元建設業社長、労基法違反で
東京電力福島第1原発など東北3県の原子力発電所の放射線管理区域で、18歳未満の少年が年齢を偽って働いていた問題で、いわき区検は13日、いわき市好間町愛谷の建設業「アクト」元社長の男(54)を労働基準法違反でいわき簡裁に略式起訴した。
発表によると、元社長は2007年10~11月、福島第1原発の放射線管理区域内で、少年4人が就労を禁じられている18歳未満と知りながら、機械設備の点検業務などに従事させた、とされる。
富岡労働基準監督署は法人としてのアクトも、労働基準法違反容疑で書類送検していたが、地検いわき支部は「元社長の刑事責任を問えば十分」として不起訴(起訴猶予)とした。また、08年5月に東北電力東通原発(青森県)の同区域内で3日間、別の18歳未満の少年を業務に従事させたとして、労働基準法違反容疑で書類送検されていたいわき市中央台飯野の50歳代の建設業者についても、「18歳未満と初めから知っていたわけではなく、業務の終盤で気付いたもので、積極的な違反ではない」として不起訴(起訴猶予)とした。
東京電力は「当社はすでに18歳未満の就労がないよう再発防止を徹底しているところであり、これまでの対策を継続して実施していく」との談話を出した。
(2009年11月14日 読売新聞)
(2009年11月14日 読売新聞)
ソース:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20091114-OYT8T00111.htm