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公式
http://www.bigbluebutton.org/
VM配布(公式)
http://code.google.com/p/bigbluebutton/wiki/BigBlueButtonVM
2012/10/03時点のベースのOSはUbuntu 10.04のようです。

研修会をもっと手軽に開きたいんだ

研修会を行うようなことが増えてきて、改善しようと試みてみた。
目標としては「安く、早く、参加できる人が多い」である。

まずは要求分析から行ってみる。
  • 研修会場を確保する必要がなくなること
    • 会社の会議室予約で無料は達成している
    • できれば移動時間の無駄がなくなること
  • 記録が簡単であること
    • 講師がテキストも記録も行っていては手間が増えて回数が減ってしまう
  • いつでも参加できること
    • 記録の閲覧がいつでも可能
    • 特別なソフトや環境に依存しない提供方法がよい


BigBlueButtonを使ってみた

というわけで探してみたところ、BigBlueButtonが非常に高いレベルでマッチしているように見える。
で、導入手順。

導入

VMを落としてくる(Installing BigBlueButton VM)

現在運用しているLinuxServerに入れても良いが、読んでみると80番ポートを占有する様子。
これではLANで使っているApacheが面倒なので、いっそ提供されているVMを使うことにした。

VMからの立ち上げ手順はこちら
http://code.google.com/p/bigbluebutton/wiki/BigBlueButtonVM
ま、英語だよな。

なので「SourceForge: Download」とか書いてあるあたりをクリックして、
お好きなバージョンのVMを拾ってこよう。
とりあえず、最新バージョン持ってくればいいと思うんだ。
http://sourceforge.net/projects/bigbluebutton/files/latest/download?source=files

落としてきたら解凍して適当に配置。
拡張子が「.vmdk」なので VMWare用のイメージだが、特に気にせずVirtualBoxに読ませる。
  1. VirtualBox起動
  2. 新規を選んで、仮想マシンの作成をする
    1. 名前を適当に入れる(例:bigbluebutton)。タイプはLinux、バージョンはUbuntu。
    2. 次へ
    3. メモリサイズは推奨値に2Gと書いてあるのでそれで
    4. 次へ
    5. ハードドライブを「すでにある仮想ハードドライブファイルを使用する」にする。
    6. 落としてきたファイルの「disk0.vmdk」を選ぶ
    7. 作成
  3. 仮想マシンが出来上がる
  4. ここで大事な設定。VirtualBoxのネットワーク設定を表示して割り当てをブリッジアダプターにする。
    1. 「Note: Make sure the networking is set to Bridged, not NAT.」とあるので。
  5. ここまで終わったら起動
    1. 勝手に更新が始まるのでボーっと眺める

これで起動は終わり。

NATで接続する場合
ポート 用途
80 HTTP
9123 デスクトップシェアリング
1935 RTMP リアルタイムメッセージ

これを開ければいけるんじゃないかな。試したらまた書く。

初期設定(Change Default Password)

VMが起動したらログイン画面になる。
Ubuntu 10.04.4 LTS bbb-vm-20121002-17 tty1

bbb-vm-20121002-17 login:

インストール手順通り、ユーザ名:firstuser、パスワード:defaultで入る。
You are required to change your password immediately (root enforced)
Changing password for firstuser.
なんかルートのパスワードを変更しろと言われる。
もう1回"default"といれて、ルートのパスワードを設定する。

問題なければそのままログインが完了する。
一応ここでpoweroffして、スナップショットを取っておこう。

接続

ブリッジアダプターで起動していれば、LAN内のIPが振られているので
http://192.168.0.15
とかを入力してデモサーバーに繋がれば起動はOK。

VMWareのvmdkをVirtualBoxで読み込む場合の注意
たまに起動時の eth0 とかの設定がオカシクなっているので、
このへんを参考に
sudo lshw -C network
などを確認して /etc/network/interfaces の調整を行っておこう。


サーバー更新(Upgrading the BigBlueButton VM)

で、起動したはいいが最新とは限らないので更新をしよう。
最初からBigBlueButtonのapt-repositoryは追加されているので、いつも通り更新を行うだけ。
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade

運用




まとめ


関連リンク

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最終更新:2012年11月10日 18:57