シナクラテンプレ改メ型

[登場人物]
以下の4人(5人)を基本人数とし、設定や状況に応じて任意に増数していいものとする。登場人物を増やす場合、人物を象徴する文字はF以降の方が好ましい。
シナリオクラフト・テンプレート中の内容にある「」には、任意のアルファベットを代入してシーンを作成する。

A:主人公
物語の軸となる人物。Bを守る事を役割としている。
基本的には視点主として扱われるが、必ずしも視点主である必要はない。守護される側の者を視点主とする場合、視点主はBになる。

B:ヒロイン
物語において守護される者。ヒロインとは言うものの、庇護対象であれば女性でなくとも構わないし、また人間ですらある必要はない。
基本的にはCに狙われ、Aに守られる役割を担う。

C:ライバル
物語中のエネミー存在であり、Bを狙う為にAと敵対する役割の存在。ライバルとボスは必ずしも同一である必要はなく、ボスをEとして扱ってもよい。
ただし、ライバルとボスを分割して物語に登場させる場合、なるべく早い段階でCとE、2人の登場人物がいる事を明記する必要がある。

D:協力者
物語においてAに情報を提供したり、戦闘をサポートする役割。Aの相棒、右腕的な存在。ただし、設定的に登場が難しければ、必ずしも出す必要はない。
物語に深く関わる事もなく、また積極的にC(またはE)と敵対する必要もない為、ある程度は自由に動かせる。リサーチチャート、フラッグチャートの情報提供を任せるとスムーズに事が運ぶ。

E:シナリオボス
物語中のエネミー存在であり、Aが果たすべき真の敵。ただし、Cを最後の敵として設定した場合、必ずしもEを登場させなければならない訳ではない。
Eをシナリオボスとして登場させる場合、物語の序盤から存在を仄めかす描写をしていて、かつ「誰がEか」を言明していない方が後半で劇的な演出を行える。
また、E(Cを最後までボスとして扱う場合はC)に限り「○とE(またはC)は同一人物だった」という、一人二役を演じても良いものとする。

【起】
+ オープニングチャート
物語の始まり、プロローグ。いわゆる書き出しをどうするか。
01.平穏の日々/「」は、家族や友人と囲まれて平和で平凡な日常を送っていた。これから迫り来る出来事も知らず、日常を享受していた。
02.マヨヒガ/「」は住み慣れた街の、見慣れた道から少し外れ、見知らぬ場所へ迷い込んだ。そして、そこで「」と初めて出会うのだった。
03.小さな大冒険/「」は家族や友人などの親しい者の都合や提案などで、いつもと違った環境へ向かう事に。連休中のバイト、旅行など自由に設定して良い。
04.環境の変化/「」は今まで親しんできた日常とは違う環境へ否応なく放り出されてしまった。引越し、長期の入院など自由に設定して良い。
05.実験体/「」は目を覚ましたら、見知らぬ部屋にいた。「」曰く、肉体の改造を施されたという。この日から、「」の日常は一変する事となる。
06.任務遂行/「」は何らかの組織に所属するエージェントである。「」に関する一連の情報と共に、接触する事を命じられた。無論、断ることは出来ない。
07.なくしたピース/「」は親しい大切な人を失った。胸にぽっかりと開いた空虚、それでも毎日は変わらずに回り続ける。死別、引越しなど自由に設定して良い。
08.夢の中で/「」は夢を見ている。それは未来(または過去)を暗示するかのような、不思議な夢だった。だが、夢と呼ぶにはあまりにも鮮明すぎた。夢の内容や、それを覚えているかどうかなどは自由に設定して良い。
09.破滅の音/「」の日常はある日をもって崩壊した。予兆などなく、あまりにも突然すぎる恐ろしい事件によって、非日常へ陥れられたのだった。
10.異世界より/「」はその世界においても異質な場所から、「」の世界へ足を踏み入れた。異世界、極秘施設、隔絶された文明など自由に設定して良い。

