▼レギュレーション
システム:メタリックガーディアンRPG
PL数:2~3人
キャラクターは初期作成に経験点を15点配布、コンストラクション可
▼シナリオ名
HELLO, LITTLE STAR(仮題)
▼トレーラー
――かつて、戦争があった。
そして僕たちの街は、僕たちの生まれるずっと前に、奈落に飲み込まれた。
星も見えない、閉ざされた暗黒の街で僕たちは育った。
ちっぽけな世界。奈落に区切られた街境。
人々は、奈落に閉じ込められながら、奈落にすがりながら、
死んでいるのか生きているのかもわからないままにこの街で暮らしている。
それでも、まだ僕たちは幸せだったのだろう。
傍らに、自分以外の誰かの体温を感じていられる限りは。
暗闇の中にあっても、大切な人の手を握っていられる限りは。
――しかし世界は、君に、大切な人との別れを突きつける。
”あの子と明日を生きるために、他の全てを犠牲にできますか?”
これは、明日、君と行きるための物語。
隣町に星を見に行くまでの、小さな冒険の道筋。
▼ハンドアウト
<PC①>
コネクション:星野希月(ホシノキヅキ)
あなたは、ある日、希月がもうすぐ「奈落の制御ユニット」になることを知った。
彼女が「奈落の制御ユニット」になってしまえば、二度と会うことはできないだろう。
そんなことは嫌だ……!
その時、幼い頃に遊び場に使っていた町外れの朽ち果てたガーディアンの残骸が、あなたに呼応した。
<PC②>
コネクション:PC①か星野希月(ホシノキヅキ)
あなたは若くしてリンケージに目覚めた。
壁から奈落獣が現れるときには、この小さな世界を守るために戦っている。
そんなあなたは、ひそかに"奈落の外の世界"に憧れていた。
ある時、友人であるPC①からキヅキのことで相談を受ける。
あなたは、友人の力になりたいと思うと同時に、これは奈落の外に出る手段を知るための絶好の機会なのではないかと考えた。
<PC③>
コネクション:二度と会えなくなった大切な人(PLの任意に設定)
あなたは、この街を守るガーディアン(ミーレス)乗りだ。
あなたの大切な人は、かつて奈落の壁の制御ユニットとなった。
二度と会うことはできない。しかしあの時、自分はそれを運命と受け入れてしまった。
この街の一部となったあの人を守るのが、あなたの罪滅ぼしだ。
しかし、そんなあなたは、大切な人と離れたくないと願うPC①のことを知り、何か自分にもできることはないかと思うようになった。
NPC:星野希月(ホシノキヅキ)
PC①にとっての"一番大切な人"です。
関係性はPC①が任意に指定して下さい。(特に指定のない場合は恋人になります)
体内にアビスシードを宿していることから、一定の年齢に達したら"奈落の壁"の制御ユニットになることが決まっています。
▼ステージ:筒蔵市(ツツクラシ)用語集
<筒蔵市>
大昔に、日本の管理するスペースコロニーにあった巨大都市です。
この街は、かつて第一次世界大戦の戦火の中でスペースコロニーごとアビスゲートに飲み込まれました。
歴史上は消滅したとされるこの街ですが、実際にはまだ存在しています。
アビスゲートに飲み込まれた筒蔵市は、現在「奈落の壁」と呼ばれる暗黒の殻に覆われています。
この街の人々は、「奈落の壁」から供給される無尽蔵のエネルギーを糧にしつつ、時折壁の中から現れる奈落獣をガーディアンで撃退しながら生活しています。
街は常に月も星も見えない、夜のような状態ですが、奈落のエネルギーによって、街は明るく照らされています。
<奈落の壁>
奈落によって構成されている、筒蔵市を覆う暗黒の"殻"です。
アビスゲートと同じように、この壁からも無尽蔵のエネルギーを取り出すことが可能です。
ただし、その制御のためにアビスシードの因子を持つ者の力を要することもまたアビスゲートと同様です。
街に生まれた子供の内、アビスシードの因子を持つ者は一定の年齢になると街の維持のために"奈落の壁の制御ユニット"になることが決まっています。(一定の年齢になるまで待つのは、意のままに奈落を制御するためには一定の人間的道徳、倫理観を獲得する必要があるため)
現在のところ、"奈落の壁の制御ユニット"の数は一定数あり、数に不足が生じる度にアビスシードを持つ者を補充していくという方法をとっています。
<町外れの朽ち果てたガーディアン>
第一次世界大戦の戦火の中、筒蔵市で撃墜されたガーディアンの残骸です。
筒蔵市にはいくつか、こういった第一次世界大戦の戦火の跡が残されています。
しかし、リンケージも存在せず、ほぼ修復も絶望的なこうしたガーディアンは、使えそうなパーツを持ち去られた後、あたかも町外れに放置された廃棄自動車のように認識されており、子供達の秘密の遊び場になっています。
最終更新:2013年05月05日 01:46