ドロダンゴーレム

本稿では進化形のミスリルヌリカベ、タロスに関しても併記する。
『ブレイブ&モンスターズ!』アニメ化第一作、無印の主人公三人組のひとり・チィのパートナーモンスター。
チィは『ぼんちゃん』と名付けている。

地属性の初期モンスター。サッカーボールくらいの丸い泥の塊に短い手足が生えており、胴体の真ん中に目の役目を果たすW型のスリットが付いている。
愛くるしい(?)見た目に反して初期モンスターの中ではAGI(敏捷度)以外の物理ステータスが比較的高く、
潤沢なライフを持ち攻撃力と防御力に秀でている。前衛としてタンクを務め、またサブアタッカーも卒なくこなせる優等生。
物理に対しては強い抵抗力を持つものの、魔法攻撃にめっぽう弱く炎魔法では表面が乾燥しヒビ割れてしまい、
水系魔法では泥が泥水と化して人型(?)を保てなくなってしまう。
運用としてはパーティーのヘイト集積装置としてタゲを取り、仲間に敵を駆逐してもらうまで耐えるという地味な役割になるだろう。
初期モンスターはだいたいが中間形態に進化できるようになる中盤以降はステータスの見劣りが激しくなり戦力外通告となりがちだが、
ドロダンゴーレムはターンごとに同様のモンスターが一体増えるスペルカード『増殖(グローイング)』と、
フィールドを地・水属性に変えるユニットカード『ぬた場』との相性がアホみたいに良く
『ぬた場』で『増殖(グローイング)』を使用するとシナジーによって通常は毎ターン一体増殖のところが二体に増える。
一方で進化形態のミスリルヌリカベは『増殖(グローイング)』と『ぬた場』の効果を受け付けないため、
プレイヤーの中には敢えてドロダンゴーレムをミスリルヌリカベに進化させない者も多い。

  • ミスリルヌリカベ

2×2mの四角い壁に短い手足が生えており、壁の中央に小さな一対の目が付いているモンスター。
ドロダンゴーレムよりも更にAGIが減少しブレモン屈指の鈍足王になってしまったが、反面ミスリルの名の通り恐るべきDEFを誇り、
タンクとしての性能を遺憾なく発揮するようになった。というかタンクしか使い道がない
ドロダンゴーレム時の弱点であった魔法防御の薄さも材質がミスリルとなったことで克服し、鉄壁の要塞の称号を欲しいままにするが、
やはり致命的に動きが鈍いためソロではまず勝ち抜けない。信頼できる仲間と共にいて初めて輝けるキャラクターと言えよう。
スペルカード『万里の長城』を使うと巨大な身体が更に上下に伸び、まさしくパーティーの長城として防御の要と化す。
また、壁形態だけでなく攻撃時には様々な姿に変形(トランスフォーム)することが可能。
レベルアップに従いピラミッド、コマ、凱旋門、ローラーなど多くの姿を取れるようになる。
泥とミスリルとでは当然ながらステータスに(AGI以外)天と地ほどの差があり、強力なモンスターなのは間違いないが、
前述したようにドロダンゴーレム最大の強みの一つである『増殖(グローイング)』と『ぬた場』の恩恵を得られないため、
ドロダンゴーレム>タロスとミスリルヌリカベをすっ飛ばして進化させるブレイブも少なくない。
バレットハチドリといい、やはり中間形態は往々にして不幸なものである。

  • タロス
身長3mほどの燃え盛る青銅の巨人。準レイド級モンスターの一角。
ミスリル>青銅って弱体化してるじゃないか! と当初フォーラムでは不満が続出したが、
公式は『神が造った青銅だから人間の造ったミスリルより強い』という強引な力技で不満を捻じ伏せた。
というかゆるかわファンタジー的なドロダンゴーレム、水木イズム溢れるミスリルヌリカベと違い、完全にロボットな見た目である。
しかもスーパーで大戦なナニガシに参戦してきそうなデザイン。ゲッター的なビームとか撃ちそう
というか撃つ
ミスリルヌリカベをも凌駕する物理ステータスの高さに加え、ヌリカベの弱点であったAGIの低さも(ある程度)克服しており、
背部のバックパックについたバーニアで空をも飛ぶ。
また、ユニークスキル『デストロイモード』を使用すると装甲が展開。体内を駆け巡るマナが紅く輝く超攻撃形態に変形し、
レイド級モンスターにも迫る圧倒的な攻撃力を発揮するようになる。
まさに可能性の獣
なお、コックピット等はないので内部にパイロットとして乗り込むことはできない。
マ○ンガーの系譜ではなく鉄○28号の系譜のロボットということか。

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最終更新:2022年11月07日 18:29