Scar of Braingeyser
Week in Review:2001年末期
最終更新:
braingeyser
Week in Review:2001年末期
- 原文
- Week In Review: End of 2001
- 著者
- Alex Shvartsman
- 訳者
- o) nira.
- 投稿日
- 2002-01-03
- 更新
- 2003-05-18
この2、3週間は2001年最後のビッグイベントとして開催されたGrand Prixがかなりエキサイチングだったな。
そこで何が起こったのか?興味ないかい?
Grand Prix-Las Vegas
これは北アメリカで最も期待されていたGrand Prixだ。なぜか?野暮なこと聞くなよ。ギャンブルさ。Wizards社の人々は結構前からこのGrand Prix開催について考えてたんだが、あれだ。MTG==ギャンブルとして認識されたくなかったんだな。でも今はMTGはそこそこ有名になって、MTG==ギャンブルなんて認識をする人は(多分)いないだろう、っつーので、やっとGrand Prix開催が決まったわけだ。
このエクステンデッドのGrand Prixには450名以上が参加したらしい。まあ西海岸よりのGrand Prixとしては上々だ(東海岸よりも西海岸はヤジ馬も聴衆も少ない)。このGrand PrixはPro Tour-New Orleansにかなり影響されていて、DonateデッキやTomi WalamiのCall of the Herdデッキ(Operation Dumbo Dropと誰かに命名されてたらしいがねw)を使ってる人が沢山いた。ああ、ほかにもJunkとかもあったな。コントロール指向なフィールドの中で、Top 8に食い込んだ奴も何人かいた。ま、何にしろトップをかざったのはSol Malkaの緑黒、"The Rock and his Millions"だ。
Malkaはこういう地雷デッキ作成で有名なプレイヤーだ。彼はクリーチャー指向のユーティリティーを使うのが好きらしい。Living Deathを使ったデッキとか。んで、このデッキの原形としては数年前から出回ってる"The Rock"っていうデッキ。これはMalkaもいろいろいじっていて、時々スタンダードとかエクステンデッドのメタゲームの中に参入したこともある。Mike FloresがこのGrand Prixの1周間前にトライアルでテストプレイをしていたな。彼は初日は負け無しでThree round byeをゲットしたらしい。残念ながら2日目に残る事はできなかったが、Pro Tour Qualifierでもこのデッキを使ったらしいから結構使い心地は良かったんだろうな。
Mike Pustilnikも地雷デッキをあやつるNew Yorkerだよな。彼もThe RockをLas Vegasでつかった。メインにChoke(!)をくわえて、だ!このおかげで(?)結構多かった青いデッキはTop 8に伸し上がってくることは無く、DonateはTop 16にもその姿を見せることは無かった。これは驚異的なことだ。てっきりDonateが最強のデッキだと思っていたよ。
まだ面白いデッキをプレイした奴がTop 8にいた。"Wild Zombies"をプレイしたRob Doughertyだ。かれはチームメイトのDarwin Kastleと共にこのデッキをプレイして見事この順位に残ったわけだ。Bostoniansもそこそこの成績を残した…Joel FrankとDave HumpherysがTop 16に残った。HumpherysはこのシーズンのNorth American Grand Prixで1番コンスタントに成績を出し続けた兵だ。ああ、あとBrian DavisもTop 16に無事残ることができた。
Top 32でフィニッシュした奴らの中にはメキシコのGerardo Godinez(珍しい外国人)とBill Macey(ストンピーの作成者)がいた。彼等は数年ぶりにメジャートーナメントで名を残すことができた。
Grand Prix-Curitiba
Vegasと同じ週末に開催されたGrand Prix-Curitibaは、South Americaの外からもプロを呼び集めた。Ryan Fuller、Antoine & Oliver Ruel、それから俺は、Brazil、Argentina、UruguayとChile以外からのたった4人の出席者だった。
Vegasとおなじように、Donateが1番の勢力を誇り、またVegasとおなじように、DonateがTop 8に残ることは無かった。Top 16でもたった1人だったな。Fullerは23位にのこり、Oliver Ruelは2日めに棄権、という結果だったものの、Antoine Ruelはうまく彼のWalamiesデッキを操って3位に落ち着いた。
俺はPro Tour-New OrelansのときにCraig Wescoeにデザインしてもらったフィンキュラとおなじものを使った。俺としてはTop 32に入れれば上出来、と思っていたんだが、それまでBrazilで参加した3つのGrand Prixの順位は4位、2位、そして2位だっったから、ひょっとしたら次は勝てるかもしれない!と思うのも無理ないだろ?
