Scar of Braingeyser
Play of the Week、Bad Play of the Week(10)
最終更新:
braingeyser
Play of the Week、Bad Play of the Week
- 原文
- Week in Review
- 著者
- Alex Shvartsman
- 訳者
- EC
- 投稿日
- 2002-01-10
- 更新
- 2003-05-18
[Week In Review February 15-21 ,2001]より抜粋。
『Bad Play of the Week』
Joel Hinzのリポート
それはGothcon(スウェーデン)でのタイプ1の大会で決勝でのこと。
1本目、そのプレイヤーの手札はぶっ壊れていた!確実に勝利は彼のものだと思われたのだ。
彼は2ターン目に「Demonic Consultation」を「ネクロポーテンス」を指定してプレイ!
これはTrixデッキでは最高のスタートだ!
問題なのは、この時彼がプレイしていたのがスーサイドで、本当は「憎悪」と言いたかったことだった・・・。
彼は見事な2ターンでの自殺を披露したのだった。
この愚かなプレイヤー(私のことだ)はマッチに敗北した・・・。
[Week In Review February 8-14 ,2001]より抜粋。
『Play of the Week』
Victor Van Der Broek(オランダ)のリポート
ベルリンで行われたヨーロッパチャンピオンシップ 1999(ウルザブロック)でのセカンドドラフトでのこと。私は卓を勝ち抜けば、賞金獲得できるテーブルにいた。
ドラフトは「黒死病」「立ちはだかる影」「集い」等、白黒のいいカードで始まった。しかし、レガシーでは白黒のカードはかなり早くなくなってしまい、ドラフト中盤には3-0で抜けるには苦しい状況になった。そこで、私は構築済みでも使えるカード「大あわての捜索」を3枚とったのだが、この時点では「 bad play of the week!」に値するデッキ内容だった。
だが、デスティニーを開けるとそこには「ヨーグモスの取り引き」 があり、慎重にデッキに加えた。これは私が今日ドラフトしたカードの中でもぶっ壊れた選択だった。
そして「沸き立つ汚泥」を6枚とった後、「黒死病」と「立ちはだかる影」をドラフトしていることに思いをはせた。私はディスティニーではクリーチャーを取らなかったが、他のカードを『悪用』する機会を得たのだった。例えば、「ジャスミンの香り」はこのドラフトでは実にいいカードだった。
私は自分のデッキリストを見て、限定では信じられないほどのコンボデッキな仕上がりだと思った。それは、『the Limited Bargain』と言うべき恐ろしいデッキだった。
最初のゲームでは、私も相手もクリーチャーデッキな展開だった。何せ私はメインデッキ内の10体のクリーチャーの内、6体を引いたからだ。
やがて、相手の8ターン目の最後に私は「集い」で40ライフを得た。そして私のターンに「ヨーグモスの取り引き」を場に出し、カードの束をドローした!さらに2枚の「沸き立つ汚泥」をプレイし、「大あわての捜索」で土地を起こしてから「黒死病」をプレイ!私には、相手を殺して自分が生き残る、十分な黒マナがあったのだ。相手は、『かなり』驚いていた。そして、緑のデカブツを赤のウィニーにサイドしていたよ。
残念ながら私のデッキは以後の2戦を落とし、レートを下げないためトーナメントをドロップした。しかしながら、実に面白かったよ!
『Bad Play of the Week』
休養期間(マジックから離れていた期間)というものはMagic のトーナメントでは過大評価されるものではない。
1年前、Gerard Fabianoは彼にとっては2回目のPTQ Top 8 of the weekendをPT Junkを使って戦っていた。ここで彼は「 Demonic Consultation」を引き「 "Humpus Wumpus."」を指定してプレイした・・・。
観戦者は困惑し、ジャッジは彼に実際にあるマジックのカードを指定するよう言った。
そして約3分後、Gerardは彼の最大のクリーチャーの名前「 Hunted Wumpus/狩り立てられたウンパス」を思い出せなかった。そして欲求不満を抱えつつ「呪われた巻物」を宣言したのだった。
この時、Gerardの相手は「ウークタビーオランウータン」を持っており、ゲームに勝利したのだ。もし、「Humpus Wumpus」でなく正しいカードが宣言されていたら相手は負けていただろう。
Gerard、ありがとう。こんないい話を提供してくれて。
当ページは、2ちゃんねるの卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426([email protected])がまとめたものです。