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アライメントの仕方(アライメントの種類)
アライメントとは、望遠鏡に付属のコンピューター(NexStar SLT)に星空の状況(時刻、観測地点、東西南北など)を記憶させるための前準備のことです。
このページでは、コンピューターに現在の星空の状態を教え込ませる方法の種類を紹介します。
まず、種類の選択方法です。
- ハンドコントローラーに「Pless Enter To begin alignment.」と表示されるまで、「UNDO」を押します。
- 「ENTER」を押すと「Select Method」と表示させ、「UP」(又は「DOWN」)を押し、アライメント方法を切り替えます。(「ENTER」で決定)
各アライメント方法での設定方法は、ほぼ「アライメントの仕方(観測前に行うこと)」に準じています。
次にアライメントの種類です。
- 「SkyAlign」...「アライメントの仕方(観測前に行うこと)」で説明されている方法です。天頂を取り囲むような大きな三角形を描くように、任意の星を3つ登録します。(ハンドコントローラーの「Align」を押した場合、このアライメント方法になります。)
- 「Auto Two Star」...ハンドコントローラーが表示した2つの星をそれぞれ位置合わせします。時刻と観測地点を基に、候補となる星を表示してきますが、その星がわからない(見えない)場合、「UP」(又は「DOWN」)を押し、別の候補(星)を表示することができます。
- 「Tow Star Align」...できるだけ1方角にならない様な任意の星を2つ登録します。
- 「One Star Align」...任意の星を登録します。
- 「Solar Sys.Align」...候補となる太陽系の星選択し、登録します。(私は専らこの方法です。)
私は、「SkyAlign」、「Auto Two Star」、「Solar Sys.Align」しか使用したことはありませんが、アライメント後の自動導入の精度は、「SkyAlign」「Auto Two Star」が高いように思います。
ロケーションや天候等により、天頂を中心とした任意の基準星が見つからないような場合や、一つの天体を1~2時間追尾する程度の利用なら 「Solar Sys.Align」でも十分と感じています。
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- 投稿ありがとうございます。このページとSKYsyncのページをメニューに追加しました。今後ともよろしくお願いいたします。 -- (管理人) 2013-01-07 20:52:34
最終更新:2013年01月02日 16:05