【分類】
【概要】
『アドベンチャラー・ライセンスver3.05』
冒険者ギルドがギルドに所属する冒険者に発行する
アイテム。
一般的に『ライセンス』と言ったらこれのことを指す。
『
ユロン純貨』を使用して作成されており、使用された純貨によってランクが、鉄、銅、銀、金と上昇する。
アイテムとしての形状は
純貨が使われていれば、ペンダントや指輪など形状は自由ではあるが、首回りの装飾品の形状で作成されることが多い。
複雑な魔術が込められており、複数の機能を持っている。
- 身体機能参照機能。
- 経験点変換獲得機能。
- アビリティ獲得および職業獲得機能。
- ヘルプマニュアル。
- 時計同期機能。
- 冒険者ギルド大原則十カ条の表示
各地のギルド支部等で冒険者登録を行うことで付与される。
1:身体機能参照機能『プロパティ』
ライセンス所有者の身体機能に干渉し、所有者個体の名前、種族、称号、性別、生年月日、年齢、生まれ星座、血液型、職業、冒険者レベル、心、技、体、獲得アビリティ一覧、有効アビリティ一覧、現在所持経験点等が自身の視覚に開示されるようになる。
ライセンス所持者はステータスを相互に閲覧することができる。
ライセンスによって読み取られた生態情報の改竄は不可能である。
条件次第では伏せておきたい情報は秘匿することは可能。
相手の冒険者レベルが自信の倍上回っているとステータスを閲覧できない。
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プロパティ |
名前 |
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種族 |
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称号 |
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性別 |
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生年月日 |
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年齢 |
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生まれ星座 |
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血液型 |
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職業 |
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冒険者レベル |
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心 |
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技 |
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体 |
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現在保有経験点 |
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2:経験点変換獲得機能。
冒険者の証を所有していると、冒険中のさまざまな行動によって経験点が獲得できるようになる。
冒険者の証はこの経験点を蓄積することによって職業の向上や、アビリティの獲得を行うことができる
冒険者の証に用いられた『純貨』によって蓄積できる経験点の上限が異なる。
3:アビリティ獲得および職業獲得機能
職業
ライセンスを取得することで『
職業』を獲得することができる。
世の中の冒険者たちは職業レベルを上げることで魔獣や魔族、
モンスターに立ち向かっている。
ステータスに表示される職業に関しては
制限はないが、冒険者として職業レベルを上昇させることができる職業は限られている。
鉄で2個、銅で3個、銀で5個、金で7個の『
職業』を獲得できるが、アクティブにできるのは『1個』だけである。
それぞれの職業のレベルアップのための経験点は別個に獲得する必要がある。
蓄積した経験点が一定量を超えるとレベルアップをする。
ライセンスによる職業のレベルアップとは、あくまで職業による本人のさまざまな身体能力の向上である。
『職業』とはいわゆる冒険者自身に永続的に発揮される強化魔術で、職業レベルの上昇がイコール個体としての強さの向上になるわけではない。
あくまで経験点を蓄積することで、自身に発動させる強化魔術が向上していくというものである。
冒険者の証によってレベルの上限がある。
鉄で
10、銅で
30、銀で
100、金で
300である。
職業レベルは1が下限である。
アビリティ
経験点を消費してアビリティを獲得できる。獲得したアビリティは『有効/無効』を切り替えることができる。
アビリティは有効にする際にコストが発生する。コストはそのアビリティのレベルとイコールである。
コスト上限は『現在職業レベル×2』である。
アビリティ獲得の際に必要な経験点は、『100^n』で、nは次のアビリティのレベルである。
維持コスト
獲得したアビリティの維持にもコストが必要になる。
獲得したアビリティの『レベルの合計』×『自身のレベル』=『アビリティコスト』として『毎日』、『日付が変わった時点』で発生する。
有効なアビリティではなく獲得したアビリティの維持コストなので注意。
これは保有経験点から支払われていき、次に総獲得経験点が消費される。
経験点不足によって冒険者レベルが減少することもある。
4:ヘルプマニュアル
上記の文章をいつでも閲覧することができる。
5:時計同期機能
6:冒険者ギルド大原則十カ条の表示
いつでも読み直し、復唱できるように表示されるようになっている。
Ver3.05で追加。
ライセンスの作成方法
ライセンスから
ユロン純貨を取り外す。
同貨を6枚用意し、周囲に等間隔に配置する。純貨同士は接触させてもよい。
『冒険者ギルド大原則十カ条』を気持ちを込めて唱える。
周囲の6枚に『冒険者の証』としての機能が転写される。
7:ライセンスの特徴
ライセンスの裏に記載されてある3桁の文字と数字でどこで発行されたライセンスかを確認することができる。
ライセンス自体は他者に貸与したり譲渡できない。
冒険者の証自体は改良を積み重ねてきている。
職業という概念は以前からあったが、経験点という概念がなく、戦闘を重ねてステータスが上昇したときにレベルも上がるというものだった。
現在はそのプロセスを逆にして、経験点を蓄積することで職業レベルを上昇、それと同時にステータスも上昇するようになっている。
★★★
人が人のまま強くなるための道具。
★★★
ある英雄がいた。
凡人達は英雄の強さに頼り、縋り、依存していた。
ある英雄はそれを疎んだ。
そして信頼する仲間とともにこの道具を作り出した。
★★★
『冒険者ギルド』を立ち上げ、仲間とともに世界中に「魔獣への対抗手段の流布」を行った。
新しい技術に対して多少の戸惑いなどはあったものの、魔獣への対抗手段として割と受け入れられた。
国の在来の魔術師利権とかの軋轢はあったりしたけど、ギルドは在来の魔術師にも差別なく冒険者の証を配付したのでそれなりに和解はした。
冒険者ギルドの目的は『魔獣への対抗手段の流布』だから、もともと強い魔術師が証を用いて魔獣を倒せるのであればそれでよい。
その魔術師が冒険者の証をいじって改良するのもギルド的には問題がない。
『魔術への対抗手段の流布』が目的なので、アイテムをいじれるということはその目的に反しない。
★★★
冒険者レベルは目安となる数値であって絶対ではない。
だが相対するもののレベルを確認できない場合、敵対することは絶対に避けるべし。
レベルを確認できないということは、己と同等のものが100人集まっても勝てないという意味である。
その場合、相手のレベルは確認できず「撤退を推奨」と表示される。
★★★
冒険者の証の機能変遷
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冒険者の証の機能変遷 |
パーソナルデータ保持機能。
マナ変換機能。
冒険者ギルド大原則十カ条の表示がいつでもできるようにされた。
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最終更新:2024年11月24日 12:16