SCP-SLOT-JP - before-one @ ウィキ

SCP-SLOT-JP
SCP-SLOT-JP

【分類】

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SCP アイテム スロットマシン 宝具 生きている武器

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【概要】
アイテム番号: SCP-SLOT-JP

オブジェクトクラス: Keter→Safe→Euclid→keter

特別収容プロトコル：SCP-SLOT-JPは専用の収納ボックスに収められます。収納ボックスは内部の温度がセ氏０度から９度に常に保たれます。収納ボックスは常に施錠してください。
SCP-SLOT-JPは毎週■曜日の■時に解錠して目視で状態を確認してください。その際SCP-SLOT-JPに現れた変化は常に報告してください。

説明：SCP-SLOT-JPは普通紙と推定される材質のものに書かれたモノクロの７桁のスロットマシーンらしき『イラスト』です。『イラスト』に書かれたマシーンのそれぞれのリールにはいくつかの英数字が確認されます。
リールに描かれた模様は、０～９の10つ数字とＡ～Ｚの26の英字の合計36の英数字が各リールに存在すると推定されます。
イラストには「Playing Now」と書かれてあり、本物のスロットマシーンのようにプレイすることができます。
プレイ時は紙面上でリールが高速で回転しているかのように描画され、一定時間後に全ての模様が止まります。

SCP-SLOT-JPは地上のあらゆる国家で発行されたあらゆる貨幣を使用してプレイすることができます。
一度に使用できる貨幣は１つのみです。１円玉100枚を使用して100円として扱うことはできません。
使用した貨幣の桁数によってリールの桁が解放されます。日本円で10円玉を使用した場合リールは２個回転します。
同じ模様がそろった場合、投入した貨幣と同一の貨幣がそろった桁に応じて返却されます。
２枚一致で４枚返却、３枚一致で27枚返却されます。
返却された貨幣は投入した貨幣と同一の性質を持ちます。材質、重量、香り、味、傷の位置も常に同一になります。

最初にこのオブジェクトがKeterだったのは、ベットできるものが金だけではなくあらゆるエネルギーだと判明したから。
「普通紙と推定される材質の紙」とあるように、普通紙であると断定ができていない。
紙を含めたこのオブジェクトに衝撃を与えると、一切の破壊を生じずにリールスタートする
模様がそろったら払い戻しが発生するので非常に危険
払い戻しの法則は、『投入金額×リール数のリール数乗』なので２の２乗、３の３乗、４の４乗と倍率が跳ね上がるぞ

そういうわけで低温下で補完することにしたのだ
周辺温度を１桁にしておけば、９の１乗は９度なので事故も防げる
普通に貨幣を用いれば安全だってことでSafeに変更。

ある日実験と称してある博士がジンバブエドルをつかってスロット回したところ７桁全て回転することが確認された。
模様はそろいはしなかったが、その時に表示された模様は『SGP6840』
O5から使用禁止命令が出た

実験Ａ

Dクラス職員を用いてオブジェクト加熱実験が行われました。
使用された道具はいわゆるキャンプ用の着火道具、先端の温度はおおよそ600度でした。
Dクラス職員が着火を行いオブジェクトを加熱しましたが、一見普通紙のように見えるオブジェクトは燃焼しませんでした。
その代わりにオブジェクトのイラストがリール回転を開始しました。
実験開始から９分54秒、Dクラス職員が突如[削除済み]、着火道具とオブジェクトが床に落下したため実験は一度中止。
実験開始から中断までオブジェクトのリール回転回数はおおよそ30回。
落下時のオブジェクトの模様は１・３・３となっていました。
室内の計測機器によると、ある瞬間にオブジェクトの周囲の温度が一瞬にして2500度を超過したことを確認しました。
着火道具の先端が600前後であることから、おおよそ４倍の熱量が発生していたことがわかりました。

実験Ｂ

水を浸した鍋にオブジェクトを沈めて加熱しました。
10分程度の沸騰の後、鍋に入れた水が非常に早い速度で蒸発したので一旦実験停止。
観測装置によるとオブジェクトは瞬間的に400程度の熱量を発していることがわかりました。
熱量発生時のリールの数値はA・A・５と６・６・Fが確認できました。
２桁の一致でほぼ４倍の『払い戻し』が行われるものと推測されます。

実験Ｃ

Bと同様の実験を３桁そろうまで行われました。
結果は、オブジェクトを投下した鍋が突然爆発し、床に落下しました。著しい水蒸気が発生しました。
観測装置によると、オブジェクトは瞬間的に2700度以上を放出し、鍋の水がその熱量によって瞬間的に蒸発して水蒸気爆発を起こしたもよう
オブジェクトの数値は３・３・３となっているのを確認しました。
以上の実験結果から、このオブジェクトは回転したリールの模様がそろった場合、その桁の累乗を払い戻すことが確認されました。
なお、これ以上の高温での実験はオブジェクトが払い戻す熱量が異常な値になることが予想されるため中止になりました。