Scar of Braingeyser
Wise Words: Eye of the Tiger
最終更新:
braingeyser
Wise Words: Eye of the Tiger
- 原文
- Wise Words: Eye of the Tiger
- 著者
- Gary Wise
- 訳者
- o・∀・)nira.
- 投稿日
- 2002-01-15
- 更新
- 2003-05-18
昔はトーナメントプレイヤーだった。
ずっとまえに、Shawn Altbaumっつー旧友からMagicを教わった。
俺とShawは、7年以上のあいだToby's Good Eatsっつー珈琲ショップに毎晩のように出入りしていた仲だった。食事は正直なところあまりウマくなくて、珈琲はマズかったけど、俺らは良く知られていて5時間を珈琲いっぱいで粘らせてくれた。HeartsもポーカーもDungeons & Dragonsも、EuchreもClubbieshも試して、強くなって、いつでも一位と二位を独占していた。俺たちはもっと良くなることに取り付かれて、いくらつよくなっても競争率が高くなるわけじゃなかった。好きだった。
21歳のとき、Film degreeを取るため、Torontoを離れ、半年ちかくゲームから無縁の生活が続いた。これはそれまでいきてきてで初めてのことだった…父さんは子供の頃からゲームをしていて、CanadaのScabbleでのベストプレイヤーになったりしていて、やっぱり、そういう家系だったから。
ShawnはToby'sで『ロールプレイなしのD&D』を紹介してくれて、俺は見てすぐに嫌いになった。Shawnの一番新しいデッキ…Serra Angel+Sengir Vampire+Winter Orb…とプレイするときにあまりはっきりしたルールは教えてもらっていなかったので、ハッキリ言ってもう絶対にプレイしないとおもった。んでも、Shawnは次の土曜日にちゃんとしたルールを教えてくれたので、その週末にはカードを買っていてしまった。まーその夜に盗まれちゃったんだが。あーあのShivan…
俺はMagicはプレイするのはいまいちだって知ってたから学校へ戻ったときに止めたんだが、Mark Brombacherが友達(Chris LeSavageだったかな)とプレイしてるのを見てしまって、ついつい話し掛けてしまった。なんだかんだいってもう一度このゲームをしてみたかった。
で、すぐにMagicのトーナメントに逝くようになって、それからは結構マジメにやったよ。することすること戦術的に正しくして(好きなデッキの話からテーブルの上で踊ることまでな)、一歩でも勝利に近付けるようにした。
勝ちたかった。勝利をつかみ取りたかった。それだけを考えた。その為だけにプレイした。モラルは勝利と敗北を比較したときにどこかに飛んでいった。しなければ勝てないときは、サマもした(さすがにPro Tour逝く前に止めたが)。
勝利はヤクだ。ただ優勝商品のMoxが欲しいんじゃない。このMagicという様々な人がプレイしているゲームで、最強になることが。『最強だと思われる』ことが。大切だった。
誰かが自分と同じレベルに立とうとしているとき、いくら憎まれていても、そこまで上り詰めたことに尊敬をされる。そう考えた。でも、すぐにサマは止めた。サマはそれをした時点で、友達をだまし、他人からの尊敬は人工的なカスになるからだ。結局Torontoで最強のプレイヤーになることはできなかったが、そこそこにはなった…俺の厨房的な態度が人を遠ざけることは会ったとしても、トーナメントで俺とプレイすることはあまりしたくないことだとみんな知っていたから。でも、不十分だった。
PTQで戦うようになってから、Magic Dojoのことをしった。Dojoは俺が欲しかったものの全てだった‥強くなる為の情報と、自分の名をコミュニティの一員として認めさせる為の掲示板。トーナメントレポートを書こうとは思わなかったが、今から思うと、ただ『イイ奴』としての名を知れられたかっただけだったんだ。
Mirageブロックのトーナメントにかってから初めてトーナメントレポートを書いた。その二週間後、Alex BlumkeからeMailがきた…いっとくが、Alexはただのインターネットライターじゃない…世界チャンピオンだ。Pro Tourが出来る前に開かれたWorld Championshipトーナメントで優勝している。彼からのeMailは俺に対する感謝の言葉が書き連ねてあった。ここまでほめられたのは初めてだってぐらいに。ここで俺は自分の目標が達成されたのが分かった。俺は、俺が求めた栄光を既に持っている人物のデッキに影響を与えたのだ。
初めてのPro TourはDallasだった。USチャンピオンのDennis Bentleyや、Pro TourチャンピオンMIke Loconotoとプレイした。Terry Borerと金を分けて、Paul McCabeのデッキを使い、5-4でフィニッシュした。