しかし今週はGuilherme Dei Svaldiが栄光の冠を手にした。彼はオリジナルの、そういうカードを沢山使用した5CGで彼の敵を蹴散らしていた。彼のデッキはかなり面白かった。ArmageddonやWinter Orbといった、最近見過ごされがちの強力カードをふんだんに使っていた。
最初のGrand Prix-Rio(Steve OMSとJon Finkelが決勝で出会ったとき)以外では、Brazilはご当地の人々にトロフィーを与えることに成功してきた。だが残念ながら、これからもそうなるかは分からない…だってしばらく南アメリカでGrand Prixは無いんだからな!
Grand Prix-仙台
このイベントは、Las Vegas & Curitibaの1週間後に行われたので、日本人のプレイヤーはメタゲームを研究する時間がたっぷりあったらしい。俺を含む数人はGrand Prix-神戸のあの光景…1千人以上もの人々が会場に集まったとき…あの光景をもう1度見れるかどうか期待していた(w。それにこれは十分現実的なことだった…仙台は東京から新幹線でたったの2時間だからな!もちろん大阪の人々も呼び寄せるだろうし、そこそこ期待しても良いんじゃナカロか、という感じだった。だが天気が問題だった。雪は人々に仙台に行くのをためらわせ、たったの500人だった!え?十分だって?いやいや、日本では少ない方さ。
残念ながら来た人たちは少なかったものの、通常よりもインターナショナルなプレイヤーが多く見られたのでよしとするかな。シンガポールから来た人々(Nick Wongとか)とアメリカから来た人たち(Chris Benafel、Dan Clegg、Brian Hegstadとかもいる)が合流したり、Alex Borteh(Worlds2位)が初めて国の外に出たり、といったうれしいニュースがあった。Mike Longと俺はカードを売るのに忙しかった。
北アメリカのプロ達に取ってはあまりうれしくない結果だった。Benafel、Hegstad、Bortehと俺は皆Top 32で終わってしまったし、他の奴らは金がなくなった。ああ、Mike Longだけは違うか。彼はGrand Prix-Atlantaで失格になってから久しぶりのGrand Prixてことで結構なやる気を見せていた。
MikeはAlan Comerの青緑"Miralce Growth"デッキの興味深いバリエーションを作ってきていた。Comerのデッキの1番の弱点はクリーチャーが弱かったこと。これによってSlighやThree-Deuceのようなガンガン攻めてくるデッキに弱くなっていたのだ。Longは可愛いMerfold達を凶悪な緑のクリーチャー(Werebear、Wild Mongrel等)に変えていた。たった4つしか緑マナ発生源が無いデッキとしては結構つらい改造だったとは思うのだが、準決勝まで行けたということは良かったのだろう。
Top 8で終わった人の中で興味深かったのはやはり日本のRookie of the Year、森勝洋。ああ、勿論石田格や岡本尋もいた…彼等の国ではトッププレイヤーだ。そして栄光を手にしたのは荒堀和明。これまたルーキー。でも彼のデッキはかなり興味深かった。青黒の…そうだな、Squirrel Prisonに似た感じのデッキ。カードは違うが。荒掘はZombie Infestation+IntuitionでもってきたSquee3体でゾンビの大群をつくり出し、そしてOpposition+Winter Orbのコンボで対戦相手を完全にロック、というデッキだ。1寸見ただけではかなりワケワカランが、DonateとThe Rockが大量に存在する環境ではかなり効いたってことだろう。
Magic Online
あのネット上でドラフトもできる製品。期待大。ようやっとパブリックβになったのか。Wizards of the CoastのKyle Murrayは2002秋の発売までに3万人のβテスターを見込んでいる。
Brainburst編集者のScott JohnsはMr. Murrayにインタヴューした。インタビューはhttp://www.brainburst.com/feature/scottjohns/011219.aspにて。
