ばびろにあおうこく
バビロニア王国
【分類】
【解説】
ダイアル大陸内でもっとも大きな国。クリスタルシティ。四つ菱型の大都会。
賢王の兄弟とそのブレーンたち(
ブラウニー商会の長など)が国全体を治めている。
人魚の像がたたずむ噴水広場を中心に東西南北で区分けされていて、
《北側》が王城エリア。
バビロン山を背景に聳え立つ王城が美しい。貴族たちの遊戯の場。
大図書館や劇場、ちいさな湖畔、学習機関である魔術士の塔など、各種施設が充実した優雅なエリア。
国の中枢。一般国民は立ち入り禁止だ。
《東側》が生産エリア。
どこまでも続く畑や小川、農民たちの家があるほのぼのとした場所。農民たちの生活の場。
家畜を飼ってたり、住宅地があったり学校があったり。
《西側》がシリウスの森エリア。
国境に半ば食い込むようにして存在する巨大な森。
モンスターが出る、
冒険者の腕試しの場。
城壁の開閉によって
モンスターの質・量を調節しているので安定した狩りができる。
肉や素材を得るための、“管理された無法地帯”である。
《南側》が繁華街エリア。
商店街や市場がたちならぶメインストリート。商人たちのあきないの場。
ごちゃごちゃして騒がしいけど活気あふれる感じがして、どこか懐かしい。
珍しい商品や国外からの輸入雑貨はだいたいここに行けば手に入る。お金があればだが。
生活レベルは非常に高く、ガスを用いた街灯、水道、新聞、優れた法律や慈善事業などが広く行き渡っている一方で、国民すべてが生まれる際に協会で洗礼を受け
恩恵の有無を測られる風習があり、
若者が幼い頃から己の才能を自覚させられるという能力差別主義なところもある。
『天才だから優遇する』とか『素質のないやつが努力してもムダ』とか、そういう思想が蔓延してしまっている国民性なのだ。
最終更新:2018年01月15日 15:20