【詳細】
ミカミ・リクが「GN-0000 ダブルオーガンダム」をベースにビルドした
ガンプラ。
HGダブルオーガンダムのキットの素体の良さを活かしつつ、他のガンプラのパーツをミキシングすることで作られた。
ベースであるダブルオーガンダムは1000円以下という低価格ながら優れた関節駆動により広いポージングが取れる名キット。
それにリクが今までに作ったHG GバウンサーやHGソードインパルス(他に完成済みとしてはSDエクシアやHGガンタンク、フラッグ、イナクト(アグリッサ対応タイプ?)等が確認できる)の部品、改造パーツをミキシングして作られた。
初めてのガンプラ改造ながら、その見栄えの良さはとても初心者とは思えない出来栄えであり、リクの優れたガンプラセンスが伺えるクオリティである。
一晩で仕上げられたためそこまで大きな改造は行われていないが、両肩のGNドライヴユニットに可動式のウイングパーツとバーニアが追加された結果、ダブルオーライザーにも似た機動性を発揮するという思わぬ効果がもたらされた。
また頭部アンテナもかっこよさを重視し8本まで増設されているが、これによってセンサー機能の強化を果たしている。
機体のカラーリングは青と白がメインだが、これはダブルオーガンダムの基本カラーであると同時にサッカー選手をイメージしたものであるとされる。
原典同様に
トランザムシステムも搭載されているが、作り込みの甘さ故にその高出力に機体が追従できず、たとえ発動しても自爆しかねない不安定さが課題となっている。
GBNの世界に飛び込むために一晩で組み上げられたダブルオーダイバー。
出会った人達とのふれあいやGBNの世界での戦いを経てダブルオーダイバーは、フォース・ビルドダイバーズの「
エース」としてパワーアップを遂げる。
【余談】
キットはHG00 「ダブルオーガンダム」に新規パーツを組み込む形で発売。
別売りの
ダイバーエースユニットを足すか、ダブルオーダイバーエースとしてセット販売されたものでダイバーエースを再現できる。
GBNの仕様を理解しないままにビルドされたガンプラであるためか、ゲームで性能は偶然発揮されたものがほとんど。
かっこよさ重視で増設した頭部アンテナがセンサー機能の強化を果たしているのが最たるもの。
しかし奇抜なアイディアを盛り込まず改造箇所も作成時間が一晩ということもあってシンプルに纏められた結果、リクがGBNの環境や操作技術を学ぶために役立つことになったのは否定できない。
ダブルオーダイバーエースではより戦闘に適した装備をビルドし、それ以後は全身を改造する等リクのビルダーとしての成長も感じ取れるまさに出発点といえるガンプラであった。
最終更新:2024年10月06日 03:38