GNX-803OG オーガ刃-X

【登場作品】 ガンダムビルドダイバーズ
ガンダムビルドダイバーズブレイク
【形式番号】 GN-803OG
【機体名】 オーガ刃-X
【ビルダー】 オーガ
【所属】 百鬼
【ベース】 HG「GN-803T GN-XⅣ 」
【武装】 GNオーガソード×2
GNビームショルダータックル
GNニードルストレート×2
GNビームスパイク
【後継機】 RX-78GP02R ガンダムGP-羅刹
RX-78GP02R天 ガンダムGP-羅刹天
【譲渡】 GNX-803DG ドージ刃-X

【詳細】

フォース「百鬼」のリーダー、通称「獄炎のオーガ」ことオーガがGN-XⅣをカスタムしたガンプラ

GN-XⅣを日本の妖怪である「鬼」をイメージしたコンセプトで改造しており、AGE-1T ガンダムAGE-1タイタスのビームスパイク等の武装を組み込み肉弾戦において無類の強さを発揮する。

連結することでGNオーガツインソードとなるGNオーガソードはGN-XⅡソードのGNバスターソードの機構が組み込まれており、GNフィールドを発生させシールドとして使うことも可能。
両肩にはAGE-1タイタスのビームショルダータックルを組み込んだGNビームショルダータックルを装備。
両腕にもビームスパイクを発振するGNニードルストレートを装備している。
また両腕部はワイヤーが仕込まれており、ロケットパンチの如く発射し立体的な攻撃が可能。

元々マッシヴな体型だったGN-XⅣからタイタスの機能を組み込んだことで重量が増大し、機体のカテゴリも重MSへと変化している。
ガンダム作品で機体の重量について言及されるシーンはあまり見かけないが、鉄血のオルフェンズの作品中で重い重いと言われているUGY-R41 マン・ロディが約40t、ガンダム・グシオンが44.4tだが、
このオーガ刃-Xの重量は驚きの90.5tにも及ぶ。
ベースのGN-XⅣが70.6tのため、約20tも重量が増えていることになるが、オーガは各部の推進機構を強化しつつ、
脚部にホバーユニットを内蔵するなどヘビーウエイト対策は万全で見た目以上の機動力を発揮する。

その戦闘力はまさに鬼神。
リクのGN-0000DVR ガンダムダブルオーダイバーは完成度の不安からトランザムシステムを安定して使えないが、
オーガ刃-Xは問題なくトランザムを使うことが出来る。
GBNにおいては作り込み、完成度がトランザムの安定に寄与するため、それだけオーガのビルダーとしての能力が優れているということだろう。

トランザムが発動するとバイザーがツインアイを覆い隠すことで「一ツ目」モードへとセンサーシステムが切り替わる。
敵一体へセンサーを収束させ集中的に解析を行う特殊なロックオン機能を有し、
一度睨んだ相手を喰らい尽くすまでその視線が外されることはないだろう。

後にオーガはRX-78GP02R ガンダムGP-羅刹を作り上げそちらに乗り換えることとなるが、
空いた本機は弟であるドージに譲り渡され彼の独自カスタムが行われたGNX-803DG ドージ刃-Xとなった。

【余談】

HGキットとして一般発売。
GN-XⅣのキットは指揮官機、量産機共にプレミアムバンダイ限定商品であり、改造機を含め何個かキットが販売されているが、
このオーガ刃-Xが初めて一般発売されたGN-XⅣのキットである。
当然だが余剰パーツはあるものの、このキットだけでベース機を完成させることはできない。

GN-XⅣ+AGE-1タイタスという異色の組み合わせであるこのガンプラだが、
オーガの声を担当しているのはガンダムAGE-1にてラーガン・ドレイスを担当した羽多野渉氏である。
もしかするとそのつながりなのかもしれない。

ラーガンはAGEの主人公、フリット・アスノからの信頼も厚く、フリットが起動しなければ本来ガンダムAGE-1のパイロットは彼の予定だった。
外伝作品では予備パーツから作られたAGE-1二号機に乗り込んだり、追憶のシドでは大活躍したり、小説版では腕の良いパイロットとしてウルフ・エニアクルとの相棒めいた関係になっていたりと扱いも良好。
タイタスウェアとの関連性といえば、ウェア完成までの時間を命がけで稼いでいたということもある。

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最終更新:2021年12月11日 01:32