SF百科図鑑
ロバート・シルヴァーバーグ「憑きもの」
最終更新:
匿名ユーザー
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2001年
10/6
シルヴァーバーグ「憑きもの」★★★★
まあまあ。アイデアは秀逸だが、扱いがややありきたりで深みがない感じがする。まあシルヴァーバーグはたいていそうだが&&。初期短編の代表作とされるので、期待し過ぎたせいもある。しかし、こういうアイデアストーリーよりは「夜の翼」のような幻想小説の方が明らかに優れているような気がするのだが&&。
ただ、ラストのホモオチは笑いました。「世にも奇妙な&&」向きのネタかも。この手の「家畜のように扱われる人類」ネタは、「危険なヴィジョン」の「蝿」もそうだし、シルヴァーバーグの好みなんでしょうか。