【元ネタ】第二次世界大戦
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ヴォイテク(クマ)
【性別】男性
【身長・体重】181cm・250kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:E-
狂化のメリット及びデメリットはほとんど失われているが、
獣であるため、動物会話スキルを持たない者との意思疎通は難しい。
【固有スキル】
対毒:E
火のついた煙草を好物とする(吸うのではなく食べる)程度の対毒物耐性。
気配感知:A
気配感知能力。
動体視力、聴覚、嗅覚に優れたヴォイテクは度々敵の来襲を告げ部隊を助けたという。
近距離ならば同ランクまでの【
気配遮断】を無効化する事ができる。
マスコット:C+
自身ではなく、周囲の人々に幸運をもたらすスキル。
味方の幸運を1ランク上昇させる。
戦場におけるマスコットであったヴォイテクは、味方の士気も向上させる力も持つ。
【宝具】
『微笑む戦士(ウルソ・カプラル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
人とともに過ごし、人の営みを学び、人とともに戦ったヴォイテクの逸話が宝具化したもの。
バーサーカーは獣としての属性を持つにも関わらず、人間にしか用いれないスキルの習得・行使を可能とする。
生前に習得したスキルの行使のみならず、現界後に見聞きしたスキルも低確率で習得可能。
【Weapon】
『素手』
鋭い爪に加えて、レスリング、ボクシングの技術を習得。
獣らしからぬ技巧を凝らした現代武術を用いる。
ダンスもできます。
【解説】
第二次世界大戦において、ポーランド軍に従軍したヒグマ。
最終階級は伍長。
軍に属する経緯については大きく分けて2つの説があるが、どちらの説でも赤ん坊だった頃に軍に引き取られたという点で共通する。
ヴォイテクと名付けられたヒグマの赤ん坊は、
コンデンスミルクを染み込ませたハンカチを空のウォッカの瓶に入れて与える、という方法で育てられ、大層な甘えん坊となった。
やがて兵士たちとのレスリング遊びや敬礼の仕草などを覚えたヴォイテクは、周囲の部隊全員に可愛がられるマスコットとなり、
獣であるにも関わらず二等兵の階級を与えられ(野獣を軍用船に乗せられない規則から正式な階級を与えた)た。
スパイと偶然遭遇して捕縛の一助となり、敵の奇襲を未然に防ぐという功績も立てている。
第22弾薬補給中隊の一員としてイタリアへと赴いたヴォイテクは、やがて補給作業を覚え、弾薬の運搬を手伝うようになった。
弾丸が飛び交う中でも、人1人では運べない弾薬を軽々と運び、決して落とすことがなかったヴォイテクの功績を讃え、
中隊の紋章は「砲弾を運ぶクマ」に変えられたという。
やがて大戦は連合軍側の勝利という形で終結するが、ポーランドが共産化してしまった為に
兵士とヴォイテクはポーランドに行けなかった。
ヴォイテクは部隊の仲間と別れ、イギリスの動物園で暮らすこととなったが。
あまりにも人に慣れすぎていた為に、他のクマ達と馴れ合わず、その振る舞いにも悲しみが満ちていたという。
しかし、かつての仲間だった元兵士達が尋ねる時は大喜びし
レスリング遊びに興じたり、バイオリンの舞踏曲に合わせて踊ったりしたと伝わる。
その最期は病魔に苦しんだ末に銃殺(当時はそれ以外の安楽死の手法はなかった)。
22歳だった。
好きなものは煙草とビール。水泳、水浴び、シャワーも好む。
苦手なものは馬やロバ。蹴られてから苦手になったとか。
最終更新:2016年10月08日 22:43