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糸満市


糸満市(いとまんし)は、沖縄県沖縄本島南部にある市である。

概要

糸満市は、沖縄本島最南端に位置し、古くから「海人のまち(うみんちゅのまち)」として知られる漁業が盛んな都市である。旧暦に行われる「糸満ハーレー」や「糸満大綱引」などの伝統行事が今なお住民の手で熱気をもって受け継がれ、独自の文化が色濃く残っている。沖縄戦終焉の地としても知られ、平和祈念公園やひめゆりの塔などの施設が集まり、平和の尊さを世界へ発信する重要な役割を担っている。農業も盛んで、広大な農地では人参やゴーヤー、マンゴーなどの生産が行われ、県内有数の供給拠点となっている。近年は「道の駅いとまん」が観光・物流の拠点として賑わいを見せるほか、大型リゾートホテルや海岸沿いの開発により、観光都市としての魅力も高まっている。厳しい自然と向き合ってきた海人の逞しさと、平和を願う静かな祈りが共存する、本島南部の中核的な自治体である。

基本情報

  • 面積: 約46.60km2
  • 人口: 約61,000人(2025年12月現在の推計)
  • 人口密度: 約1309人/km2(2025年12月現在の推計)
  • 隣接市町村豊見城市八重瀬町

観光情報



アクセス

飛行機で

那覇空港(なはくうこう、Naha Airport / OKA) が利用する空港となる。沖縄県の空の玄関口として国内線・国際線の多くの路線が発着する、日本でも屈指の利用者数を誇る拠点空港である。空港よりバスや車(レンタカー)などを利用して現地までアクセスする。

バスで

那覇空港や那覇市内からは、以下のバスを利用してアクセスできる。
  • 那覇バス、琉球バス交通:糸満市に向かう主要路線は以下の通りである。
    • 那覇バス・琉球バス交通89番・糸満線:那覇バスターミナルから国道331号を通り、小禄や豊見城を経由して糸満バスターミナルまでを結ぶメインとなる路線。糸満バスターミナルまで、那覇バスターミナルから約45分、670円。赤嶺駅から約30分、580円。本数は1時間に4本程度と頻繁に運行されている。
    • 那覇バス446番・那覇糸満線:那覇バスターミナルから豊見城などの内陸の住宅街を抜けて糸満営業所に向かう路線。糸満営業所まで、那覇バスターミナルから約1時間10分、710円。本数は1時間に1~2本程度。
    • 琉球バス交通189番・糸満空港線:那覇空港から直接糸満市の中心部や糸満バスターミナルに向かう路線。糸満バスターミナルまで、那覇空港約30分、470円。本数は2時間に1本程度と少ないので、時刻を確認のこと。
  • 東京バス(沖縄営業所):国際通り、那覇空港から豊見城市の瀬長島、豊崎を経由して、糸満市役所や琉球ホテル&リゾート名城ビーチを結ぶ路線を運行。本数が多いTK02系統「ウミカジライナー」は1時間に2本程度の運行である。那覇空港から糸満市役所まで約55分、650円。琉球ホテル&リゾート名城ビーチまで約65分、870円である。

色々と巡る場合は、沖縄のバスが乗り放題のフリーパスの利用が便利。大人料金で1日券が2900円、3日券が5800円である。ただし東京バスには乗車できないので注意のこと。

車で

那覇空港からは 331  国道331号線を利用すると30分程度でアクセスできるため便利である。その他、那覇市内からも30~45分程度で行くことができる。
なお、市内には高速道路は走っておらず、最寄りは  E58  那覇空港自動車道豊見城・名嘉地ICである。本島北部方面からはこのICで降りて国道331号線を利用して行くことになる。

