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令和の国

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令和の国/Des-ROW・組

べらんめいのお父ちゃん
三つ指つくお嬢さん
冗談だろ髪なびかせ、カブまたがるお坊さん
生魚、海苔、酢飯、 ガリ、茶柱お愛想
脆さ弱さ全て洗い流す富士のご来光
春夏秋冬四季を告げて、咲き狂う
花も鳥も風と月と魅せつけて迫り来る
いなせ、気立て、侘び寂びとかおもてなしの谷間に
マスクつけたままでお辞儀をするクソな嗜みはやめとけ

助け合ってケツをふいたふりの裏で鴨葱
ケツ洗い機、便利過ぎてよそじゃクソすらも出来ん
外国の奴に見せる和の国ならお侍 は?
履き違えた迎合にゃひっくり返す卓袱台
真面目だからメモする
不真面目ならば手こずるよな
浮世ならば手を振る
月夜に宴をする
よぎり過ぎる愁も
肴ににする無礼講
青目達が戸惑う程
音響かせ蕎麦を食う

良いとこ悪いとこ滑稽さもご愛嬌
白黒つけたがるな良い言葉だおあいこ
どうしようこうしようは辿り着くためのものだが
あーしろこーしろは誰の為の言葉だなんだ愚かだ

見つめ過ぎて見つけられぬものがそこにあるだろう
目を閉じたり諦めたら気付くこともあるだろう
過去を讃え美化し懐かしんで今がおざなりなど、
愚の極みだ動きだしな今こそだろお分り?
決めつけるな誰かにとりゃカレーだって飲み物だし
似た偉者の横で土下座をするそんなお仕事
姿形分け隔てずウィンとウィンで肌色だろ
雨降らすも地固めて架ける橋は七色

意志は紫電
身は渾然
刹那の光明
新る残波
零の身上
礼から始まり
宿りなす
一意専心

当たり前のものを当たり前のごとく
できるこの国に感謝そして
脈々と受け継がれる生粋の信条
話を持って
環をなし
我が心
和の心
和の魂を尊ぶ

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