Scar of Braingeyser
Play of the Week、Bad Play of the Week(4)
最終更新:
braingeyser
Play of the Week、Bad Play of the Week
- 原文
- Week in Review
- 著者
- Alex Shvartsman
- 訳者
- EC
- 投稿日
- 2001-12-31
- 更新
- 2003-05-12
[Week In Review:World Edition]より抜粋。
『Play of the Week』
Jason Hagerのリポート
インベイションブロック構築での、赤黒タッチ白の「死のわしづかみ」入りアリーナデッキVSドロマーカラーパーミッションの対戦。
それは2ゲーム目のこと、私は「闇の疑惑」をサイドインして早々と16ライフを相手からむしり取っていた。しかし、私も相手と同じく4ライフで手札なし。相手は手札が1枚でドロマーを出していた。次のターンで私は負ける。今こそトップデッキが必要だった。ドローは・・・「死のわしづかみ」!もちろん私は相手の手札がカウンターでないことを祈って、X=4でプレイした。相手のプレイした手札は・・・「嘘か真か」!めくられた5枚は、土地4枚と・・・「蝕み」!
しかし、ここで私は5枚のカードを、 5-0 に分けた!もし、0を選べば、彼は「死のわしづかみ」で死ぬ。もし、5を選べば、彼はアップキープに4枚の土地を抱えて「闇の疑惑」で死ぬ。
私はそのゲームに勝利した!
『Bad Play of the Week』-WORLD CHAMPIONSHIPS EDITION
もちろん、世界レベルのプレイヤーならば完璧なプレイをする訳ではない。ここに、観戦者とジャッジから報告された3つの素晴らしい物語を紹介しよう。
その1
<強襲!火炎舌のカヴー!> Gis Hのリポート
このプレイは1日目(スタンダード)でのことだ。
プレイヤーAは「山」を出してエンド。プレイヤーBは「山」を出してタップ、「モグの歩哨」を召喚した。プレイヤーAは「沼」を出してタップ、「暗黒の儀式」!そして「山」をタップして・・・
「火炎舌のカヴー」!対象は「モグの歩哨」!
しかし、「モグの歩哨」は「暗黒の儀式」と「火炎舌のカヴー」がプレイされたことにより、+4/+4の修正を受けていた・・・。
その2
<そのブロック、無効!>Mike Turianのリポート
プレイヤーAは「ファイレクシアの死神」で攻撃。プレイヤーBは「悪意ある力」と「足縄」がエンチャントされた「パチンコ・ゴブリン」でブロックすることを宣言した。プレイヤーAは、そのブロックができないことを説明した。「悪意ある力」で黒くなったゴブリンは「足縄」の効果でブロックに参加できないのだ。プレイヤーBはちょっと考えて、「荊景学院の使い魔」と「クウィリーオン・エルフ」でチームブロックすることを宣言した!
もちろん、2体の緑クリーチャーは「ファイレクシアの死神」の能力で即死してしまったのだった・・・。
その3
<ストンピィに愛を込めて・・・>Josh Bennettのリポート
それは、Canadian Gab Tsangがプロツアーの新星、Jon Finkelと対戦していた時のこと。
Tsangはストンピィを使っており、「はぐれ象」で「マスティコア」相手に殴り合いを繰り広げていた。Finkelは1枚の手札しかなく、「マスティコア」維持のため手札をプレイできなかった。Tsangは「はぐれ象」で攻撃し、勝利のために「巨大化」を使った!Finkelはさっきトップデッキした「対抗呪文」をやむを得ず使って「巨大化」をカウンターした。
ここで、自分のライフが4だったTsangはカードを片付け始めてしまったのだ!
『投了すべきじゃなかったね。私の「マスティコア」は次のアップキープでいなくなったのに。』Finkelはそう言い、Tsangはマッチを1-2で落としたのだった・・・。
[Week In Review July 20-August 3 ,2001]より抜粋。
『Play of the Week』
Yaroslav Berezovskyのリポート
これは、地方の小さなトーナメントでのことだ。私はドロマーGOを使っていて、相手を「幽体オオヤマネコ」で攻撃していた。私は手札のカウンターが「反論」と「撹乱」しかなく、相手が「神秘の蛇」を持っていることを知っていた(ちょっと前に「排撃」されたのだ)。
ここで、相手は「探索するフェルダグリフ」をプレイ。これが通れば、2ターン後には負ける。私は「反論」をプレイし、相手は「神秘の蛇」を対応してプレイ。この時、相手には十分なマナがあったが、私は「撹乱」をプレイした。
「撹乱」の対象は・・・自分の「反論」!そして、「撹乱」のマナは支払わない!こうして「反論」は打ち消され、私は土地をドローした。そして、相手の「神秘の蛇」が場に出た・・・。その対象は「探索するフェルダグリフ」しかなかった!
『Bad Play of the Week』
Pedro Ceriottiのリポート
それは、ウルグアイの国内チャンピオンシップで起った。決勝戦の最終戦、Alexander WesterleyはネザーGOでRodrigo Asuagaのビートダウンと対戦していた。二人のライフは両方とも2だったが、明らかにAlexanderが場をコントロールしていた。彼の「冥界のスピリット」が次のターンに勝利をもたらすものと思われたのだ。
RodrigoはAlexanderが「蝕み」か「誤った指図」を持っているのではと思っていたが、もう後がなかったので呪文を使うことにした。2枚の召喚呪文を唱えたものの、Alexanderに「対抗呪文」2枚でカウンターされた。そして、互いの手札には、それぞれ1枚のカードが残った・・・。
Rodrigoは「ウルザの激怒」をプレイ!Alexanderは残された1枚の手札を見つめ、5枚のアンタップ状態の土地(島2枚を含む)を見つめた。・・・そして、Alexanderは投了したのだった。
RodrigoはAlexanderの手札が何だったのか訊ねた。Alexanderは「誤った指図」(!?)を見せてこう言った。『次のターンには僕の勝ちだったのに、君はラッキーだよ。僕は5マナしかなくて、このカードをプレイできなかったんだから。』
[Week In Review]より抜粋。
『Play of the Week』
当ページは、2ちゃんねるの卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426([email protected])がまとめたものです。Adrian SayersはMike Pustilnikとアメリカ選手権の最終ラウンドで対戦していた。勝者は賞金獲得圏内に入れるだろうと予想されていた。
3本目、Pustilnikは「極楽鳥」からスタートし、続いて「ヤヴィマヤの蛮族」を出すという滑り出し。一方、Sayersは4ターン目に「自然発生」をプレイし、6体の1/1トークンを出した。Pustilnikはトークンを一気に取り除くことができなかったので蛮族で攻撃した。しかし、Sayersはブロックせずに2ダメージを受ける。Pustilnikは「シヴのワーム」と「ラノワールのエルフ」を召喚し、優位に立ったかと思われた。5マナが出せるようになったSayersのターン。彼の切り札は・・・「旗印」!そして、6/6トークン6体で攻撃!
Pustilnikは2体のトークンしかブロックできず、24点のダメージを受けて敗北した。