市内交通

バスで

道の駅いとまんなどの沿岸部は、先述の東京バスの「ウミカジライナー」などの利用が便利である。一方、市内中心部から平和記念公園やひめゆりの塔に向かう場合、まず89番バスなどで糸満バスターミナルに向かい、那覇バス、琉球バス交通などの以下の路線を利用することになる。
  • 琉球バス交通82番・玉泉洞糸満線:糸満バスターミナルから「ひめゆりの塔前」や「平和祈念堂入口」に停車し、南部観光の核心部を効率よく移動できる路線。本数は1~2時間に1本程度なので、時刻を確認して利用すること。糸満バスターミナルから、ひめゆりの塔まで約15分、320円。平和祈念公園まで約25分、540円。
  • 琉球バス交通107・108番・南部循環線:糸満バスターミナルから糸満市内を巡る路線で、西崎や潮平といった居住区・商業区から観光地までを最大300円の上限運賃で結んでいる。本数は2時間に1本程度と少ないので、利用の際は時刻を確認すること。
  • デマンド型乗合バス「いとちゃんmini」:市内各所に設置された約170カ所の停留所から、希望の時間と場所を選んで電話やアプリで予約し、タクシーに近い感覚で安価に移動できるバスである。直線距離に応じて運賃が決まる仕組みであり、海沿いのカフェや大度浜海岸など、公共交通の空白地帯にあるスポットを巡る際に重宝する。

車で

観光地には駐車場を設けられている場所が多く、バスの本数が少ない場所やバスが走っていない場所もあるので、市内を巡るのに一般的な方法である。レンタカーは那覇空港や那覇市内の方が圧倒的に多いので、それらを利用する方が便利である。
タクシーも利用できるが、流しのタクシーはほぼないので、電話やGODiDiなどのアプリで予約しての利用が主流である。糸満バスターミナル付近にはタクシーが止まっている場合がある。
平和祈念公園やひめゆりの塔、喜屋武岬といった点在する観光地を効率よく巡るには、貸切の観光タクシーも非常に便利である。例えば、地元のときわ交通では、3時間程度のフリープランが12,100円〜(通常運賃より割引)といった設定があり、公共交通機関の時間を気にせず移動できるメリットがある。那覇市内や那覇空港からの送迎を含めたプランを提示している会社も多く、南部周遊の有力な選択肢となっている。

自転車で

市内にはちゅらチャリ(ドコモ・バイクシェア)のポートがある。琉球ガラス村、サザンビーチホテル&リゾート沖縄にポートがあり、スマートフォンにアプリをインストールすれば、予約不要で借りられる自転車が借りられるサービスである。那覇市内などと比べてポートが少ないので注意のこと。体力に自信があるなら、那覇市内や豊見城市内から自転車でがんばって訪問してもよい。南部の戦跡などを巡る際は坂が多いので、電動アシスト付が便利である。

歩いて

糸満バスターミナル付近の市内中心部のスポットは歩いて巡ることができる。南部の観光スポットは、1つ1つが離れているところも多いため、徒歩で巡るのは難しいが、沖縄平和祈念公園付近には戦跡や碑などがたくさんあり、これらをじっくり歩いて巡ることもできる。

観光

県営平和祈念公園・平和の礎(いしじ)【公園】
〒901-0333 沖縄県糸満市字摩文仁444 098-997-2765 無料(資料館などは有料) 8:00~22:00
国籍や軍人・民間人を問わず、沖縄戦などで亡くなった全ての人々の氏名を刻んだ「平和の礎」が広大な敷地に並ぶ。平和の火が灯る広場を中心として、世界の恒久平和を願う象徴的な場所となっている。園内には大型遊具のある広場もあり、週末はピクニックを楽しむ市民の憩いの場としても親しまれている。広大なため、園内を移動する電気トラムも運行されている。

沖縄県平和祈念資料館【博物館・資料館】
〒901-0333 沖縄県糸満市摩文仁614-1 098-997-3844 大人¥300、小~大学生¥150 9:00~17:00(入場は16:30まで)、年末年始(12/29~1/3)定休
沖縄戦の終焉の地となった摩文仁に位置し、住民の視点から戦史を概観できる県立の資料館である。戦前の沖縄の暮らしから、凄惨な地上戦、そして戦後の基地問題に至るまでの過程が詳しく解説されている。子ども向けの展示室もあり、家族連れで平和学習に取り組むことができる。展望台からは、眼下に広がる美しい海岸線と公園を一望できる。

沖縄平和祈念堂【史跡】
〒901-0333 沖縄県糸満市字摩文仁448-2 098-997-3011 大人¥450、中高生¥350 9:00~17:00、無休
平和祈念公園内にそびえ立つ高さ45メートルの七角形の堂塔で、宗教を超えた平和のシンボルである。内部には日本を代表する彫刻家・山田真山が後半生を捧げて制作した高さ12メートルの沖縄平和祈念像が安置されている。堂内では平和への願いを込めた美術展などが開かれ、厳かな雰囲気に包まれている。周囲には世界各地から贈られた石を配した「清ら島(ちゅらしま)の碑」も点在する。

ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館【史跡】
〒901-0344 沖縄県糸満市字伊原671-1 098-997-2100 大人¥450、高校生¥250、小人¥150 9:00~17:25(入場は17:00まで)、無休
沖縄戦で看護要員として動員されたひめゆり学徒隊の悲劇を伝える慰霊碑と資料館である。生存者の証言映像や遺品が展示されており、戦争の惨禍と平和の尊さを次世代に語り継いでいる。2021年のリニューアルでは、若い世代にも伝わるよう展示構成が刷新された。伊原第三外科壕の跡に立つ塔の前には、今も多くの花が手向けられている。

喜屋武(きやん)岬(紹介P)【岬】
〒901-0354 沖縄県糸満市喜屋武 入場無料 常時開放
沖縄本島のほぼ最南端に位置し、高さ約30メートルの断崖絶壁が続くダイナミックな景勝地である。太平洋と東シナ海が交わる壮大な大海原を180度のパノラマで見渡すことができる。沖縄戦では追い詰められた人々が身を投げた悲劇の場所でもあり、先端には平和への祈りを込めた「平和の塔」が建立されている。かつて航海の目印となった白い灯台が、現在は青い海に映える美しいランドマークとなっている。

大度浜海岸(ジョン万ビーチ)(紹介P)【海岸】
〒901-0334 沖縄県糸満市大度 入場無料 常時開放
幕末に帰国したジョン万次郎が上陸した地として知られ、現在はシュノーケリングやダイビングの聖地となっている。海岸を囲むように発達したイノー(礁湖)は波が穏やかで、色鮮やかな熱帯魚やサンゴ礁を間近に観察できる。ウミガメの産卵地としても有名であり、手付かずの自然が残る貴重な海岸である。

道の駅いとまん【道の駅】
〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町4-20-4 098-987-1277 入場無料 情報館9:00~18:00(施設により異なる)
日本最南端の道の駅であり、地元の新鮮な野菜、鮮魚、特産品が揃う大規模な観光・物流拠点である。糸満漁協が運営する「お魚センター」では、その場で食べられる刺身や海鮮焼きが人気を集めている。レストランやフードコートも充実しており、糸満ならではの海人(うみんちゅ)文化を食を通じて体験できる。広大な駐車場を備え、ドライブの休憩や土産選びのスポットとして常に賑わっている。

白銀堂(紹介P)【寺院】
〒901-0361 沖縄県糸満市糸満23 090-3792-8557 入場無料 常時開放
「意地ぬ出らぁ手ぃ引き、手ぃぬ出らぁ意地引き(腹が立ったら手を出しそうになるのを抑え、手が出そうになったら怒りを抑えなさい)」という格言の由来となった古刹である。糸満の海人たちの守護神として深く信仰されており、航海安全や豊漁を願う参拝者が絶えない。元旦や旧正月には、地域の伝統行事が行われる中心地として賑わいを見せる。境内は静謐な空気が漂い、街中にありながら神聖な雰囲気を保ち続けている。

幸地腹・赤比儀腹両門中墓(こうちばら・あかひぎばらりょうむんちゅうばか)(紹介P)【史跡】
〒901-0361 沖縄県糸満市糸満 入場無料 常時開放
この墓は、沖縄における「門中(ムンチュウ)」という父系親族集団の結束を象徴する極めて重要な聖地である。2500坪を超える広大な敷地を持ち、一つの墓に数千人が葬られているとも言われるその規模は、民俗学的にも非常に珍しい。18世紀に造られた亀甲墓の形式を留めており、現在も清明祭(シーミー)の時期には多くの親族が集まり、先祖供養が行われている。糸満市の自治と血縁の歴史を今に伝える、地域の誇りとも言える文化的遺産である。

山巓毛(さんてぃんもー)(紹介P)【展望】
〒901-0361 沖縄県糸満市糸満23 入場無料 常時開放
糸満漁港を見下ろす高台にあり、かつて糸満の海人が漁の合図や家族の船を待つ場所として利用した展望スポットである。ハーリー(爬龍船行事)の際には、ここで合図の旗が振られる伝統的な役割も持っている。周辺は公園として整備されており、美しい夕日や夜景を楽しめる隠れた名所としても人気がある。糸満独自の文化である「海人」の歴史と人々の暮らしを肌で感じられる場所である。

