一つ:赤火(しゃっか)
切っ先から炎の弾丸を発射する。
連発が可能。
二つ:朱奈(しゅな)
宝石を定位置から外し、切っ先でくるくると回転させる。
そして剣を振り、その瞬間宝石を走らせ、炎を奔らせる。
三つ:燈籠(とうろう)
宝石から空中に火の玉を発生させ浮遊させる。
特殊な性質を持ち、生物と無生物で触れた時の反応が異なる。
無生物は燃えるが、生物は燃えない。
発生させている間、放つ紅蓮剣の全ての炎に燈籠の効果は宿る。
四つ:緑園(みどりのその)
剣を地面に突き刺し、ある一定の範囲内から吹き出させる。
五つ:璧蒼(へきそう)
青い炎を出現させ、その炎を正面に壁のように形成する。
六つ:白洸(びゃっこう)
赤い宝石が回転を増し、その形が目視できなくなったとき、刀身と柄との間にある宝石が白い光を放つ。
全エネルギーを刀身に集中、剣を振るたびにそのエネルギーを解放する。
その熱量は数千度に達する。
七つ:終火(おわりび)
宝石を一つに融合させ、そこから炎をレーザーのようにして放つ。
八つ:彗星の尾(すいせいのお)
赤い宝玉が定位置から外れ、柄頭の位置でくるくると回転させる。
そうすると剣は手から離れても落下することなく空中に浮き続ける。
また、宝玉の回転を高速回転させ、炎を吹き出して推進力に変えてそのまま投擲することも可能になる。
炎の吹き出し方は自由自在に行うことが出来、またグリップと刀身に両足を置いてその上に乗ることも出来る。
しかし欠点が一つあり、通過した軌跡状で数秒遅れて爆発が起こる。
その爆発は比較的小規模だが、小振りな樹木程度ならへし折れる程の爆発である。
九つ:太陽黒点(たいようこくてん)
十:金剛石の輪(こんごうせきのわ)
己の立っている場所に光を点らせ、そこから地面に光をリングのように走らせる。
輪を形成した後、その円を直径として一定以上の熱、閃光等のエネルギーが作用しなくなる空間となる。
獅鬣織には及ばないモノの、無限を誇る熱量は膨大で、生身の人間ならその余波で大やけどを負ってしまう。
そんな人間や、その他諸々の物質を自分の能力から守る為の能力。
十一:日輪剣(にちりんけん)
膨大な熱量と閃光を開放、その名の通り小規模の太陽を出現させ、放つ。
辺り一帯を焦土へ変え、後には何も残らない。
十二:超新星(ちょうしんせい)
【日輪剣】で発生させた太陽をその場で爆発させる。
そのエネルギーは日輪剣の数倍に及ぶ。
十三:開闢の緋(かいびゃくのひ)
金剛石の輪と同時に使うことによって、完全無比の必勝の力と化す。
その膨大なエネルギーは別の世界を一瞬にして作り出す。
故に、金剛石の輪で保護された空間内に敵を封じ込み、その中で使用することによって強制的にその異次元に吹き飛ばす。
どのような世界に跳んだかはミユル自身でも判らない。
また逆に、金剛石の輪を使わなければ地球その物が消滅するため、非常に扱いの難しい技とも言える。
零:大紅蓮剣(だいぐれんけん)
『ゼロ』
精霊として本来の姿、血肉の全てを炎へと還元する
加減を無くし、他の技の威力を格段に上げる為のリミッター解除。
大紅蓮日輪剣、超新星、開闢の緋の三つの技はコレを行わなければ発動させることは出来ない。
公転する赤い宝石の光が半永久的に続く。
また、その状態で下位の炎の特性も変わる。
赤火:赤い炎を無数に放つ。追尾効果が付属する
朱奈:
燈籠:特性が逆になる。生物は燃えるが無生物は燃えない。
緑園:吹き出した炎に回転を与え、炎の竜巻へと変える
璧蒼:目標の四方から炎の壁を出現させる。
白洸:
終火:
彗星の尾:
太陽黒点:
金剛石の輪:
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