概要
人吉盆地の中央東寄りに位置する多良木町(たらぎまち)は、古くから相良氏の統治下で「上球磨地域の中心地」として発展してきた歴史ある町である。町の中央を球磨川が東西に流れ、北部の九州山地から南部の大口山地まで南北に長い地勢を有しており、川沿いの平坦地には豊かな田園風景が広がっている。農業が基幹産業であり、良質な米の生産のほか、葉タバコやメロン、畜産が盛んで、特に球磨焼酎の蔵元が点在する「醸造の町」としての顔も持つ。歴史的遺産が非常に豊富で、国宝「青蓮寺阿弥陀堂」をはじめ、相良氏一族の菩提寺であった名刹や石塔が数多く残り、当時の高い文化水準を今に伝えている。また、くま川鉄道の多良木駅周辺には商業施設や公共機関が集積し、奥球磨地域の生活拠点としての機能も担っている。観光面では、ブルートレインを宿泊施設として再活用した「ブルートレインたらぎ」や、美人の湯として知られる「多良木町ふれあい交流センター えびすの湯」が人気を集める。自然と歴史、そして人々の活気が調和するこの町は、伝統を守りつつも新たな地域振興の道を歩み続けている。
基本情報
観光情報
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最終更新:2026年02月03日 04:40