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死霊都市ソーサー(しりょうとしそーさー)


【分類】



【概要】

正式名称『剣の舞(ダンシングオブレーク)』。
大陸アールヴに位置する、巨大な円盤状の孤軍要塞。
都市全体が巨大な蓄音機のターンテーブルとして機能しており、かつてこの街で死んだ者たちの「声(死霊)」を電波に乗せて街中に響かせる、全域共鳴型の迎撃都市である。



【解説】

銀盤に刻まれた福音の都、あるいは優雅に繰り広げられる幽かなる再演。
都市の心臓部と防衛機能
  • コントロールルーム:『放送室』
都市中央の尖塔、その最上階にある完全防音のスタジオ。ここから発信される「声」が都市のすべての防衛回路を起動させる。
  • 操縦方法:『流す』
「死霊」たちの未練を記録した特殊な黒い円盤(ソーサー)を再生し、その音波を都市全域のスピーカーから、あるいは住民の脳内へ直接流し込む。
  • リーダー:『パーソナリティ』
冷徹な語り口で戦局を実況し、死霊たちの情念を最適な殺意へとミキシングする「声の統治者」。
死霊の正体:ゴースト・ラジオ
この街における「死霊」とは、実体を持たない残留思念の電波である。
  • 共鳴する刃:『パーソナリティ』が流す番組の内容(悲劇、喜劇、怒りの詩など)に合わせ、街中の至る所に設置された「浮遊する円盤刃」が共鳴し、舞い踊るように外敵を切り刻む。
  • 精神汚染:放送を聴き続けた外敵は、次第に「死霊」たちの囁きに精神を侵食され、自ら進んで刃の舞いの中へと足を踏み入れるようになる。
生活環境:ノイズの流れる街
街の至る所にアンテナとスピーカーが設置されており、常に何らかの「声」が流れている。
  • 住民の暮らし:住民はみな耳を塞ぐための大きなヘッドホンを着用している。これは「死霊」のノイズに精神を焼き切られないための防護装備である。
  • 名産品:高性能な受信機、遮音性の高いイヤーマフ。
  • 娯楽:死霊たちの声をどれだけ正確に聞き取れるかを競う「心霊リスニング大会」。
武装:全方位旋回共鳴『ダンシングオブレーク』
音楽のボルテージが最高潮に達した時、都市の回転が限界を超え、数万の円盤刃が竜巻となって街を包み込む。
それはまさに、死者たちが生者へ向けて放つ「剣の舞」であり、半径数キロメートル以内の全生命体は、耳を劈くノイズと共に塵へと還元される。
最終更新:2026年04月15日 00:13