風の双巫女

風渡る始原の草原に存在する神代遺物、始原の風車を守護する二人のシルヴェストル
金髪の方がテュフォン、銀髪の方がブリーズ。髪の色以外は完全にそっくりな双子。
喋るタイミングも全く一緒のため、自動的に発言がサラウンドになり聞く者を混乱させる。

風車の麓にあるカザハの故郷、シルヴェストルの里で始原の風車の中にあるテンペストソウル――歴代風精王の魂を祀っている。
カザハと同じく次代の風精王となる可能性を秘めたレクス・テンペストであったが、
カザハとは違い二人の魂が揃って初めてひとつのテンペストソウルを宿す不完全な存在であり、
風精王の座を辞退しカザハを次の風精王にしようとしていた。

片方だけでも強大な風の力を使う精霊であったが、十二階梯の継承者兇魔将軍イブリースにはまるで歯が立たず、
窮地に陥ったカザハを生かしシルヴェストルの未来を繋ぐために『覇道の』グランダイトと契約し、
魔剣ストームコーザーの材料となるためにその命を捧げた。

なお、カザハは双巫女と比して自分を姉だと言っているが、等しく始原の風車から生まれるシルヴェストルに長幼の序列はないため、
完全に自称である。
(発生順の前後はあるが、それをもって序列をつける概念は無いようだ)

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最終更新:2022年02月01日 02:04