概要
沖縄本島の中央部に位置する金武町(きんちょう)は、豊かな湧水と伝統文化が息づく風光明媚な町である。古くから「湧水の里」として知られ、町の中心部にある「金武観音寺」や隣接する鍾乳洞は、神秘的な聖域として多くの参拝客を惹きつけている。また、金武町は沖縄のソウルフードである「タコライス」の発祥の地としても有名であり、米軍キャンプ・ハンセンのゲート前に広がる社交街では、異国情緒あふれる独特の街並みを楽しむことができる。農業も盛んで、特に特産品の「田いも(ターム)」は、伝統的な行事や料理に欠かせない重要な食材として重宝されている。さらに、マングローブが群生する億首川ではカヌー体験などの自然アクティビティも充実しており、歴史、食、自然の多様な魅力が凝縮された地域となっている。
基本情報
- 面積: 約37.93km2
- 人口: 約10,800人(2025年12月現在の推計)
- 人口密度: 約286人/km2(2025年12月現在の推計)
- 隣接市町村:うるま市、恩納村、宜野座村
観光情報
観光案内所
- 金武町観光協会:金武町の観光情報の中心的な窓口であり、町歩きのマップ配布や観光ルートの相談を受け付けている。事務所は町の中心部に位置し、特産品やアクティビティ、地元の飲食店などの最新情報を丁寧に案内している。町の魅力を多角的に伝えるポータルサイト「ビジット金武タウン」の運営も行っている。
現地へのアクセス
飛行機で
那覇空港
(なはくうこう、Naha Airport / OKA) が利用する空港となる。沖縄県の空の玄関口として国内線・国際線の多くの路線が発着する、日本でも屈指の利用者数を誇る拠点空港である。空港よりバスや車(レンタカー)などを利用して現地までアクセスする。
バスで
- 高速バス111番:那覇空港、那覇バスターミナルから沖縄自動車道を経由して名護、本部方面に運行される高速バス。町の最寄りの金武インター(IC)バス停まで、那覇空港からは約1時間20分、1820円。那覇バスターミナルから約1時間10分、1710円。本数は1~2時間に1本程度である。なお117番バスは金武ICには停車しないので注意。また、金武ICは町役場などがある中心部までは約3km離れているため、徒歩やタクシーで移動する必要がある。
- 沖縄バス77番・名護東線
:うるま市の屋慶名バスターミナルから国道329号線を金武町と宜野座村を通り名護バスターミナルまで結ぶ路線。金武町の各地を訪れるのに便利な路線である。本数は1時間に1本程度。高速バス111番から乗り換える場合は、117番も停車する石川インター(IC)バス停で下車し、徒歩約7分の石川電話局前バス停から乗り換えられる。このバスを利用すれば、役場付近の中心部へ直接行くことができる。名護市やうるま市からのアクセスもこのバスが便利である。
車で
E58 沖縄自動車道
の
金武ICを利用する。那覇から約1時間、名護から約30分。名護方面から町の東部へ行く場合は
宜野座ICの方が便利である。
一般道を利用する場合は、那覇などから
329 国道329号線を利用するとよいが、那覇から1時間30分~2時間程度必要となる。
町内のアクセス
バスで
- 沖縄バス77番・名護東線
:前述の国道329号線を通る路線バスが、金武町の各集落を結んでいる。「屋嘉エリア」から「新開地(金武バス停)」へ移動するなど、町内の集落間の移動には利用可能である。本数は1時間に1本程度なので、時刻を確認して利用すること。
- 金武町コミュニティバス:各地区を巡るコミュニティバスが運行されているが、2日前までの予約が必要なうえ、時刻表などは公開されておらず、観光にはほとんど利用できない。
車で
金武町は「水辺」や「歴史」「米軍文化」など魅力が点在しているが、それぞれのスポットが数キロ離れていることも多いため、基本的にはレンタカー、またはタクシーを組み合わせて移動するのが最もスムーズである。金武町の中心部(新開地)の近くには、無料の金武町公共駐車場やアクティブパーク駐車場が完備している。タクシーを利用する場合は、
金武タクシー
などが利用できる。流しのタクシーはないので、電話やDiDiなどのアプリを利用して予約する必要がある。
歩いて
キャンプ・ハンセンのゲート前から広がる飲食店街である新開地エリアは歩いて巡ることができ、戦後のアメリカ文化が色濃く残る街並みや、タコライス店巡りを楽しめる。また金武観音寺や金武権現は、新開地から徒歩圏内にあり、由緒あるお寺や鍾乳洞(古酒蔵)を見学できる。
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最終更新:2026年01月26日 07:11