ほしふり/ Sana
往き過ぎて さゆらぎに
花曇りの隙間から
花曇りの隙間から
思い出がひとつひとつ
こぼれ落ちて
水尾になる
こぼれ落ちて
水尾になる
渡る花の
星に溶ける
風までも
黄金にして
星に溶ける
風までも
黄金にして
光 背なの
押され 歩む
咄嗟に思うことも言えず
押され 歩む
咄嗟に思うことも言えず
ねえ 聞いて
聞いているよ
本当にいつまでも
聞いているよ
本当にいつまでも
そこでひとり
目が覚めて 灯り無く
目が覚めて 灯り無く
風にのって
彼方より
手先追いかけて
流れて結ぶ星座
絡んで 繋がって
彼方より
手先追いかけて
流れて結ぶ星座
絡んで 繋がって
いつまでも 瞬いている
かげろうのように
かげろうのように
打ち返す汀はなお
雲間に寄り添ってずっと
雲間に寄り添ってずっと
聞いておくれ
いつまでもずっと
愛しいひと
いつまでもずっと
愛しいひと