+ トラブルチャート
Aおよび(または)Bが何らかのトラブルに参加する原因。
01:罠/「」は何者かによって貶められ、それまでの立場を失ってしまう。それは隠された壮大な陰謀と対峙する序章に過ぎなかった。
02:裏切り者/「」にとって親しい家族や友人が何らかの事情により裏切り者の烙印を押されてしまう。何らかの事件の容疑者、実際に裏切ったかどうか、超自然的な存在になったか、などは自由に設定して良い。
03:護衛/「」はBまたは危険な物品の身柄を確保し、守る事になる。庇護対象は人間や生物でなくても構わないが、「」も含め何らかの理由で狙われているものとする。
04:謎の荷物/「」の元へ、謎の荷物が届いた事が、事件の発端だった。「」は謎のアイテムを巡る陰謀に巻き込まれていく事となる。
05:肝試し/「」は立ち入りを禁止されている場所へ向かった。そこでの出会いが、「」の運命を狂わせていく。立ち入り禁止の場所に関しては、廃病院や霊的な土地などは自由に設定して良い。
06:追跡者/BはCに追われている。捕まったら殺される、その恐怖と懸命に戦いながら逃げている時、Aと出会った。
07:神隠し/「」の親しい家族や友人のいずれかが、神隠しの様に姿を消した。それがただの誘拐事件か、神がかった要因かは自由に設定して良い。
08:テロリズム/「」は何らかの武装集団に巻き込まれ、人質にされてしまう。謎の組織、銀行強盗団などは自由に設定して良い。
09:殺人事件/世間では、謎の殺人事件が紙面を賑わせている。連続殺人か、猟奇的なのかなどは自由に設定して良い。
10:異形の怪物/明らかにこの世の者ではないモンスターが出現した。「」もしくは親しい家族や友人はそのモンスターの襲撃を受けてしまう。

+ モチベーションチャート
トラブルに対して、AやBらが対処する為の動機。
01:正義の味方/「」は正義を貫く信念がある。その新年に基づき、トラブルを解決する決意をした。
02:契約の履行/「」にとって、トラブル解決は報酬の為であり、それ以上の思惑はない。報酬の内容が金銭的か精神的かは自由に設定して良い。
03:やくそく/「」は昔、トラブル解決を誰かと約束していた。そのトラブルが起きたのは、「」と誰かにとって予想できた事だったのだ。
04:愛/トラブルに巻き込まれた者の中には「」にとって親しい家族や友人、恋人が含まれていた。彼らを助ける為に、「」は立ち上がる。
05:防衛本能/そのトラブルは「」の日常を脅かす。トラブルを解決しない事には「」の日常や生命すら危ぶまれる。
06:好奇心/「」はトラブルの解決や、もしくは内容そのものに興味がある。半ばゲーム感覚で、トラブルに惹かれ干渉してしまった。
07:恩返し/「」はトラブルに巻き込んだ「」に何らかの恩義があり、手助けをする事で恩を返したいと思っている。
08:奪還/「」はCに奪われた物がある。それを取り戻す為、トラブルに立ち向かう決意をした。
09:承認欲求/「」はトラブルを解決する事で、多くの人に認められたい。トラブル解決は目的ではなく手段に過ぎない。
10:復讐者/「」はトラブルの根源に深い憎悪を抱いている。トラブルを解決する事で、結果的に復讐を果たせるかも知れないのだ。

【承】
+ リサーチチャート
トラブルやCの実態を探る為の調査パート。表面的な情報の取得。
01:噂話(ウェブ)/「」は情報のとっかかりを噂話から得た。真偽の混ざった情報の中から、正しいと思しき情報を拾う事ができたのだ。
02:文献探し/「」は図書館などの蔵書の中から、過去の記事や知識を検索する事で、トラブルの詳細を知る事ができた。
03:現場百遍/「」はトラブルの現場を探る事で、C(またはE)へ至る為の証拠や手掛かりを得た。
04:聞き込み調査/「」は目撃情報などを聞き込み、C(またはE)の向かった先や手掛かりを得た。
05:情報屋/「」には優れた情報屋のコネクションがある。彼のおかげで真相に迫る為のきっかけを得る事ができた。
06:密告/「」はCと再会し、トラブルの情報を教えてもらう事になった。何の目的でCが情報を与えたかは自由に設定して良い。
07:メモリー/「」はトラブルに巻き込まれた時の記憶を頼りに、情報を拾い上げる事ができた。
08:日常の中で/「」は日常に帰った。しかし、その中で偶然にも情報を得た事で、Cへ立ち向かうきっかけとなった。
09:拷問(ハッキング)/「」は本来は行ってはならない手段を用いて情報を取得した。リスクは大きかったが、リターンはあったようだ。
10:敵地潜入/「」は大胆不敵にも、いきなり敵地へ向かった。実際に潜入できたかどうかはともかく、とりあえず得る物はあったので由としよう。

