週刊SPA!7月 7日(水) 13時47分配信 / 国内 - 社会
★30代女性記者が迫る![女性優遇社会]にマジギレする男たち(2/8)
■裏で割を食わされている男たちの嘆き
男がこんな小さなことを……いや、いろんなことを気にしていたとは。だが取材を進めるうちに、「男性差別」を訴える声が想像以上に切実であることを感じた。
多かったのが、「就職が困難」だというケース。女子学生の就職が困難だった「氷河期」を体験した記者には、男性であることがマイナスに働くなんて、想像がつかないのだが……。
「求人内容にお茶くみ、掃除と書いてある場合、女性希望と判断して履歴書は送らないようにしています」と語る矢津幹久さん(仮名・43歳・求職中)。簿記2級の資格を持ち、経理を中心に総務職歴10年のベテランだ。しかし、ほとんどの面接で門前払いだという。「10件中8件は『女性を念頭に置いて募集をかけた』と言われる。募集要項に『女性のみ』と書くのは法律違反だから、と」
SE歴10年の廣岡達也さん(仮名・38歳)はPC関連職の面接を受けるたびに落とされてしまう。
「PCの専門家よりも受付や雑務などを兼任する人材として女性を求めている。確かに受付に座っているなら女のほうが見栄えがいいですよね」と廣岡さんは自嘲する。現在は年収100万円程度の肉体労働で糊口をしのいでいる。
20以上の企業に「必要なのは女性」だと断られているのは、佐保大介さん(仮名・32歳)。希望職種は貿易や英語関係の仕事だ。
「僕は日常的に英語を使用し、英検2級も持っている。15か国以上の渡航歴があるし、むしろ適性はあるはずです!」
厚労省労務局均等室などに指導要求書類を送っているが、改善の兆しはないという。佐保さんは失望と怒りに震えながら「能力不足は努力で補えるが、性別は変えられない。これは一種のアパルトヘイトですよ」と吐き捨てた。
最終更新:7月 7日(水) 13時47分
最終更新:7月 7日(水) 13時47分