「
Don't Leave Me」(ドント・リーヴ・ミー)は、B'zの楽曲。作曲は松本孝弘、作詞は稲葉浩志。略称は「
ドンリブ」。
この頃は長期にわたるライブのためメディアへの露出が少なかった上に曲調がかなり暗い作品が目立ったため、このシングルのリリースの頃から
B+U+Mを解体する『
MOTEL』のリリースの時期までは「暗黒時代」と言われた(現在はメンバー自身も1994年を「暗黒時代」と呼んでいる)。
8thシングル『
LADY NAVIGATION』から7作連続で2週以上連続1位を獲得した。先行シングルにもかかわらず初動で79万枚を記録し、3作連続の初動70万枚越えとなり、2週目にはミリオンセラーとなる。B'zのシングルでは『
LOVE PHANTOM』に次いで2番目の初動売上となり、累計売上も6番目のヒット曲である。前作「
裸足の女神」までとは打って変わってブルース色を前面に出した曲。
松本は「(『
The 7th Blues』からの先行)シングルとして、今までの様なポップな曲も候補にはあったけど、そろそろ目先を変えたものが必要だと思うし、自分たちがいいと思った曲を敢えてシングルにした」と述べており、歌詞は過去を振り返る孤独な男を表現した内省的なものとなっている。
PVは、ロサンゼルスの郊外にある荒野やハイウェイで撮影された。
1994年3月11日に放送された『
ミュージックステーション』で披露された際は、『
The 7th Blues』収録の「
おでかけしましょ」と共に演奏された。また、この時から2人の立ち位置が変わり、稲葉が中央、松本が手前から見て右側と現在の立ち位置になっている。
ライブではイントロが延長され、1番サビに入る前にテンポが下がり、アウトロではブルースハープの代わりに稲葉が高音シャウトを連発することが定番となっている。
アルバムツアー『
B'z LIVE-GYM '94 "The 9th Blues" PART 1』ではアンコールラストナンバーとして演奏されたのに対し、 『B'z LIVE-GYM '94 "The 9th Blues" PART 2』では一転してオープニングナンバーとして演奏された。
PV
ロサンゼルスより車で1時間ほど走らせた場所にあるドライレイクで撮影された。
収録作品
CD作品
最終更新:2024年06月22日 09:19