体験

美々ビーチいとまん【海水浴場】
〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町1-6-15 098-840-3451 無料(駐車場は普通車¥500/日) 8:30~20:30(11~3月は18:30まで)、11月~3月の火曜、年末年始定休
サザンビーチホテル&リゾート沖縄の目の前に広がる、白い砂浜が美しい人工ビーチである。バナナボートや体験ダイビングなどのマリンアクティビティが充実しており、手ぶらでBBQを楽しめる設備も完備されている。波が静かで監視体制も整っているため、小さな子ども連れの家族でも安心して海水浴を楽しめる。夕暮れ時には美しいサンセットを眺めることができ、散策コースとしても人気が高い。

糸満市観光農園【観光農園】
〒901-0333 沖縄県糸満市摩文仁1018 098-996-7558 入場無料 9:00~18:00、無休
広大な敷地で南国特有のフルーツ栽培や動物とのふれあいが楽しめる、体験型の農業公園である。アセローラやパッションフルーツなど、沖縄ならではの味覚を収穫体験やカフェを通じて堪能できる。園内にはパークゴルフ場やワインの貯蔵庫、キャンプ施設なども併設されており、多目的に活用されている。自然に囲まれた環境の中で、のんびりと沖縄のゆったりとした時間を過ごすことができる。

ショッピング

琉球ガラス村【雑貨・工芸品】
〒901-0345 沖縄県糸満市福地169 098-997-4784 9:30~17:30、無休
県内最大級の手作りガラス工房であり、色鮮やかな琉球ガラスの展示販売や製作体験が楽しめる。工房内では職人たちが1300度の炎を操る迫力ある作業風景を間近で見学でき、その熱気と技術に圧倒される。1000種類以上のオリジナル商品が揃うショップのほか、ガラスのタイルで彩られた美しい建築も見どころの一つである。雨天でも楽しめる屋内施設として、家族連れや観光客に広く親しまれている。

糸満市場いとま~る【市場】
〒901-0361 沖縄県糸満市糸満989-83 098-987-1037 9:00~18:30(店舗ごとに異なる)、無休
戦後から続く公設市場が2020年にリニューアルし、古き良き活気と現代的な機能が融合した複合施設である。鮮魚店や精肉店、惣菜店など地域の台所を支える商店が並び、地元の海人文化を肌で感じることができる。購入した食事を楽しめる共有のイートインスペースがあり、観光客も気軽に地元の味を堪能できる。市場の歴史を継承しつつ、市民や若者が集う新たなコミュニティの拠点となっている。

糸満市物産センター遊・食・来(ゆくら)【お土産店】
〒901-0305 沖縄県糸満市西崎町4-19-1 098-992-1030 9:30~18:00(店舗により異なる)、無休
道の駅いとまん内に位置し、糸満産の野菜や加工品、沖縄全土の名産品が揃う大型の物産館である。フードコートやレストランが充実しており、糸満ならではの郷土料理や海鮮料理をゆったりと味わうことができる。オリジナルブランドの特産品も多く、県内外への贈り物や旅の土産を探す場所として最適である。観光情報の提供も行っており、南部観光の休憩地点として多くのドライバーに利用されている。

糸満漁業協同組合 糸満お魚センター【直売所】
〒901-0305 沖縄県糸満市西崎町4-19 098-992-2803 10:00~19:00、年末年始定休(一部月曜休)
道の駅いとまんに隣接し、糸満漁協の直売所として獲れたての新鮮な海産物がずらりと並ぶ。市場内では刺身や生牡蠣、海鮮串焼きなどが小分け販売されており、その場で食べ歩きを楽しむスタイルが人気を集めている。海人(うみんちゅ)の街ならではの熱気にあふれ、旬の魚介をリーズナブルな価格で購入できる。活気ある店員とのやり取りも楽しく、糸満の海の幸を五感で味わえるスポットである。

ファーマーズマーケットいとまん うまんちゅ市場【直売所】
〒901-0305 沖縄県糸満市西崎町4-20 098-992-6510 9:00~18:00、不定休
JAおきなわが運営する日本最大級の直売所であり、地元農家が丹精込めて育てた新鮮な島野菜やフルーツが山積みになっている。圧倒的な品揃えと安さが特徴で、開店直後から地元客と観光客で活気にあふれる。マンゴーやパッションフルーツなど、季節ごとの旬の果実が全国発送できるため、旅のギフト選びにも重宝される。沖縄の豊かな食文化を象徴する場所であり、生産者の顔が見える安心感も魅力である。

