あんばーまりーち
アンバーマリーチ

【分類】



【解説】
ヤパの、人間の王国フェーブラリーで、兵士達に支給される魔道具
形状は台座に乗った手のひら大の赤く透き通った宝玉。
光の加減で宝玉の中に炎が揺らめいているように見える。

これに触れることで、その時点でその身体情報が記録される。
もし持ち主が死亡しても、記録された時点の状態で復活する。
どんなに遠くにいても復活する。

復活するときは、記録して死亡したまでの期間と同じ期間、死亡してから経過して復活する。
つまり、朝6時に記録して、14時間後の夕方8時に死亡した場合、復活するのは14時間後の午前10時。
これはオート。
自室で記録して、旅に出て1カ月後旅先で死亡した場合、それから1カ月経過後に復活する。
1カ月の経験がパア&1カ月休みなので、セーブはこまめに。
だからといって敵の眼前で記録したら、記録と復活までの期間が短すぎて、復活→死亡で詰む可能性がある。

作成方法は国の秘儀とされる。
宝玉と台座がセットになっていて、取り外すことができない。
台座に持ち主のパーソナルデータが刻まれていて、他人が使うことはできない。
見習い兵士にすら支給されるので、引退した兵士達が処分したものが割と市場に出回っている。
が、台座と宝玉は取り外せない上に、売ったからと言って復活する権利を誰かに移せるわけではないので、もっぱら観賞用の宝玉にしかならない。

一部界隈では、このアイテムの能力を解析しようとしている集団がいるらしい。
国はそんな動きを把握しているが、どうせ無理なので取り締まることはしていない。
最終更新:2017年08月16日 15:14