はこし
箱士

【分類】



【概要】
Before-one世界に存在する職業の1つ。『あんちら』。
時の加護職で適性は申。
『箱士』はさまざまなものを入れることができる亜空間『ボックス』を使用できるようになる職業です。
『ボックス』にはものを自由自在に出し入れができます。
『ボックス』に入れることができる生物は、自身か自身の箱士レベルより低い冒険者モンスターのみです。
『ボックス』の容量は冒険者自身の体重に依存し、大体自分の体重の16700倍の体積の正方形の空間となります。
これは体重60キログラムの人間の場合、60キログラム×16700で、約1000立方メートルとなります。
おおよそ単位メートルにして、10×10×10の空間です。

能力
適性武器は『素手』もしくは『グローブ』。
『箱』という言葉が示すとおり、『ボクシング』である。
箱士の保有するボックス空間で、1対1で相手を倒すことでしか経験点が獲得できません。
なお、条件次第ではほかの武器を使用しての経験点の獲得が可能になる場合があります。
ただし、「箱の中」に入って敵を倒さないといと箱士としての経験点は一切獲得できません。
時の加護職は、職業と生まれの時が同一であった場合、職業の変更が困難になります。

【基礎ステータス】

【獲得アビリティ一覧】
レベル 基本アビリティ 効果
00 ボックス 箱士(あんちら)(申)
01 出し入れ 箱にものを出し入れすることができる。
02 模様替え 箱に入れたものを動かすことができる。
03 解析 箱に入れたものを解析することができる。
04 光源 箱の中に光源を設置することができる。
05 出入り口 箱に出入り口としての扉や窓を設置することができる。
06 観察 外から箱の中を、箱の中から外を観察することができる。
07 足場 箱の中で一時的に利用可能な足場をつくる。サイズはn平方メートル。枚数は『n×2』枚。
08 組み替え 箱に入れたものを組み替えることができる。
09 タグ付け 箱の中の器物に任意でタグをつけることができる。使用可能なタグの種類は「n^2」種類。
10 目録 箱に収めた物品の目録を作成できる。
11 ソート 『タグ付け』したものを手元に並べることができる。
12 外壁補強 箱の外側からの衝撃に対する耐性を上げることができる。
13 内壁補強 箱の内側からの衝撃に対する耐性を上げることができる。
14 分解 箱に入れたものを分解することができる。
15 環境設定 箱の中の温度などの環境を設定することができる。
16 箱の中に壁をつくることができる。壁の向きは任意。壁同士は必ず接触している必要がある。
17 分類 箱の中の物品の分類が可能になる。
18 押し込む 箱から飛び出そうとしてくるものを押し込む。
19 回転 箱を回転させることができる。
20 部屋 箱の中に部屋をつくることができる。
21 箱入り 箱の中につくった『部屋』を封印する。解除は任意。いわゆる魔封波。
22 固定 箱の中に入れたものをその場に固定する。
23 箱物 実空間に透明な箱物をつくることができる。
24 ダストボックス ごみ箱を設置できる。設置個数は最大2^n個。箱同士の内容物は相互に入れ替え可能。
25 状態維持 箱に入れたものの状態を維持することができる。
26 天地 箱に入れたものを上下左右自由に入りすることができる。
27 飛び出す 箱に入っているものを秒速『nメートル』で発射する。いわゆる王の財宝。
28 重力方向 箱内部の重力方向を変化させる。調整はn段階。
29 時空 箱に入れたものの時空の流れを操作することができる
30 サイズ拡張 箱の空間が拡張される



★★★
箱士という職業が世に知られるようになって、冒険者の活動は様変わりした。
箱士という職業は、獲得するだけで『ボックス』と呼ばれる亜空間を使用でき、その中にアイテムを保有することができるからだ。
これにより、ポーターという役割はほぼ不要になったと言える。
初期状態で箱士の保有する箱空間は、本人の体重から算出された体積の正方形の空間。
その空間に冒険者たちは、アイテム納めたり、取り出したり、はたまた自ら空間に入ることも可能である。
しかし、そんな便利な箱士のアビリティ『ボックス』だが、実は『箱士』という職業を強化しているものは皆無である。
それはなぜか。それは単純な話で、レベルを上げることができないのだ。
各職業には適性武器が設定されており、その武器を使用することで職業としての経験点を獲得できる。
では、経験点を得るための『箱士』の適性武器は一体何か、これが一切解明されていないのだ。
★★★

★★★
適正武器は素手、若しくはグローブ。
とあるように、箱の言葉が示す通り、「ボクシング」である。
箱師の保有する箱空間にモンスターを取り込んで強制的に1対1に持ち込むことができる。
というかそれしないと経験点が入らない。
しかしそもそも、箱士の職業は、ポーター的扱いとしかみなされて居ないため、このことに気づくことはまず無理な話。
『箱士』を獲得するのは『ボックス』を使用するためなので、そもそも、『ボックス』に生きたモンスターを入れるという発想が起きない。
★★★
最終更新:2018年11月15日 17:48