レストショップ 琉球の館【お土産店】
〒901-0344 沖縄県糸満市伊原734 098-997-3000 8:30~17:30(7~9月は9:00~18:00)、無休
ひめゆりの塔のすぐ近くに位置し、広大な売り場に沖縄の銘菓や伝統工芸品が豊富に揃う大型土産店である。店内には大規模なレストランが併設されており、団体客や個人旅行者の食事休憩スポットとして広く親しまれている。泡盛やかりゆしウェア、バラエティ豊かな雑貨など、沖縄観光の定番アイテムが一度に手に入る。平和学習の前後で立ち寄りやすく、広々とした空間で落ち着いて買い物ができる。

泡盛まさひろギャラリー【酒】
〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町5-8-7 098-994-8080 9:00~17:00、年末年始(12/30~1/3)定休
老舗のまさひろ酒造内に併設された施設であり、泡盛の歴史や製造工程を学べるだけでなく、貴重な古酒のコレクションも展示されている。様々な銘柄の試飲コーナーがあり、自分好みの泡盛をプロの解説を聞きながら選ぶことができる。ギャラリー限定の商品やオリジナルグッズも販売されており、酒好きにはたまらない充実した内容となっている。泡盛文化を深く理解できる文化施設として、大人の社会見学にも適している。

Atelier Sou【ジュエリー・アクセサリー】
〒901-0354 沖縄県糸満市喜屋武1314 090-3795-9933 12:00~17:00、土日のみ営業
糸満市の喜屋武地区に静かに佇む金細工(カンゼーク)の工房兼ショップであり、洗練された真鍮やシルバーのアクセサリーを制作している。伝統的な技法を大切にしながらも、現代のライフスタイルに寄り添うシンプルで温かみのあるデザインが支持されている。土日のみの営業という隠れ家的な存在であり、自分だけの特別な一品を求める人々が訪れる。作家の想いが込められた手仕事の数々は、日々の暮らしに静かな彩りを与えてくれる。

グルメ

茶処 真壁ちなー(SNS)【郷土料理】
〒901-0036 沖縄県糸満市真壁223 098-997-3207 三枚肉そば(M)セット¥1420、素そば(M)¥400など 11:00〜16:00 (完売次第閉店)、日月曜定休
明治時代に建てられた風情ある古民家を利用した、落ち着いた雰囲気の郷土料理店である。国の登録有形文化財に指定された建物の中で、自家製麺の沖縄そばや地元の旬の食材を使った御膳を味わえる。戦争の傷跡を残す柱や豊かな緑の庭園が、沖縄の歴史と時の流れを静かに感じさせてくれる。

いなみね 冷し物専門店(紹介P)【デザート】
〒901-0361 沖縄県糸満市糸満1486-3 098-995-0418 白熊¥750、沖縄そば(小)¥600など11:00~18:30(L.O.18:00)、火曜定休
旧店名「白熊」として親しまれた、糸満を代表する氷菓子と沖縄そばの老舗店である。名物の「白熊」は、可愛らしい顔のデザインと練乳たっぷりのふわふわな氷が特徴で、大人から子供まで幅広い世代に愛されている。座敷席が完備された店内は、家族連れでもゆったりと地元ならではの味を楽しめる温かな空間である。

よしもと食堂(SNS)【郷土料理】
〒901-0315 沖縄県糸満市照屋756 098-992-0990 よしもとそば(中)¥890など 11:00〜14:30(L.O.)、日曜定休、不定休あり
住宅街に佇む自家製麺が自慢のそば処で、ツルツルとした喉越しの麺と優しい味わいのスープが絶妙な調和を見せる。オリジナリティ溢れる「自家製豆腐」をトッピングしたメニューも人気で、創意工夫が凝らされた一杯を楽しめる。地元住民が日常的に通う活気ある店舗であり、親しみやすい接客と清潔感のある内装が魅力である。

すば処 いーばる家(紹介P)【郷土料理】
〒901-0315 沖縄県糸満市照屋543 098-992-1186 ソーキそば¥650 11:00~16:00(L.O.15:00)、水曜、第2・第4日曜定休
地元住民に古くから親しまれている、昔ながらの素朴な味わいを大切にする沖縄そば専門店である。鰹ベースのあっさりしたスープと、柔らかく煮込まれたソーキの相性が抜群で、飽きのこない美味しさが定評を得ている。リーズナブルな価格設定も魅力の一つであり、昼時には多くの常連客で賑わう糸満の「地域の台所」的存在である。