その頃俺は、トーナメントに行くときは必ずベストコンディションに成るように注意していた…ヒゲを毎日そって、食事は少なめに取り(満腹になると思考がとまるからな)、効率のいいブラフのために対戦相手の性格を調べた。時にはバカらしくふるまうこともあったが、集中すべきときは知っていた。ラウンドの間にはトイレへいき、鏡を見て自分に『俺は強い』と言い聞かせた。アメフトのプレイヤーが頭を叩くような気合いの入れ方。頭の中は冴え渡り張り詰めて、それがこの知的であるプレイヤーが評価されるゲームの勝率を上げてくれた。
今は、その頃の気迫は消えたように思える。
どうしてかはわからないが、二年前ほどから俺の気迫は徐々に消え去っていった。はじめてトップ8に入れたからかもしれない。もちろんこのゲームの熱烈なファンではあったが、なんというか、この、気迫がないのだ。
PTNY2000のとき、Skaff Eliasにもう自分は『文章を書くプレイヤー』のかわりに『プレイもするライター』としてこのゲームに接するべきだ、という事を話した。この決心はPotato Nationが勝ってつぎのMastersに出ることになることによって打ち破られるのだが。
2001の初め、対戦相手がジャッジに嘘をつき、マッチに負けると共にトップ8に入る権限をなくしてしまった。俺は完全に打ちのめされた。それから俺は、トーナメントでは完全にやる気をなくしてしまった。
Worlds 2001で数人のテレビレポーターにインタビューされた。その夜にそのビデオを見て、俺はPro Tourに出場するようになってから初めてヒゲをそるのを忘れていたことに気が付いた。昔だったらこの短い毛に好きなようにさせるなんて事はなかったのにな。いつもだったら、テレビにはえるように身だしなみをキチンとしていたはずなのに。そこには、三日ほどヒゲをらないでWorld Championship初日でプレイをしている自分がいた。一瞬誰か分からなかった。
最近、Pro Tourでゲームをプレイしていると、自分の興味が徐々にMagicというゲームから離れつつあることを実感する。Magicの『人との関わり』が重視され、だんだんと『ゲームそのもの』は重要ではなくなってきたのだ。
もちろんこれはいいことじゃない。ちょっと目を向けるぐらいの魅力をもったプレイヤーなら…スキルレベルに関わらず…Magicはゲームではなく情熱そのものであるべきだ。今、俺はこの情熱をもう一度焚き付けるときなのだと思う。
San Diegoでは、俺はトップ48に入るかそれともチンケなプレイヤーに成り下がるかの決断をしなければならかった。大阪には行けることになったものの、ランクの下の方をさまようのは気持のいいことじゃない。俺は、PTNY3からのPTポイントからPro Tourに逝けた50~100人のプレイヤーの一人だった。それがどれくらい前かっつーことを証明しておこう。Jon Finkelの初めてのPro Tour優勝で、Mark Justiceがトップ8に入っていて、Kai BuddeはPro Tourでプレイしたことがなかった。
つーわけでこれをキープするのは俺に取って結構重要だったんだ。他の奴らがどう思っているか走らんが、かなりのプレッシャーをかんじている。
San DiegoではAlex Andersonの激動デッキを使うことにしている。俺のスタイルにあっているし、俺はこのカードが大好きだ。とりあえず俺が昔やっていたことを全部やって、無視すべき奴は無視し、マッチの前にトイレにいって自分がきちんとMagicをプレイ出来るように気合いを入れてくる。
このフォーマットには結構なれてると思う。一週間に一回はドラフトをしているし、直前の六週間は一日三四回はMagic Onlineでドラフトをした。Odysseyリミテッドはかなり面白い。プレイヤーのスキルの見せ所が今までで多いブロックだと思う。Tormentが待ちどうしいぜ!俺はこれが俺の力を発揮できるトーナメントだと思うし、実際うまくやるつもりだ。
今回は気合いの入れ方が違う。
今回トップ48に入れなかったら…俺の努力を二倍にするだけだ。もちろん俺の脳内ではそんなことはないんだがな?俺はいい友達、いいチームメイトを持って、そいつらは敗退をただの悪い冗談にしてくれた。俺がこのゲームに入れ込んでる限り、俺は生き、活きる。
俺の話はもちろん一番ホットな話じゃない…KaiとMikey Pはサイコーの上昇気流にノリノリだし、CMUもドラフトでは一番気張っていた。Mastersも忘れたらバチが当たるほどビッグだしな!でももし。自信がなくなったら、Sideboardに行ってcontrol (command) + fを押して、Wiseを検索してほしい。俺がどんな感じでやってるか見てみてくれ。
来週、San Diegoのレポをアップするが、ドラマはリアルタイムで見るのが一番だ。どうおわるか知ってたんじゃ、ドラマにはならないだろう?
俺に幸運を願ってくれ。いや、なくてもイケルかもしれないが、勝てたとしても、勝てなかったとしても、おれの今回の目標は俺の闘志を燃え上がらせることだ。それができたら、たった2PTポイントなんてものはどうでもいい…俺は俺が好きなゲームを、楽しんでやってるんだ。それ以上何を望む?
いい一週間だといいな。
当ページは、2ちゃんねるの卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426([email protected])がまとめたものです。