マウザー タンクゲヴェーア M1918

マウザー タンクゲヴェーア M1918


目次

性能データ

装弾数 1発
マガジン数 6
作動方式 ボルトアクション
リロード速度 6.5秒

解説

ドイツ軍の対戦車ライフル。
装甲車両に対する一発当たりの威力が他の歩兵火器より高い。
しかし携行弾数が少ないため頻繁に補給をしなければ単独で無傷の装甲車両を仕留めるのは難しい。

史実


1916年に突如出現した連合軍の新兵器「戦車」を目の当たりにしたドイツ軍はその対応に追われることになった。
手榴弾や爆薬などで肉薄することなく攻撃するする手段として小銃及び機関銃用の徹甲弾「SmK(Spitzgeschoss mit Kern、鋼芯尖頭弾)」を開発し運用を開始したが、より確実な威力を求めるべく新たな計画が開始された。
1918年3月末、マウザー社が開発した世界初の対戦車ライフル「タンクゲヴェーア M1918(Tankgewehr M1918)」が制式採用され、数を揃えて実戦配備が開始された。
有効射程距離は100m、使用する13.2mm TuF弾(Tank und Flieger、戦車及び航空機)は角度0度の鋼鉄板に対し22mmの貫通力を持ち、これは連合軍が投入するほぼ全ての戦車の装甲を貫通する威力である。
しかし貫通弾が乗員やエンジンなどに被弾しなければ効果が薄く、また従来の小銃の設計を流用していたため13.2mm弾の強烈な反動が射手に襲い掛かり、肩を痛めて射撃不能になる事態も発生した。
第一次世界大戦後、対戦車ライフルは歩兵が運用できる対戦車武器の1つとして各国で研究開発が進み、第二次世界大戦でも使用された。


コメント

コメントは最新10件が表示されます。
(過去のコメントを参照)
名前:
コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2017年01月15日 00:54
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|