糸満漁民食堂(SNS)【海鮮料理】
〒901-0036 沖縄県糸満市西崎町4-17 098-992-7277 イマイエのバター焼き定食¥1850など 11:30~15:00(14:30L.O.)、18:00~22:00(21:30L.O.)、火曜定休、最終月曜日ディナー定休
海人の街・糸満の伝統的な漁法や食文化を現代風にアレンジして提供する、常に賑わいを見せる人気店である。石積み(アジチ)の壁が目を引く洗練された店内で、新鮮な地魚を自分好みのソースで選べるバター焼き定食を堪能できる。魚の出汁を活かした濃厚な味わいは、観光客だけでなく地元客からも非常に高い評価を得ている。

Detox cafe felicidad(SNS)【洋食】
〒901-0304 沖縄県糸満市西川町35-10 098-994-9557 ベジ丼セット¥1220など 11:00〜16:00、土日月曜定休、不定休あり
「食べたもので体は作られる」をコンセプトに、植物性食材を中心とした体に優しいメニューを提供するデトックスカフェである。卵や乳製品、白砂糖を一切使わないベジ丼やロースイーツなど、アレルギーを持つ方や健康志向の方でも安心して味わえる。明るく開放的な店内にはキッズスペースもあり、心身ともにリラックスした時間を過ごせる。

Hawaiian Cafe Dining KOA【各国料理】
〒901-0364 沖縄県糸満市潮崎町4-28-20 ここパンチ2F 098-851-8495 モーニング:KOA特製パンケーキプレート¥1880など ランチ:LeaLeaパンケーキ¥1380など10:00~ 18:00(L.O.17:00)、木曜定休
目の前に海を望む絶好のロケーションで、本格的なハワイアン料理を楽しめるオーシャンビューのカフェダイニングである。ふわふわのパンケーキやロコモコなど、ボリュームたっぷりのメニューが揃い、南国気分を存分に味わえるのが魅力である。テラス席では心地よい潮風を感じながら、美しい夕日や海を眺める贅沢なひとときを満喫できる。

スパイスキッチン ナミナミ【カレー】
〒901-0361 沖縄県糸満市字糸満989-83 糸満市場いとま~る内 080-7532-7133 チキンカレー¥1000など 11:00~15:00、不定休
「いとま~る」市場内に店を構える、複雑なスパイスの香りと奥深い味わいが特徴の本格カレー専門店である。沖縄産の食材と厳選されたスパイスを掛け合わせた独創的なカレーは、一口ごとに重層的な美味しさが広がる。市場の活気を感じながら、本格的なスパイス料理を気軽に楽しめ、テイクアウト利用でも高い人気を誇っている。

ゆっくい茶処おおしろ【カフェ】
〒901-0341 沖縄県糸満市字小波蔵147-1 098-852-4353 おまかせ定食¥1000、ゴーヤージュース¥600など 11:00~15:00、水曜定休
住宅街の中にひっそりと佇む、知る人ぞ知る自宅開放型の民家カフェである。親戚の家に遊びに来たような落ち着いた空間で、地元産の野菜をふんだんに使った健康的な家庭料理を味わえる。看板メニューの「おまかせ定食」は品数が非常に多く、店主の温かなもてなしと共に、心もお腹も満たされる穏やかな時間を過ごせる場所である。

スイーツパーラーしおかぜ【カフェ】
〒901-0364 沖縄県糸満市潮崎町3-29-4 098-995-8306 ワッフルサンドセット¥1200など 9:00~13:00、15:00~18:00、月・金曜定休
潮崎町の海沿いに広がる閑静な住宅街の中にあり、心地よい潮風を感じられるロケーションが魅力のカフェである。外はカリッと中はモチッとした食感の自家製ワッフルサンドが評判で、見た目も鮮やかなスイーツと共にゆったりとした時間を過ごせる。落ち着いた街並みの中に溶け込む隠れ家的な雰囲気があり、近隣の散策とあわせて立ち寄るのにも最適なスポットである。

