Scar of Braingeyser
Play of the Week、Bad Play of the Week(11)
最終更新:
braingeyser
Play of the Week、Bad Play of the Week
- 原文
- Week in Review
- 著者
- Alex Shvartsman
- 訳者
- EC
- 投稿日
- 2002-01-11
- 更新
- 2003-05-18
[Week In Review February 8-14 ,2001]より抜粋。
『Play of the Week』
このプレイを報告してくれたCarl Jarrellに感謝する。
これは1年以上前、「記憶の壺」がエクステンデッドで使用可能だったころの短い期間でのことだ。多くのプレイヤーはこの「記憶の壺」を使ったぶっ壊れたコンボデッキを使って、1~2ターンで勝利していたのだ。
それは、壺デッキとネクロデッキの戦いの3戦目でのことだ。
1戦目の勝利の後、ネクロのプレイヤーは多くのカードをサイドボーディングしていたが、2戦目には全くそれらを引けずに負けていた。
そして3戦目、ネクロのプレイヤーは先攻。彼は「沼」と「暗黒の儀式」を駆使して「Demonic Consultation」を「無のロッド」を指定してプレイ!しかも、「無のロッド」をプレイするマナを残していたのだ!
壺デッキのプレイヤーの手札には「 Force of Will」がなく、「無のロッド」をなんとかすることもできなかった。ない望みにすがるよりはと、彼は敗北を認めたのだった。
壺デッキのプレイヤーには最悪だったのは、ネクロのプレイヤーのメインデッキにもサイドボードにも無のロッドを一枚も持っていなかったことだ!
私はこんな戦略には賛成しかねるし、誰も「Demonic Consultation」に何もレスポンスしないとは認められないだろう。しかし、ネクロプレイヤーの全く大胆なプレイは、彼の指し手が成功であるとともに、「play of the week」を成すこととなったのだ。
『Bad Play of the Week』
これは先週末の PTLA の最初のラウンドでのこと。Jay ElararはMatt Vienneauとのフーチャーマッチに挑んでいた。
Elararは「調査」をVienneauの手札全てを破壊するようプレイした。しかし、場はVienneauに有利だった。彼は「粛清するもの、クローシス」と「ベナリアの伝令」を場に出していて、十分なマナがあったのだ。
ここでElararは「はね返り」をドロー。それは彼のデッキの中でクローシスをどうにかできる唯一のカードだった。正解のプレイは、彼のターンエンドにVienneauが「ベナリアの伝令」のドロー能力を使用してドローがスタックにのった後に使うことだった。そうすればまず「はね返り」が解決し、クローシスは手札を通って墓地に行くだろう。
しかし、Elararは深く考えずにメインフェイズに「はね返り」をプレイしてしまった・・・。
Bad playかって?事態はさらに悪くなったよ。
Vienneauはクローシスを、手札を通して墓地に置いてしまったのだ・・・。
Elararのターンエンドに Vienneauが「ベナリアの伝令」の能力を使う段になって、彼は自分のプレイミスに気がついた。そして、『おやまあ』てなことになってしまったよ。
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