SF百科図鑑

ロジャース「燃える海の救命艇」

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匿名ユーザー

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2002年


4/27
ロジャース「燃える海の救命艇」★★★
他人の記憶から死者の生前の人格シミュレータを作る話。ところが一開発者が死亡し、その者のシミュレータを作成するに及んで・・・。オチはそいつが生きており計画的データ改竄で捕まるというありがちなもの。そいつ、自分は死んだと言い張って終わる(笑)。生と死に関する哲学的考察を目指そうという意図は買うし、気取った文体からもそれは明らかだが、如何せん底が浅い。意余って力足りずという感じの作品。どうしてこう、アメリカSFって浅いんだろうね。。。

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