+ バリアチャート
調査によって判明した、トラブルの難問の提示。どう対処するか?
01:記憶喪失/トラブルには何らかの力が働き、記憶を失ってしまう事が分かった。こうしている間にも「」の記憶が失われつつある、早期解決を急がなければ。
02:憑依/トラブルの根源は「」もしくは親しい家族や友人に憑依している。これを取り除く事は難しく、下手すると宿主が死んでしまうかも知れない。
03:物理的障壁/水の底や厳重なセキュリティなど、何らかの物理的に接触困難な場所にトラブルの根源がある。どんな障壁かは自由に設定して良い。
04:監視網/「」や親しい者は全てトラブルの根源の監察下にある。下手に動けば自分や親しい誰かの命はないと警告されてしまった。
05:強大な敵/トラブルの根源は、大きな企業、宗教組織など、「」の想像を絶する大きな物だった。個人の力で彼らをどうにかするのは非常に困難だろう。
06:社会問題/トラブルが発生した事で、世間は不安定になってしまった。「」の周辺でも食糧の買い占めなどの社会問題が起き、身動きが取りづらくなっている。
07:厳正な条件/トラブルの根源に干渉するには、複雑な手順を践む必要がある。「」の現状ではそれを行う事は難しい。魔術的な儀式、パスワードや暗号など、自由に設定して良い。
08:さらなる裏切り/リサーチの結果、「」の周囲にはトラブルの根源と繋がる裏切り者が1人以上いるようだ。それが誰か特定しなければ、迂闊に動けない。
09:MIB/「」によって情報を提供したり、共有した者が何者かに誘拐されたり、記憶を消されたりした。こうしてトラブルは世間には認識されないようになっている。
10:時の監獄/トラブルの解決自体は容易いが、それに干渉しようとすると時が戻されてしまう。どうにか解決策を見出さなければ、永遠に同じ時に閉じ込められてしまう。

+ トリガーチャート
バリアチャートで判明した難問を解決する為の糸口。
01:ワクチン/特殊なアイテムを用いる事で、トラブルを解消できるようだ。問題は、そのアイテムの調達や生成こそが最も難しい事だ。
02:弱点の露見/トラブルの根源には、何らかの弱点があった。それ自体は容易いことだが、実行する為のリスクが高すぎ、即決する訳にはいかない。
03:ヒロイン/トラブルの根源を止める方法の鍵を、Bが持っている事が判明する。問題は、C(またはE)による妨害だ。彼女(彼)を連れて、どうやって突破したものか。
04:ライバル/トラブルの根源を止める方法の鍵を、Cが持っている事が判明する。問題は、彼(彼女)を説得し、計画を止めてもらう事だ。果たして説得できるだろうか。
05:時期/トラブルは、時間経過と共に解消されるらしい。「」たちが躍起になる必要はないという。ただし、その間にどれほどの犠牲が出るかは予測できないが…。
06:遺言?/誰かが命を懸けて判明した解決策を「」が手に入れた。日記の切れ端、手紙やダイイングメッセージ、暗号など自由に設定して良い。
07:矛盾(エラー)/トラブルには何らかのエラーが発生している事が分かった。そのエラーを解消してしまえば、正常に戻り、一連の事件は解決するに違いない。
08:不審人物/トラブルについて詳しい者が、危険を顧みず接触してきた。彼(彼女)の言う事を信頼するなら、確かにトラブルは止められるが…果たして信用できるのか。
09:コラテラル/「」にとって大切な人を殺す事で、トラブルは止められる。しかし、そんな手段を取る訳にはいかない。誰を敵に回そうと、何としてでも、他の手段を探さなくては!
10:超越者/「」がトラブルの根源と同じ存在になる事で止められるという。しかしそれは、今までの日常を破棄する選択だ。とてもじゃないが、すぐには決められない。