大漁船(紹介P)【居酒屋】
〒901-0305 沖縄県糸満市西崎6-11-3 098-994-8222 刺身盛り¥1600、にぎり¥1600など 17:00~0:00、木曜定休
西崎の居酒屋街で長く愛される老舗の海鮮居酒屋で、漁師から直接仕入れることもある新鮮な魚介類が最大の自慢である。圧倒的なボリュームの刺身盛り合わせや握り寿司を、リーズナブルな価格で満喫できるのが大きな魅力である。地元糸満の活気を感じさせる賑やかな店内で、泡盛と共に獲れたての海の幸を豪快に味わえる。

宿泊

サザンビーチホテル&リゾート沖縄【リゾートホテル】
〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町1-6-1 098-992-7500 1泊朝食付12000円~(ツイン利用1名当たり) C.IN:15:00~24:00、OUT:11:00
糸満漁港に隣接し、美しい美々ビーチいとまんが目の前に広がる全448室の大型オーシャンフロントホテルである。全長70メートルのガーデンプールや屋内プール、多彩なレストランを備え、ファミリーからカップルまで幅広い層に対応している。那覇空港から車で約20分という好立地にあり、リゾート気分を味わいながら南部観光の拠点としても非常に利便性が高い。

琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ【リゾートホテル】
〒901-0351 沖縄県糸満市名城963 098-997-5550 1泊素泊12000円~(ツイン利用1名当たり) C.IN:15:00~24:00、OUT:11:00
2022年に誕生した、天然の白砂が広がる名城ビーチに面した全室オーシャンビューのラグジュアリーリゾートである。県内最大級のプールエリアには6つの異なるプールが配置され、優雅で洗練された大人の休日を過ごすのに最適な空間となっている。9つのレストランやバーでは、地元食材を活かした最高級の料理を堪能でき、沖縄南部における新たなランドマークとして注目を集めている。

イベント

沖縄全戦没者追悼式(紹介P)【式典】
〒901-0333 沖縄県糸満市摩文仁444 平和祈念公園 無料 毎年6月23日(沖縄慰霊の日)
沖縄戦の組織的戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」に、摩文仁の丘で営まれる極めて重要な式典である。天皇皇后両陛下のご出席や内閣総理大臣の参列のもと、戦没者への黙祷が捧げられ、遺族や参列者が恒久平和を誓う。県内の中高生による「平和の詩」の朗読は、平和への切なる願いを次世代に繋ぐ象徴的な瞬間となっている。

いとまんピースフルイルミネーション(SNS)【ライトアップ・イルミネーション】
〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町1-6-15 美々ビーチいとまん 当日券大人1300円、中学生以下500円 例年12月~1月頃、18:00~22:00(土休日など24:00まで)
糸満市の冬を彩る光の祭典であり、「平和」への祈りを込めた無数のLEDが美々ビーチいとまんの会場を華やかに照らし出す。大晦日にはカウントダウンイベントが開催され、冬の夜空に打ち上がる花火と共に新年を祝う光景は圧巻である。平和の尊さを伝えるメッセージ性の強い演出が特徴であり、観光客だけでなく地元住民の心に深く刻まれる催しとなっている。

糸満ハーレー(紹介P)【伝統行事】
〒901-0361 糸満漁港中地区(糸満市糸満603-1) 098-851-8339 見学無料 毎年旧暦5月4日(5月下旬~6月上旬頃)
航海安全と豊漁を願い、伝統的なサバニ(木造漁船)を漕いで速さを競う、海人の街・糸満の魂ともいえる伝統行事である。競技の合間には、わざと船を転覆させて元に戻す「クンヌカセ(転覆競争)」など、卓越した操船技術を披露する種目も盛り込まれる。旧暦5月4日の「ユッカヌヒー」に開催され、ドラの音と力強い掛け声が街全体に響き渡る。

糸満大綱引行事(紹介P)【伝統行事】
〒901-0361 糸満市糸満 糸満ロータリー~白銀堂付近 098-851-8339 見学無料 毎年旧暦8月15日(9月~10月頃)
旧暦8月15日の十五夜に開催される、五穀豊穣と大漁を祈願する糸満最大級の伝統行事である。南北の両陣営から、伝説的な力持ちである「イチマンマギー」と「マカビチャーン」に扮した若者が登場し、綱の上で激しく睨み合う「シタク(支度)」が最大の見どころとなっている。この二人の英雄が対峙することで会場の士気は最高潮に達し、合図とともに数千人の市民による勇壮な引き合いが開始される。

最終更新:2026年01月28日 17:14