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目次
参考にするリンク
- Redmine.JP
- http://redmine.jp/
- RedmineのFAQとアンチパターン集
- http://www.slideshare.net/akipii.oga/redminefaq
とりあえずインストールしてみる
何も準備してない状態からApache+Passenger+Redmineが動くようにする。
実際にサーバーで運用する場合はこの通りにしてはいけないが、まぁ個人運用なら十分。
執筆現在(2012/11/10)は Redmine 1.3 が落ちてくるので、その手順を書いている。
プラグインもたくさん動作するし、ね。
もしも 2.X.X をインストールする場合は一部を
http://redmine.jp/guide/RedmineInstall/ で補完するように。
Ubuntuを使っている場合は以下をインストールする。
sudo -s
apt-get install redmine
apt-get install apache2
apt-get install libapache2-mod-passenger
これでほぼ準備完了。
Redmineインストール中にデータベースを何にするか聞かれるが、個人利用ならsqlite3で問題ない。
というか、MysqlとかPostgreSQLで作ると余計な手間が増えるので不要。
個人利用なら。大事なことなのでもう一度。個人利用なら。
sudo -s
cd /usr/share/redmine/
mkdir files log tmp tmp/pdf public/plugin_assets
chown -R www-data:www-data files log tmp public/plugin_assets
chmod -R 755 files log tmp public/plugin_assets
Apacheで公開するためにpublicディレクトリを設定
sudo ln -s /usr/share/redmine/public /var/www/redmine
あとは
/etc/apache2/site-available/default
の下の方に以下を追加するだけ。
<Location "/redmine">
RailsEnv production
RailsBaseURI /redmine
</Location>
Apache再起動して読み込ませる
sudo service apache2 restart
アクセスしてみてRedmineが表示されれば無事完了
http://localhost/redmine
繋がらない時に確認すること
原因がいろいろあるので、近いところから次々に見ていくのが一番早い。
確認方法にApacheの起動も関係するので簡単に書くけれど、
とかそんな感じ。
localhostは見えるが、[LAN内のIP]で見れない場合は
とかがあるので確認してみよう。
「BranchCacheを止める」ってのも、どうせ個人で使うならポート番号なんてブックマークすれば何番でも構わんので、
VMで起動してるならポートフォワーディングで 10080 ⇒ 80 とかしてもいい。
ネットワーク構成の疎通試験やセキュリティ試験は大概難しいので
本職じゃないなら頑張ってggr以外に方法が無いので地道に解決していこう。
初期設定
- ユーザ名:admin、パスワード:admin でログインする
- 右上にある「My account」を押してデフォルト英語になっている言語(Language)を一番上の「(auto)」にしてSave
- 日本語に変わったら「タイムゾーン」を確認して「東京」になってたらOK。でなきゃ設定して保存。
- 左上にある「管理」を押して必要な設定と諸々の作成をしていく
※各設定画面のタブを移動するとリセットされてしまうので都度保存していくこと
- 管理画面:設定
- 全般タブ
- 「アプリケーションのタイトル」と「ウェルカムメッセージ」は適当に設定
- DNS使ってるなら「ホスト名」も変えておく
- 「添付ファイルとリポジトリのエンコーディング」を例にならって「utf-8,cp932,euc-jp」に設定
- 表示タブ
- 「既定の言語」は「日本語」にしておいた方が無難
- 「ユーザ名の表示書式」を姓・名にするために「Admin Redmine」に変更
- 認証タブ
- きっと面倒になるので「自動ログイン」を「365日」に設定
- 「ユーザは自分で登録できる」は個人利用では特に必要ないので「無効」
- リポジトリタブ ※オプション
- 不要なバージョン管理システムのプラグインは無い方が使うときは楽かもしれん
- 個人的にはコミットの自動更新をバージョン管理システムと同期するを使うべきと思うので
- 「コミットを自動取得する」をOFFにし
- 「リポジトリ管理用のWebサービスを有効にする」をONにして
- 「APIキー」を生成しておく
- 管理画面:ユーザ
- Adminのパスワードを必ず変えておくこと
- あとは好きにユーザ登録する
- 管理画面:プロジェクト
- これも好きに作ればいいと思うが、ここに所感を書いておいた。
端的に言うと、短命なプロジェクトは使いにくいと思う。
- プロジェクトを作ったらメンバー追加も忘れずに。
設定はこんなもんだろう。
不要なものもたくさん書いたがそれは取捨選択をいただいて、快適なRedmineライフを送って欲しい。
運用
Redmineを実際に運用していく場合は、所定のサイクルを繰り返すことになる。
- 問題提起や新機能追加でチケットを発行して
- なんやかんやあってチケットが完了に近づくと、レビュー的なことをして
- レビューが終わったらフィードバックして
- 問題ないか認証をもらって終了する
デフォルトのままでも十分にRedmineは運用可能だけれど、
開発中に追加したい機能は増えていくことだろう。
ここからは一般的に運用で必要になる知識や、欲しくなるプラグインを紹介してゆく。
また、Redmineでは力不足を感じれば実現可能な方法を書けるだけ書いておきたいと思う。
レビュー
これが全体レビュー前にできるかどうかは非常に大きい。
紙だろうとWebだろうと別の何かでも、コード書いていきなり全体レビューでは工数の無駄。
- 管理者の工数は「仕様」と「調整」に使うべきで
- 文字が違うとか、単純ミス見つけるとか、説明を書くとか、そんなもんはレビューに管理者が必要ない
- 設計と矛盾した構成とか、意図が掛け違っているとか、そういうレビューには時間を割きたい
- 仕様は知ってても言語知識が無い場合もあるので、リソース管理のジャッジではどっちみち説明は聞かねばならぬ
- 開発者の工数は「開発」に使うべき
- レビューアが勘違いしているっていう指摘をされているのを他の開発者が聞いても意味ないことが多い
というか、レビュー記録見ればいいだけの話
- この辺を考えると開発者が管理者と同時にレビュー参加する意味って“嵌る箇所を事前に指摘する”くらいしか無いんだよな
- それ以外のソースに関する指摘は開発者のみでレビューできるのが望ましい
この辺を考えるとレビューは大きく2つに分かれている。
- 1つは仕様を確認するレビュー
- もう1つは実装やコードの読みやすさを確認するレビュー
んでこれは設計や製造で挟まるようにレビューされる
- 設計レビューで仕様をレビュー
- 設計と製造の仕様が矛盾していないかレビュー
というような感じ。
設計書もバージョン管理システムに入ることを前提にすると、以下のようになるか?
Gitだと後者をPull Requestに置き換えれば簡単になりそうだがなぁ。
社内開発したい場合は
GitLabを使ってしまうのも手か。
お得情報
コミットの自動更新をバージョン管理システムと同期する
方法2: コミットと同時に取得する
がそれ。非常に有用なやり方なので是非導入して欲しい。
Redmineについて思うところ
使い方なんて人それぞれであって、どう使おうと構わないと思っているのだけれど、
プロジェクト管理をやっていると色々な人の使い勝手について意見をもらったりするので
一般的に使えそうな内容について記載しておこうと考えた次第。
関連リンク
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最終更新:2013年01月26日 18:58