【転】
+ サプライズチャート
【起】および(または)【承】で判明した前提を覆す、状況の変化。
01:カウンター/Cやトラブルの根源など、トリガーで得た対抗手段に危機感を抱いた者から襲撃を受けてしまう。第三勢力などの武力介入も可。
02:不審な影/リサーチとトリガーによって、新たな謎が浮上した。それは、トラブルの周辺に、不審な存在が確認された事だ。真綿で首を絞めるように、じわじわと這い寄る謎の影に怯える日々が続く。
03:虚構世界/「」が現実だと思っていたものは、実は幻覚だった。「」にとって本当の現実は全く異なる物であり、トラブルとリサーチによってそれが判明してしまったのだ。
04:偽情報/Dまたは「」が信頼していた者は、実は一連のトラブルの黒幕であり、C(またはE)と同一人物だった。リサーチで得た情報は、実は嘘の情報だったのだ。
05:真犯人/トラブルの黒幕はAだった。事件の発生は、いつもAが意識を失っている時に起きていた。二重人格や強力な催眠術など、詳細は自由に設定して良い。
06:君の名は。/「」は墓標や死者名簿の中に「」と同じ名前を見つける。本当の「」は死亡していて、今の彼(彼女)は偽物という事なのだろうか?それを裏付ける術はまだない。
07:新たな事件/今までのトラブルとはまた別のトラブルが発生してしまう、もしくは同じトラブルが被害拡大してしまう。既に起きたトラブルだけでも手一杯だが、放っておく訳にはいくまい。
08:眠りの森/「」は夢の中で、何者かに警告を受ける。それはリサーチで得た情報と食い違う情報であり、今のまま進む事は危険だという。警告してきたのは誰で、現実と夢、どちらを信用すべきか。
09:共通点/Bや、トラブルの根源やそれによる被害者など、トラブルの中心にいた人物たちにはある共通点があった。その事実は、無差別だと思われていた一連の事件の関連性を証明する。
10:拉致/「」は気付けば、見知らぬ場所にいた。どうやら睡眠薬か何かで眠らされ、どこかに監禁されてしまったようだ。手枷足枷、アイマスクなど、とにかく身動きができない現状が続く。

+ トラップチャート
状況が変化した直後、可及的速やかに対処すべき案件。
01:四面楚歌/「」は周囲の人々に不信感を抱かれ、遂には孤立してしまう。容疑を晴らす為には、一連の事件を速やかに解決するしかない。
02:破壊/「」が探し求めていた物や、大切な物(帰るべき場所)など、何かが破壊されてしまう。仮に事件を収めたとしても、その爪痕は永劫、残されるだろう。
03:狂気顕現/舞台となった街の中で最も有名なシンボルが、トラブルの根源に乗っ取られてしまう。それはもはや周知され、人々の不安や狂気を掻き立ててしまう。
04:無能化/舞台となった街では、築き上げられた文明の力を扱う事が出来なくなってしまう。魔法の力や電化製品など、自由に設定して良い。
05:都市閉鎖/何らかの理由により、舞台となった街は出入りが不可能になってしまう。早急に事件を解決しなければ、元の日常に戻る事はできない。
06:実験体/何らかの企業や組織が管理していた謎のモンスターが解き放たれた。果たして、パニックを起こし逃げ惑う人々を救う事ができるのか。
07:真相の消失/「」が追い求めていたC(またはE)は既に死んでいた、または瀕死の重体だった。それでもトラブルは収束しない。この事態をどう乗り越えればいいのだろうか。
08:暴徒/舞台となった街の市民の不安や怒りが、遂に爆発してしまい、暴徒と化して破壊の限りを尽くし始めた。それが洗脳によるものなど、別の要因があるかどうかは自由に設定して良い。
09:理不尽な交渉/「」の前に、突如現れたC(またはE)。彼(彼女)曰く、大人しくBを差し出せば命だけは助けてやるという。あまりにも理不尽な要求を前に、「」の取った選択は…。
10:突然の病/突如「」を襲う、原因不明の病状。一刻も早く事態を収束せねば、命に関わるかも知れない。高熱や体の麻痺など、自由に設定して良い。

