いーえれお
イーエレオ
【分類】
【概要】
『
最古の龍』
この世界に存在するとされる水の神。
世界を満たす雫。神の涙。世界を撫でる激流。
水滴の中を泳ぐ魚の姿をしているとされる。
『
傷の治療』という回復魔術の詠唱に用いられていることから存在は非常に有名。
森の中の清涼な泉の象徴としてありがたがられたりする。
【解説】
【能力解説】
【備考】
青の魔術は象徴とする神が『最古の龍:
イーエレオ』であるため、詠唱に枕詞として
慈悲を・
我は・
希うが使われる。
『エレエレ』は
イーエレオを敬愛を込めた呼び方。
★★★
「顕現せよ。【最古の龍】イーエレオ!」
そのしゅんかん、トプンと全ての音が沈んだ。
小鳥のさえずりも、草の薙ぐ音も、一切が消えたその場で、各々の呼吸音と心臓の鼓動だけが警鐘を鳴らしていた。
そして、呼ばれた声に応えるかのように地面からコポリと水滴が一つ、また一つと浮かび上がり、集まっていく。
集まった水滴は10メートルを優に超え、その中に不思議な姿を表した。
それは流麗な鱗を持つ大きな魚。
―我を呼ぶは何者か―
そしてあろうことかその存在はその場全ての脳内に声ならぬ声を放った。
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☆☆☆
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最終更新:2024年10月04日 18:41