Scar of Braingeyser
Play of the Week、Bad Play of the Week(20)
最終更新:
braingeyser
Play of the Week、Bad Play of the Week
- 原文
- Week in Review
- 著者
- Alex Shvartsman
- 訳者
- EC
- 投稿日
- 2002-01-20
- 更新
- 2003-05-18
[Week In Review, Catching Up]より抜粋。
『Play of the Week』
中村 聡は、そのデッキの製作者Zvi Mowshowitzよりも、ターボランドを使い続けるプレイヤーとして世界的に有名だ。この日本人のプレイヤーは、前シーズンのGP台北と同じく先週のGPシドニーでもターボランドで Top 8 に入った。
ほとんどの Trix を使うプレイヤーは、「寄付」で相手に「Illusions of Grandeur 」という酷いエンチャントを押し付けたら、もう勝ったと思うだろう。
しかし、複数の「踏査」を場に出している中村氏にはそれは当てはまらない。中村氏は「Illusions of Grandeur」のアップキープコストを5~6ターンは平気で維持し、その間に相手を打ち負かしてしまうのだ!
[A Week In Review]より抜粋。
『Play of the Week』
このクールなプレイは、先週行われた2対2のチームドラフトであった。私のドラフトのパートナーであるAlex Briggsは深刻な状況にあった。
彼は数体の飛行クリーチャーを場に出していたが、相手の 3/3の地上クリーチャーの群れの前には敵すべくもなかった。Alexはかなりのダメージを受け、4ライフまで減らされていた。数ターン後には、彼は負けるだろうと思われたのだ。
戦闘ステップの後、Alexの相手はゲームを終わらせるため、4マナをタップしてキッカー付きの「デアリガズの息」をプレイした。Alexはここで「オアリムの接触」をキッカー付きでプレイした!
彼はただダメージを受けなかっただけではなく、この「地震」に似たスペルで相手側のクリーチャーだけが死んだのだ。飛行クリーチャーはこのスペルの効果を受けなかったので、2ターンで相手を倒せたのだった。
この話はこれだけでは終わらなかった!
チームドラフトに勝った後で、Alexと私は8人制のロチェスタードラフトに参加し、Alexは1枚、・・・2枚、・・・3枚もの「デアリガズの息」をドラフトしたのだ!普通に考えれば、彼は既にドラフトに勝っていたと言える。しかしながら、彼は前のドラフトで相手がなったのと同じ目にあったのだ。
勝負を決める3戦目でのこと、Alexは「デアリガズの息」を勝つためにプレイしたが、彼の相手は「生き返りの蒸気」を使って北風に耐え、生き残った。そして、相手は場を盛り返してマッチに勝利したのだった。
[A Week In Review]より抜粋。
『Play of the Week』
1999年のヨーロッパチャンピオンであるNicolai Herzogは、今週末の北欧チャンピオンシップで青単色のブルースカイビートダウンを使っていた。彼の相手はアンクタイド(「ミシュラのアンク」と「パララクスの潮流」のコンボやバウンス系のスペルで土地を攻めるデッキ)だった。
Nicolai は劣勢だった。ライフは6まで減らされており、相手のバウンススペルと自分の「目くらまし」や「妨害」で土地が場に無かったのだ。彼に場を立て直し、ゲームに勝つ手段はない・・・そう思うだろう?
Nicolaiはただ土地を出すのを止めた。そして、ゲームの残りを手札を捨てる以外何もしないことにしたのだ。
彼の相手はこの状況を想定していなかった。Nicolaiにダメージを与える手段が他になかったのだ。結局、彼の相手は投了に追い込まれたのだった。
581 名前: EC 投稿日: 02/01/20 19:37
さて、一日に2~3本のプレイ記事を訳してきましたが、今回で過去ログが切れたことにより終了します。
ヘタレな訳にお付き合い頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
誤訳をかなりやってしまいましたが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。なお、「Bad/Play of the Week」の記事の過去ログ全てを訳したわけではありません。個人的につまらないと思った記事は訳していませんので、興味のある方は探してみて下さい。(例:「崇拝」コマタ、エンチャント壊せない・・・。あ、「総崩れ」ヒイタ。―単なるトプデキジャンカ。)
訳し初めにも書きましたが、人のナイスプレイやヘボプレイはマターリして好きです。マジックというゲームが今後も楽しいものでありますように!
では、ひとまずサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。