FoF・Type 1で制限
12月1日にFact or FictionがType 1制限リストにかき加えられた。で、Type 1.5では禁止。スタンダード・エクステンデッドでは変更なし。3月1日にはどうなることやら。
2002Grand Prixの場所
先週2002年のGrand Prixの場所がWotCウェブサイトにて公開された。北アメリカのプレイヤーはHouston、Tampa、Milwaukee、New Jersey、Cleveland、Philadelphia、そしてLos Angelesにてプレイできるだろう。ヨーロッパではLisbon、Heidelberg、Antwerp、Barcelona、Naples、London、Hamburg、Copenhage、Reimsらへん。アジアでは福岡、Kuala Lumpur、名古屋だな。
スケジュールはまだ分からない。年末にはもっと多くのイベントが開催されるかもしれないが、そのへんは分からないな。残念ながら南アメリカではまだなにも無い。五月以降でのアジアイベントもなさそう。
Magic Trivia
- 前回の問題:
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- どのMagicカードが一番おおくカードセットに顔を出しているでしょうか?
- 答え:山が今までで一番多く印刷されている。他の基本地形とはアラビアンナイトで差を付けている模様。ANの山はパッと見βの山だが、エキスパンションシンボルがある。え?基本地形がいや?なら石の雨だな。ポータルや独立型エキスパンションでの出演が多く見られる。
- 今回の問題:
- 今まで印刷されたMagicカードの中で、1枚のカードがもう1枚のカードのアナグラムとなっているものがある。(つまり、1方の名前のアルファベットを組み換えるともう1枚のカードの名前になるということ)このペアの2枚の名前をそれぞれ答えよ。すくなくとも2つあります。
eMailはするなよ。つぎのコラムで答えるから。
Quote of the Week
"I think I want to build a Battle of Wits deck" - Toby Wachter
"Isn't there some kind of pill you can take for that?" - Josh Bennett
(日本語だと
"キチの戦いデッキ作りたい。"
- Toby Wachter
"ちょっとまって。それに効く薬があったと思う"
- Josh Bennet)
Play of the Week
New York - Boston Grudge Matchの事は知っているよな?Neurtral Groundのオーナーと、Your Move Gamesの店鋪が企画したこのスタンダードトーナメントシリーズは、スタンダードメタゲームを定義してきたりもした。この週末まではな!
トーナメントは普通に始まった。大体20人の(Mike Pustilnikのようなトッププレイヤーも含む)プレイヤー達が集まった。しかし、数時間(八回戦)が終わったとき、Grudge Matchをおなじように考えている奴は一人もいなかった。なぜかって?優勝デッキには247枚のカードが入っていたからさ。
そうだ、機知の戦いデッキがGrudge Matchに勝ったんだよ。Sideboard & NGライターのToby Wachterが使ったこのデッキは、2つのインテンショナルドローとSean McKeownの不戦敗に助けられたものの、他の5つの戦いには見事勝ったのだ!Play of the Weekとしてはちょっと変な記事だが、決勝で機知の戦いをプレイするのにはかなり勇気がいるだろうしな!
Tobyのデッキリストと彼のかいた文献はhttp://www.neutralground.net/Forums/ForumItem.asp?NewsID=1826&BackupLink=Main.aspにてチェックできる。
当ページは、2ちゃんねるの卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426([email protected])がまとめたものです。