252.この魂に哀れみを
おれ いったい だれだったんだっけ。
俺は 一体 誰だったっけ。
俺は。そうだ。俺は、騎士だ。
──何もかもが曖昧に見える。
はっきりと見えるのは自分だけ。
そのくせ、「それ」が一番醜いとくる。
大切な人を殺した。(この手で。この剣で)
何一つ叶えられなかった。(例えば、誰かを信じ切ると言うことさえ)
沢山のものに騙された気分だった。(ほら、今だって)
はっきりと見えるのは自分だけ。
そのくせ、「それ」が一番醜いとくる。
大切な人を殺した。(この手で。この剣で)
何一つ叶えられなかった。(例えば、誰かを信じ切ると言うことさえ)
沢山のものに騙された気分だった。(ほら、今だって)
もういい。終わらせてくれ。
何も見えないんだ。
人が何か。
俺には。
わからないのに。
──その剣は。その腕は。そうであるならば。
収めて仕舞えばいい。逃げ出してしまえばいい。
おれよ。お前が何度も何度も繰り返したように。
巻き込みながら転がり落ちた先が、お前のよく眠れる寝床だ。
おれよ。お前が何度も何度も繰り返したように。
巻き込みながら転がり落ちた先が、お前のよく眠れる寝床だ。
──その心は、一体何の為に?
だが。そして。
尚、それでも。
俺よ。
お前がその剣を振るうならば。
尚、それでも。
俺よ。
お前がその剣を振るうならば。
──「あいまい」なもやが晴れる。
近づいてくるのは、紫の髪。
足を突き動かすのは、遠い記憶。
足を突き動かすのは、遠い記憶。
この魂に 哀れみを。
この愚かな魂に 哀れみを。
この愚かな魂に 哀れみを。
──君よ。
ならば俺は、あらゆる業さえ弾いて見せよう。
それこそが、信じる者の 光の鎧ならばこそ。
それこそが、信じる者の 光の鎧ならばこそ。
<♂騎士>
現在地:E-6
所持品:ツルギ、S1少女の日記、青箱1個
外 見:深い赤の瞳
状 態:痛覚を完全に失う、体力は半分ほど 正気を保ってはいるが、未だ不安定
個体認識異常(死亡した人間、人間でないものは判断可能。中身だけが魔物のミストレスは近くに寄ればわかる程度)
♂ケミを殺してしまった心の傷から、人間を殺すことを躊躇う それでも生きたいと思う自分をあきれながらも認める。
備 考:GMの暗示に抵抗しようとするも影響中、混乱して♂ケミを殺害 体と心の異常を自覚する
♂ケミのところに戻りできるなら弔いたい、誤解から♀Wiz達と小競り合いの末逃走 ♂ハンターたちに協力したい
現在地:E-6
所持品:ツルギ、S1少女の日記、青箱1個
外 見:深い赤の瞳
状 態:痛覚を完全に失う、体力は半分ほど 正気を保ってはいるが、未だ不安定
個体認識異常(死亡した人間、人間でないものは判断可能。中身だけが魔物のミストレスは近くに寄ればわかる程度)
♂ケミを殺してしまった心の傷から、人間を殺すことを躊躇う それでも生きたいと思う自分をあきれながらも認める。
備 考:GMの暗示に抵抗しようとするも影響中、混乱して♂ケミを殺害 体と心の異常を自覚する
♂ケミのところに戻りできるなら弔いたい、誤解から♀Wiz達と小競り合いの末逃走 ♂ハンターたちに協力したい
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