《きえないげんとう》つかさ
《消えない幻灯》司

【分類】



【キャラクター設定】
個体名は『如月司(きさらぎ つかさ)』
before-one世界における魔王キサラギそのひと。
獣の大陸ヤパを支配する最強最悪の魔王。
その能力は絶対不死にして不変、再生の能力。
ヤパで繰り広げられる人と亜人の戦いは、その互いを戦わせ、いずれ自分を殺せる存在が現れてくれたらいいな、程度の児戯でしかない。
彼にとっては人も亜人も取るに足らない道具であり、叩き、伸ばし、磨くという武器の製造工程のようなもの。

【能力解説】
究極の自動再生、存在固定、概念復元。
不死鳥(ふしちょう)。いのちのしをころすもの。訃死弔。バットバードブラッド。
腕を失っても頭を吹き飛ばされても体をバラバラにされても元のままに戻る能力。
自動で再生されるため物理的な破壊は意味を持たず、存在が固定されているため異空間に追放できず、概念を復元されるため意味を書き換えることもできない。
この世のあらゆる手段を用いても決して殺せず、滅びず、朽ちない一孤の生命体。

【備考】
彼が最悪たる理由は、その能力の範疇が彼自身に及ばず、他者にも自在に与えられるということ。
彼にとって、命と呼べるものはたとえ死しても彼の薄羽一枚でたやすく元に戻せる程度のもの。
文字通り、命は羽一枚より軽い。
しかも、物体の概念をそのとき任意で自在に認識できる。
たとえば首を落とした死体があったとする。
胴より下は頭の付属物か、首より上は胴の付属物か、それを両立させられる。
ハーレム主人公を八つ裂きにして、ヒロイン全員に一つずつ平等に分配することも可能である。
人の歓喜も悲哀も葛藤も憐憫も渇望も憤怒も一切合切焼き尽くす、まさに最悪である。

【その他】
能力は最悪だが精神は人間とさほど変わりない。
再生能力の関係上、精神も肉体もつねに再生しているので、若い男性の精神構造である。
再生時の記憶は死亡時点での記憶を引き継ぐ。
記憶は残るが精神が摩耗することはない


★★★
「いっそ狂えたら楽なのに」
★★★
「貝が羨ましい」
★★★
そんな愛など私にはいらない。
★★★
最終更新:2021年08月04日 12:58