+ フラッグチャート
状況の変化を乗り切った事で判明した真相の解明。深層的な情報の取得。
01:レポート/何者かが残した記録の中に隠された記述に、改めて気付いた。それはこの一連の事件を解決する手がかりとなる。この記録の詳細は、【起】【承】の時点で既に出ている方が好ましい。
02:過去の証言/トラブルやサプライズを経て、「」は自分の記憶の中で食い違っている事実に気付いた。それは、「」が見聞きした誰かの証言に、明らかな矛盾や嘘が含まれていた事だ。つまり犯人は…。
03:検証結果/トラブルやサプライズ後、専門の機関や研究所、探偵などによる検証の結果が出た。それは事件の根本的解決に繋がる、たった一つの真実だった。
04:共通点/Bや、トラブルの根源やそれによる被害者など、トラブルの中心にいた人物たちにはある共通点に気付けた。その事実は、無差別だと思われていた一連の事件の関連性を証明する。
05:動かぬ証拠/「」はあるアイテムを見つける。それは事件の犯人しか持ちえない筈の何かだった。このアイテムこそ、真犯人を特定する証拠となるだろう。
06:暗号/「」は物語序盤や中盤に登場していた暗号を解読する事に成功した。それは巧妙に隠された真実だった。暗号は、奇妙な文字や絵、または童歌など自由に設定して良い。
07:矛盾/これまでの事件の中で、発生した状況と、その目的と思しき結果には矛盾があった。矛盾をすり合わせ、論理的に解を求めた結果、一つの真実が見えてきた。
08:告白/トラブルかサプライズのどちらかは、実は「」による自作自演だった。予想外の展開を起こす事で黒幕を動揺させる作戦だったのだ。それは見事に成功した様だ。
09:
10:

【結】
+ アンサーチャート
一連の事件の謎解き、答え合わせ。また、全ての矛盾の解消。
01:ドッペルゲンガー/事件の黒幕は「」ではなく、「」と瓜二つの人物であり、暗躍していたのだ。魔術で作られた分体、双子やクローンなど、自由に設定して良い。
02:心理の盲点/「」は自分が事件の容疑者から外れる為に、ある心理的なトリックを使っていた。誰も彼(彼女)こそが黒幕であるとは思いもしなかった。
03:取り替え子/物語の途中から、「」は何者かの変装だった。彼(彼女)は元の人物を排除したあと、素知らぬ顔で「」に近付いていた。「」が実在の人物かどうかは自由に設定して良い。
04:錯覚/「」はフラッグで得た情報により、事件の始まりから今まで、ずっと前提条件が間違っていた事に気付いた。一連の事件の謎は、勘違いから生まれていたのだ。
05:錯綜する事件/トラブルからサプライズまで立て続けに起こった事件は、連綿と連なった一つの事件ではなく、別の事件が同時に二つ起こっていたのだった。
06:解決策/「」にはトラブルやサプライズの全てを食い止め、円満に解決する為の最善の方法がある。自分なら、いや自分だからこそ、誰かを(何かを)救う事ができるのだ。
07:目的/実はCは一連の事件の犯人ではなかった。Cは事件を食い止める為に動いていて、その障害と思い込んでいたAやBと敵対していたのだ。
08:一人二役/「」とC(またはE)は同一人物だった。自らが容疑者から外れる為に、架空のC(またはE)を演じていたのだ。
09:
10:真犯人/本当の真犯人はBだった。彼女(彼)は最初から被害者の様に振る舞いながら、最も事件に近い場所で全員をコントロールしていたのだ。

+ クライマックスチャート
(未)

+ エンディングチャート
(未)
最終更新:2017年03月21日 21:00