ミドガルズオルム

それは、全身を蒼き鱗で覆われた大蛇。
終焉を告げる、黄昏の日の尖兵。
幾百、幾千の暴威を踏み潰す暴威。
幾千、幾万の悪意を喰らい尽くす悪意。
彼の者の名は――――世界蛇“ミドガルズオルム”
(本編より)


超レイド級モンスターの一体。世界蛇、ヨルムンガンドとも。
属性は『水』と『光』。

全長44039.7cmという規格外の体長を有する超々々々々々大型蛇竜。
世界蛇の名に相応しく、ブレイブ&モンスターズ! に登場するすべてのモンスターの中でも他の追随を許さないぶっちぎりの巨体を持つ。
蒼く、ところどころ虹色にも輝く美しい鱗に全身を包み、身体の各所に巨大な鰭を持つ。四対の黄金の眼を有する頭部は体長に比して小さく、カジキのように鋭く尖った吻部を持つ。
わざわざ攻撃行動に出ずとも、ただその場に存在するだけで大災害級の被害をもたらし、身じろぎしただけで津波が発生する。
ゲーム中の効果は召喚されている最中、フィールド全体に存在する敵に毎ターンのDotダメージを与えるというもの。
もちろん本当に攻撃しようとしても絶大なダメージを与える。鋭く尖った吻部は重巡鋼艦ブリガンダインの衝角より巨大であり、
軽く動かした鰭に当たっただけでも大抵の敵は死ぬ。大きさ=強さを体現するモンスターである。
当然、デカすぎて敵個体を選択し攻撃するなどという器用なことはできないため、攻撃はすべて全体攻撃となる。
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃の超レイド級は好きですか?

ユニークスキルはフィールド上のすべてを津波で押し流す『絶対無敵の大波濤(インヴィンシブル・タイダルウェイブ)』と、
鱗に蓄えた日光を熱力に変換して口から放つブレス『終焉を告げる角笛(インペリアル・ガンマ・レイ)』。
ゴッドポヨリンの『審判者の光帯(ジャッジメント・クエーサー)』と原理は同じだが、
威力は『終焉を告げる角笛(インペリアル・ガンマ・レイ)』の方が段違いに高い。

最終戦争(ラグナロク)の際には世界を喰らい尽くすと言われる大海竜であり、暴威を振り撒く破壊神であると同時、
あらゆる生命体の揺り籠である水の守護者でもあり、水属性モンスターをコストゼロで無尽蔵に召喚し使役することも可能である。
使役できるモンスターの中にはスライムなど低級なものからクラーケンなど準レイド~レイド級に迫るものもおり、
そのためだいたいの敵はミドガルズオルムの召喚した手下の攻撃で死ぬ。

神話の時代、人魚族(メロウ)の王女マリーディアは我が身と引き換えにミドガルズオルムを召喚し、メロウの国を跡形もなく破壊した。
人魚の泪』というキーアイテムが召喚のトリガーとなっており、通常の手段では召喚できない。
リバティウムの戦いでは、人魚の泪を強奪したミハエル・シュヴァルツァーがマリーディアの嘆きを利用してミドガルズオルムを召喚、
更に悪魔の種子(デモンズシード)を与えて暴走状態に変え、リバティウムを半壊状態に追い込んだ。
最終的に崇月院 なゆたたち(異邦の魔物使い(ブレイブ)』がライフエイクとマリーディアを和解させることで、
暴走を鎮静化させることに成功。

人魚の泪はティアドロップ型の小さな容器に入った蒼い液体。マリーディアが流した涙という伝説の品で、
なゆたは懐に入れて肌身離さず大切に所有している。
一度なゆたが意識を失っているときにエンバースが拝借し、ミドガルズオルムの幻影を召喚したことがある。(正規の召喚ではない)

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最終更新:2022年09月02日 21:20