あらしのとうそうさくめも
嵐の塔創作メモ
《ここから光春のメール》
そうだなー……風の循環を操作する魔法
アイテム、風の杯が盗まれた!
それがないと風を取り込むことが出来ずやがては窒息してしまう。
杯は全ての塔に一つずつ、一つ無くなっても他の四つがカバーできるが。
だからといってそのままにしておくことも出来ない、
盗んだのは『ミラルカ』と言う風の祝福と土の加護を所持した娘。
捉えるために地上に出た者は何人もいたが、幾らもしないうちに吸い込む塔から
ゴミのように放り込まれる始末。
やがて、ミラルカの親友である水の恩恵を持った娘『リティス』が地上に向かった。
「やぁ、リティス。きっと来ると思ってたよ」
「ミラルカ。どうして……?」
「どうして? あぁこれ?」
そう言ってミラルカはリティスに風の杯を手渡した。
「よくよく考えてみたら。出てくるとき、風を止めるために取ったけどその後は
不要なんだよねこれ」
ミラルカの意図がわからずリティスは杯を手に持ったまま呆けてしまう。
と、ここまで書いたところで、必要ないなら返せばいいから、死体を放り込んだ理由が……w
《ここまで光春のメール》
地底の国から外に出てはいけないって掟があって杯に関係なく制裁されそうにな
ったとか、まぁそんなんで良いっしょw
ミラルカとリティスの関係を深く書いていけば面白くなるかもな。
ミラルカは下町育ちの天才、リティスはいい家で育った〇〇家の後継者とかね。
リティスの家が経営する学園にミラルカが特別入学して…とか
んで実は異父姉妹だって判明したけど、母の今輪の際にはリティスの方だけ呼ばれて…とか。
そういうイベントを経た上でのこの嵐の塔での別れに繋がるのなら感慨深いな
ミラルカが放り込んだ死体は天に見放された扱いになって埋められた、とか?
埋められるのはこの世界では屈辱的なことで、世論がより一層ミラルカ処罰に傾いちゃったりとか。
リティスはそれで不安になって、ミラルカを探しにいくと決めたとか。
最終更新:2017年08月16日 15:43