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玄兎ノ舞

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玄兎ノ舞 / PON


太陽落ちて染まる 夜の果て
迷い込んだ僕を誘う
透き通る絹のような その背中
夢幻に僕を狂わせて
流し目 揺らめいて刺さる

見つめてみても 君は一人佇むばかり
まやかしでもいいと 望んだ僕との境界線

月影よ 僕を踊らせて
伝えられないなら願わせて
満ちかける君の横顔に 恋をした僕を嘲笑って
今宵は三日月

群青の衣で舞う 薄化粧の君を見た
僕だけの物ならいいのにと
ただ聞こえない声ならば 戯言さえ届かない
もうすぐ空が明けるよ

月影よ 僕を踊らせて
伝えられないなら願わせて
満ちかける君の横顔に 恋をした僕を許してくれ
今宵は満ちる満月よ
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