が高いですが、入れたのは親の希望です。お子さんが行きたい州を調べて、もしバレエ学校だけでよく、寮ではなくホームステイしたりアパート借りたりすれば、もう少し費用は抑えられると思います。帰省も年1回だったら2~30万で済むし、保険も日本ではなく現地の保険なら半分以下と聞きました。エージェント代は正直高いです。ただ、学校からの資料はかなり膨大で、何度もやり取りがあり、すべて自分で翻訳するのは大変だったので仕方がないと割り切りました。ドイツはお安いのですね。英語圏(イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア)は、やはり高いです。
- うちの場合は2年間でおよそ300万以内かなと思います。うちの子も含めて、周りも学費は無料でしたし…(そうじゃないと行かせない決断が必要かと思います)物価が世界一高い国でも、大丈夫な感じでしたよ。エージェント使った人は子供の友達にはいませんでした。もっと具体的に話したいけど、話せないので信憑性なくてすみません。でも本当のことです。
最終更新:2022年09月27日 19:32